リリカルな世界でぐ~たら生きてきたいな~と思います(笑)   作:リオネ

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お久しぶりです
リオネです

三週連続の大会は、流石に疲れました。

本編ではなく閑話ですがどうぞ


閑話2 体術風景

今、蓮は、フェリスから全力で逃げている。体術の修行のはずが蓮は、必死で逃げている。理由は、至って簡単フェリスのスペックがチートだからである。素手でコンクリを陥没させたり、壁を走ったり、某筋肉達磨程ではないが、蓮にとっては、恐怖対象であった。これは、蓮が修行開始初日の体術修行の風景である。

 

 

 

フ「待てー!!逃げるんじゃない!!」

 

フェリスは、叫びながら蓮を追いかける。蓮は、その言葉に対し

 

蓮「逃げるに決まってんだろ!!つーか逃げないと俺が死ぬ!!」

 

蓮は、魔法による身体強化をかけ、必死で逃げる、逃げる。たが、フェリスは、身体強化している蓮との間を詰める。

 

フ「逃げるなといってるだろが!!」

 

ドゴォォォン

 

フェリスの蹴りが蓮をかすり、そのまま地面に落ちた。蹴りが落ちた場所は、クレーターが出来ていた。それを、見た蓮は、顔が青くなった。

 

蓮「ハ、ハハハハなにこれ俺死ぬんじゃね?」

 

そんな、蓮にフェリスの追撃

 

フ「ハァァァーーーッッ!!」

 

ドゴォォォン

 

蓮は、奇跡的に回避成功した。後、少し遅かったら蓮は亡き人になってただろう。

 

フ「よく避けたな」

 

フェリスは、楽しそうに蓮に言う。しかし、蓮は

 

蓮「バカがお前は!!あんなのくらったら死ぬわ!!」

 

キレる

 

フ「バカとはなんだバカとは!!お前の修行の為にやっているんだぞ!!それに、お前が逃げるから力が入ってしまうんだ!!」

 

フェリスは、盛大に怒鳴る。

 

蓮「逃げなくても手加減しないだろお前は、剣術の時だって容赦なく襲ってきだろ!!」

 

蓮は、そう言うフェリスは、前の剣術の修行で蓮をボコボコにしていたのだ。当たり前で蓮は、手も足もでなかった。そんな事を知っていたので蓮は、逃げていたのだ。

 

フ「むっ!・・・仕方ないだろお前が強いのであるからな。だからつい」

 

蓮「『つい』ってなんだよ『つい』って、それに、俺はそんなに強くない!お前にコテンパンにされただろうが!!」

 

蓮は、全力で叫んだ。フェリスは

 

フ「しょうがないだろう蓮とは、全力で戦いたいんだから!それに

 

蓮「それに?」

 

フ「強くなってほしいんだ」

 

そんな言葉に蓮は、少し心が痛んだ

 

蓮「そっかごめんフェリスの思いも知らないで・・・わかった俺全力で「私を楽しませるために」・・・やっぱ逃げるわ」

 

途中で入ってきたフェリスの言葉により蓮の決意は固まった。蓮のやることは1つ逃げることだ。だが、遠くない未来蓮の決意は、逆にかわるのである。その話は置いといて、蓮は、再び逃げに徹した。

 

フ「さっきの展開から挑んでくるパターンに入るだろ!!」

 

蓮に向かって言い放つ。蓮は、

 

蓮「ああ、そんな展開になりかけたな!!お前の個人的娯楽の言葉が出るまではな!!」

 

フェリス頭を抱えた

 

フ(くっ!つい本音が出てしまったからか・・・私としたことが)

 

そんな事を考えていた。フェリスは、あることを思い付いた。フェリスにとっも得で蓮にとっも得なアイデアだ。しかし、蓮が乗るかどうかがわからない。だが、フェリスは、行動に出た

 

フ「ならば私に一撃与えたら修行(今日の)を終了する」

 

その言葉に蓮は、反応した。

 

蓮「終了って本当か?」

 

蓮は、逃げながら質問する。

 

フ「ああ、本当だ」

 

その言葉を聞くと蓮は、逃げるのをやめ、フェリスに向かい合う。恐らく蓮は、終了の意味を違ったとらえ方をしてやる気になったのだろう。そんなこんなで蓮は、両腕に魔力を纏い魔力操作による変化ではなく、『硬化』で両腕に纏った魔力を硬化した。魔力光が黒のせいか漆黒の腕になっていた。

 

蓮「魔力硬化『ブラックアーム』」

 

ネーミングセンスは・・・・残念だった。てか、そのまんま

だが、両腕に、纏っている魔力の量はハンパな量ではなかった。

 

フ(凄い量の魔力だな。本当に一撃狙いか)

 

蓮(逃げてる途中で考えたけどぶっつけ本番で出来るもんだな‥っと今は、フェリスに一撃与えないとな。俺の睡眠のために)

 

蓮は、左手を前に出し、右手を腰の辺りに引く。フェリスは、軽く腰を落とし構える。

 

ダッ

 

最初に動いたのは、蓮であった。一気にフェリスとの間合いを詰める。しかしフェリスは、カウンターの構えをとる。

 

フ(もらった!!)

