とある転移の学園都市   作:Natrium

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二話連続投稿


第十話 一万年の時を経て In_The_New_World

 

 第二文明圏、列強国ム―

 晴天、雲は遠くに少し浮かんでいるのが見えるのみであり、視界は極めて良好である。

 気候はあたたかくなってきており、鳥たちはのんびりと歌い、蝶の舞う季節。

 

 技術士官マイラスは軍を通じて伝えられた外務省からの急な呼び出しに困惑していた。外務省からの呼び出しは、空軍のアイナンク空港だった。

 列強ムーには、民間空港が存在する。まだ富裕層でしか飛行機の使用は無く、晴天の昼間しか飛ぶ事は出来ないが、民間航空会社が成り立っている。民間の航空輸送は私の知りうる限り、神聖ミリシアル帝国とムーでのみ成り立つ列強上位国の証である。機械超文明ムーの発明した車と呼ばれる内燃機関に乗り、技術士官マイラスは空軍基地アイナンク空港に到着した。

 

 しかし、わざわざ急遽空軍基地に呼び出すとは、いったい何だろうか?

 そう考えながら、控え室で待つこと二十分、

 

 軍服を着た者と、外交用礼服を着た者二名が部屋に入ってくる。

 

「彼が技術士官のマイラス君です」

 軍服を着た者が外交用の礼服を着た者に紹介する。

「我が軍一の、技術士官であり、この若さにして第一種総合技将の資格を持っています」

「技術士官のマイラスです」

 

 マイラスはニッコリと笑い、外交官に答える。

 

「かけたまえ」

 

 一同は椅子に腰掛け、話が始まる。

 

「何と説明しようか……」

 外交官がゆっくりと口を開く

「今回君を呼び出したのは、正体不明の国の技術レベルを探ってほしいのだよ」

 

 マイラスは第八帝国の事かと思い、

 

「グラ・バルカス帝国の事ですか?」

 

 しかし、思わぬ答えが返ってくる。

 

「いや、違う。新興国家だ。本日ムーの東側海上に白い船が一隻現れた。海軍が臨検すると、学園都市という国の特使がおり、我が国と新たに国交を開きたいと言ってきたのだ。それ自体は珍しい事では無いが、問題は、彼らの載ってきた乗物だ———帆船では無いのだよ」

「まさか……」

「そして魔力感知器にも反応が無いので、魔導船でもない。機械による動力船であると思われる」

「やはり、そうですか……」

「そして、さらに問題なのが、我が国の技術的優位を見せるために、会談場所をアイナンク空港に指定したら、飛行許可を願い出て来たのだよ」

「当初は、外交官がワイバーンで来るのか、なんて現場主義な国かと話題になった。飛行許可を出してみたら、飛行機械を使用して飛んで来たのだよ」

 

「ッッ‼⁉」

 

「先導した空軍機によれば、相手は時速五百キロ程度の飛行速度であり、我が国の航空機以上のスピードだったらしい。先導するはずが、逆に向こう側に速度を落とされたって嘆いていたよ。試しに、空戦したら、勝てそうか聞いてみたが、勝ってみせると空軍パイロットは答えた。つまり、精神論に頼らなければ勝てない相手だという訳だ」

 

 ただ、と彼は続ける。

 

「飛行原理が我々の知っている航空機とはちょっと違うようなのだよ。見たことが無い飛行機械だった。そこで、マイラス君、君の出番となった訳だ」

「彼らの言い分によれば、学園都市は第三文明圏フィルアデス大陸のさらに東に位置する文明圏外国家だ。しかし、持ってきた飛行機械の技術はパーパルディア皇国を超えているようだ。我が国との会談は一週間後に行われるが、その間に彼らを観光案内し、我が国の技術の高さを知らしめると共に、相手の技術レベルを探ってくれ」

「了解しました」

 

 技術士官のマイラスは、久々に技術者魂の震えを感じた。

 

 (未知の飛行機械か……いかなるものだろうか?)

 

 そう考えたマイラスであったが、

 あっ、と外交官がマイラスの思考を遮り、今思い出したかのように重要な情報を告げる。

 

「学園都市の使用した飛行機械は、今空港東側に駐機してあるので、まずは見ておいてくれたまえ」

 

 それだけ言うと、外交官は立ち去った。

 

 ————十分後。

 マイラスは駐機場にある学園都市という国の乗ってきた飛行機械を眺め、唖然としていた。

 

 (プロペラが上に付いている。これを回転させて飛んで来たらしいが———なるほど、航空機の翼の形状をしているのか。それを回転させて揚力を得ると……。だが逆方向へのモーメントはどうやって———いや、二枚のプロペラをそれぞれ逆方向に回しているのか。それならモーメントは発生しないな。しかし、これを回転させて飛ぶにはかなり強力なエンジンが必要になるが……)

 

 『六枚羽』の技術を利用して作製された超音速ヘリコプター、HsTH-03。

 マイラスはその秘密を解き明かそうとしたが、

 結局、会談の日まで通い続けることになることを、彼は未だ知らない。

 

 

 

 

 2

 

 応接室へ向かうマイラスの足取りは重い。

 学園都市のヘリコプターと呼ばれる飛行機械は、おそらく我が国では、エンジン出力不足で作る事が出来ないだろう。

 少なくとも、エンジンに関しての技術は先を行かれている可能性が高い。

 しかし、我が国には高さ百メートルクラスの超高層ビルや、最新鋭戦艦ラ・カサミがある。

「どうなる事やら……」

 

 マイラスは陰鬱な気持ちになりながら、学園都市の使者が滞在する部屋の扉をノックした。

 どうぞ、と返事が返ってきたのを確認して、彼は扉をゆっくりと開けた。

 中には、二名の男がソファーに座っていた。

 

「こんにちは、今回会議までの一週間ムーの事をご紹介させていただきます、マイラスと申します」

「外交部の御園です。今回ムー国をご紹介いただけるとのことで、感謝いたします。こちらにいるのが、補佐の佐伯です」

「では、具体的にご案内するのは、明日からとします。長旅でお疲れでしょうから、今日はこの空港のご案内の後に、都内のホテルにお連れします」

 

 マイラスは、空港出口へ行く前に、空港格納庫内に使者を連れて行く。

 格納庫に入ると、白く塗られた機体に青のストライプが入り、前部にプロペラが付き、その横に機銃が二機配置され、車輪は固定式であるが、空気抵抗を減らすためにカバーが付いている複葉機が一機、駐機してあった。

 ピカピカに磨かれており、整備が行き届いた機体だと推測される。

 

「この鉄龍は、我が国では航空機と呼んでいる飛行機械です。これは我が国最新鋭戦闘機『マリン』です。最大速度は、ワイバーンロードよりも速い時速三百八十キロ、前部に機銃———火薬の爆発力で金属を飛ばす武器ですね。を、付け一人で操縦出来ます。メリットとしては、ワイバーンロードみたいに、ストレスで飛べなくなる事も無く、大量の糞の処理や未稼働時に食料をとらせ続ける必要も事もありません。空戦能力もワイバーンロードよりも上です。」

「……、」

 

 学園都市の使者は唐突に押し黙った。

 マイラスはそれを見て勝ちを確信しかけたが、使者の一人が思わずといった調子で呟いた。

 

「は―、複葉機なのですね―」

「レシプロエンジンのようですね。このレトロな感じがまた———」

 

 彼らは航空機マリンを見て、レトロという言葉を発した。世界二位の列強の最新鋭機を見てだ。

 

(いったいどういう意味で言ってるんだ?)

 

 浮かんだ疑問に何ら答えることなく、彼らの話は続く。

 そこにマイラスは仕掛けた。

 

「内燃式レシプロエンジン以外にどういった選択肢がありますか?蒸気機関もレシプロといいますよね。まあ、蒸気機関は重くて出力が弱く飛行には適さないのですが」

「学園都市には、ジェットエンジンと呼ばれる航空機に適した小型高出力エンジンがありますので……。レシプロエンジンも——ないことはないですね」

 

 学園都市は、やはり、高性能エンジンを所有しているようだ。探りを入れた甲斐があった。

 

「ほう、学園都市にも航空機に適したエンジンがあるのですね。是非構造を教えてもらいたいものです」

「簡単な設計図や原理であれば、学園都市と国交を結んでいただけたら、書店でいくらでも購入できます。しかし、高出力化や、エンジンの燃焼温度に耐えうる素材の具体的造り方については、技術流出防止法がありますので、公開は出来ませんが」