 

フェリスの右手の拳が蓮を捕らえようとするが蓮は、まるでそれを見越していたかのように当たる寸前でターンし、左のストレート。がフェリスは、それに反応し、左手で防ぐ。たが、蓮はそのままフェリスの左手を掴み、腹部に右のフックを決めた。

 

フ「ぐふっ」

 

フェリスは、膝をついた。それをみて蓮は、

 

蓮「しゃぁぁぁぁ!!一撃入れたぞォォ!!」

 

テンションがMAXになっていた。

 

蓮「これで、これで睡眠時間が増える」

 

まだ1日もたっていないのにまるで何年もやっているかのような口ぶりであった。そんな言葉にフェリスは、

 

フ「何を言っている。今日は、終了するということだ」

 

そんな言葉に蓮は

 

蓮「ゑ?」

 

意味が分かっていなかったようだ。

 

蓮「えーっと、体術の修行自体が終了ってことじゃなく?」

 

フ「修行初日に終了しては、修行の意味がないだろう」

 

蓮は、絶望し、両手を地面につける。

 

蓮「俺の頑張りはどこに・・・(泣)」

 

そんな絶望している蓮に対しフェリスは

 

フ「そ、そんなことより///せ、責任を取ってもらうぞ///」

 

そんな言葉に蓮は反応する。

 

蓮「責任?」

 

フ「そ、そうだ責任だ///」

 

フェリスの顔が茹でたタコのように赤くなる。そんな、フェリスを見て蓮はフェリスの言葉を後回しにして、フェリスのおでこに自分のおでこをくっつける。

 

フ「なっ!///」カァァ~~

 

フェリスの顔が更に赤くなるが蓮は気がつかない

 

蓮「ん~熱はないようだな。じゃあなんで赤くなるんだろ?」

 

フェリスに質問するがフェリスは、口をパクパクし、そのまま全力で走ってどこかに行ってしまった。蓮は、なんでフェリスがああなっかのかを必死に考えていた。

 

蓮(なんでああなったんだ?まさか、さっきの修行でか?いや、もしかしたら俺が知らないうちに気に障ることを言ってしまったのか?)

 

様々な考えが出てくるが肝心な考えが出てこなかった。蓮は、思考の海に入っていると不意に後ろから

 

ウ「蓮さん、さっきフェリスとキスしてましたよね?」

 

目のハイライトが消えている。ウルが立っていた。ウルの見ていた角度からは、蓮がフェリスにキスをしている風に見えており、その後

フェリスがどこかに走り去ったので確実にキスをしたのだと確信していたのだ。

 

蓮「ゑ?キス?」

 

そんな発言にウルは、

 

ウ「そうですか。とぼけるつもりですか。」

 

さっきまで出していなかった殺気を出しており蓮は、言葉を出せなくなった。

 

ウ「無言ですか。少しO☆HA☆NA☆SHIしましょうか?」

 

ウルのこの宣言により蓮は、地下らしきところに引きずられていったが蓮はウルの殺気により気絶寸前になっており、叫ぶに叫べなかった。その後、少しの間の記憶が飛んでいたそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

走り去ったフェリスは、というと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

フ「くっ//私としたことが///・・・それにしてもマスター可愛いかったな///だが、将来は、格好良くなるんだろう。だが、それも///ってなにを考えているんだ私は!!」

 

 

 

 

 

暴走していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




リオネ「えっと、本当にお久しぶりぶりです。」

蓮「本当に久しぶりだな」

フェリス「今までなにしていたんだ?(怒)」

ウル「そうですね。本当なにしてたんですかね?(怒)」

リオネ「ビクッ・・・蓮なんであんな怒ってんの?」

蓮「更新が遅かったから?」

リオネ「それは・・・だって大会とか、練習やらで疲れてたんだよ!!っていうか三週連続とか死ねるよ!!本当、昨日の大会個人戦の後で足つって、他校の保護者の人に助けて貰ったんだから」

蓮「優しいなその人」

リオネ「うん、本当優しかったし嬉しかった」

蓮「まぁ、眠いから終わろうや」

リオネ「うん、そうしよう」

リオネ・蓮 「「では、次回は・・・・Zzzz」」

フェリス・ウル「「寝たっ!?」」

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