「簡単な設計図が手に入るのですね。それは面白い。個人的には是非学園都市と国交を結べる事を願いますよ」

 

 やはり、学園都市の航空機技術は我が国を凌駕しているかもしれない。

 マイラスは、確認のため、探りを入れる。

 

「学園都市の航空機はどのくらい速度が出るのですか?」

 航空機は速度が重要だ。速度が上がれば、一撃離脱戦法により、速い方が圧倒的に有利である。

 御園と佐伯は目を合わせる。

 ヒソヒソと話をしている。

 

(学園都市の市販本には軍用機の性能も記載してあるから、国交が結ばれたら判明することだし、隠すこともないな。ならば、ここで一発かましておこうか)

 

「爆撃機であれば、我が軍の主力であるHsB-24が最高速度マッハ十八———音速の十八倍ですね。旅客機であれば、対気速度でマッハ六程度は出ますね」

「ッッッ‼⁉⁇」

 

(音速超えだと⁉マッハ十八など、我が国の六十倍の速度だぞ‼⁉それに最新鋭機であるマリンが旅客機如きに負けるなど、冗談ではない‼)

 

「ははは……御冗談を………。では、こちらへ———」

 

 マイラスは、学園都市の使者を、空港外へ案内する。ムーの誇る自動車に乗せてホテルへ向かおうとしたが、もう嫌な予感しかしない。

 空港外には、使者を乗せる車が待機していた。馬を使わず、油を使用した内燃機関を車に積むまでに小型化した列強ムーの技術の結晶。しかし彼らは驚く事無く、乗車する。が、特に驚いた様子はない。

 

「学園都市にも車は存在するのですか?」

 

 マイラスは尋ねる。

 

「えぇ、現在、四十六万台ほどの自動車が、学園都市内を走行していますね。人口の八割が学生のため、普及率はそれ程高くはないですが」

 

 マイラスは精神的に疲れてきた。人口の八割が学生の国など、どうやって成り立たせているのだろうか。それに、四十六万台というのも学生を除いた普及率なら、ほぼ百パーセントではないか。

 などと考えているうちに、高級ホテルが見えてきた。車はホテルに横付けされ、皆はホテルへ入った。

 

「明日は、我が国の歴史と、我が国の海軍をご案内いたします。今日はごゆっくりとお休み下さい」

 

 マイラスは、学園都市の使者にこう伝え、ホテルを後にした。

 

 

 

 

 3

 

 翌日、使者たちはムー歴史資料館に向かった。簡単にマイラスは説明を始める。

 

「では、我々の歴史について簡単に説明いたします。まず、各国にはなかなか信じてもらえませんが、我々のご先祖様は、この星の住人ではありません」

「……、」

 

 学園都市の使者は黙ったままだ。反応が無いことを不思議に思いながらも、マイラスは話を続ける。

 

「時は一万二千年前、大陸大転移と呼ばれる現象が起こりました。これにより、ムー大陸のほとんどはこの世界へ転移してしまいました。これは、当時王政だったムーの正式な記録によって残されています。これが前世界の惑星になります」

 

 マイラスは、地球儀を取り出そうとして———

 

「すみません、少しいいですか?」

 

 外交部の御園に待ったを掛けられた。

 

「なんでしょう、何か質問でもございましたか?」

(チッ、ここからが良い所だってのに……)

 

 マイラスは、説明を遮られたことの不満を一切出さずに聞く。

 

「いえ、そうではないのですが……。やはり、と思いましてね」

「っ?何がでしょうか?」

 すると、御園は少し得意げな表情になりながら、決定的な情報を告げる。

「もしかすると、あなた方が元居た世界は、このような形だったのでは?」

「はい?」

 

 御園は補佐にとある地図を取り出させた。

 

「……?———ッッッ‼⁉⁇」

 

 それは、一つの世界地図だった。日本を中心として、メルカトル図法で描かれた何の変哲もない地図だった。

 しかし、マイラスはそれに見覚えがあった。

 いや、見覚えどころの話ではない。平面か立体かの差はあれ、ちょうど今それを取り出して学園都市の使者に見せつけようとしていたのだ。

 

「こ、れは‼どういう事ですか⁉何故あなた方が旧世界の地図を‼⁉」

「分からないのですか?」

 

 それに対して御園は肩を竦めた。

 まるで。

 常識を知らない子供にモノを教えるかの調子で。

 

「可能性は二つしかないでしょう?一つは、我々があなた方から地図を盗んだという可能性。しかし、我々がこの国に来たのは二日前。その上、あなた方の監視下でそれを実行することは不可能であり、何より理由がない。つまり、可能性は一つに絞られるわけですね」

「何が……言いたいのですか⁉」

「落ち着いてください、何も喧嘩を売っているわけではないのですから。寧ろコレが事実なら、ムー国とはかなり親密な関係を築いていきたいとも考えていますね」

 

 話を戻しましょう、と彼は仕切りなおす。

 

 

「とは言うものの、私には何故これが理解されないのかが不思議ですね。それも、転移国家を名乗っているあなた方に。それとも、一万年以上同じことが起こっていないから有り得ない、とでも考えていたのですか?」

 

 

「まさ、か———」

 

 かつての地球で、一万二千年前に突如として消滅したとされる空想上の大陸。海底の地質調査から大陸の存在が否定され、現在では完全な都市伝説として扱われている。

 しかし、だ。

 魔術的な手段によって異世界に転移させられていたら?果たしてそれは現代科学で解析できるような代物なのか?

 ————否だ。解析などできるはずがない。

 ならば。

 

「お久しぶり。ということになるのかね、ムー国の諸君」

 

 マイラスの動揺を無視して、御園は宣告する。

 

「それとも、大和と名乗った方が分かりやすいかな?一万年前の友好国さん?」

 

 

 

 

 4

 

 転移後の混乱、周辺国との軋轢、魔法文明に比べての劣勢、機械文明としての出発、そして世界第二位の国家へ。

 ムーの歴史は、転移してからは苦難の歴史だったようだ。しかし、単一国家独力で車や飛行機を開発しているのは驚きの限りである。

 一通り説明が終わり、学園都市の使者を海軍基地へ案内する。彼らに対してムーの、列強で屈指の海軍力を誇るムーの姿を見せ付けてやらなければならない。学園都市の海軍力は不明だが、人口二百三十万人の小国に戦艦を維持するほどの金はないと思われた。

 港には、ムー国海軍の最新鋭戦艦ハ・カサミが停泊していた。

 

「御園さん、見てください。戦艦ですよ、戦艦‼やはり戦艦は男のロマンですね」

「佐伯さん、ちょっとはしゃぎすぎですよ。しかし、記念艦の三笠にそっくりですね」

 

 今、御園という人物が、何かにそっくりと言った。

 

「学園都市も戦艦を保有しているのですか?」

「一応、ですけどね。転移前は内陸都市でそもそも艦船は保有していなかったのですよ。転移後に戦艦を含めた船も建造しましたが、戦艦はまだ一隻しか保有していません」

「この世界は弱肉強食ですが、何故戦艦を造らないのですか?」

「うーん、具体的な事はお答えしかねます。申し訳ありませんが」

(やはり、金食い虫の戦艦を維持できるだけの金はないのだろうな……)

 

 腹のうちを隠しながら、マイラスは告げる。

 

「そうですか……。——ところで、先ほどおっしゃっていましたが、学園都市にも似た艦があるのですか?」

「いえ、学園都市というより、日本にですね。その日本にはかつて、三笠と呼ばれる戦艦がありました。約百十年前に日本が大日本帝国と呼ばれていた時代に存在した連合艦隊の旗艦です。この艦があそこに停泊している戦艦にそっくりに見えましたので………」

「ほう、百年以上も前の艦ですか……」

 

 日本とやらは認めたくないが、どうやらムーよりも機械文明が遥かに進んでいるらしい。

 しかし、学園都市には戦艦が一隻しか無いらしい。いくら最新式の戦艦であっても、一隻では多勢に無勢だろう。脅威なのか脅威でないのか、よく解らない国だ。

 ムーの技術士官マイラスの案内が一通り終わり、ムー首脳陣に報告が上がる。

 

 受け入れられないような内容の報告書であったが、敵対してくる訳でもなく、高技術が手に入るかもしれない国、グラ・バルカス帝国の脅威が存在するこの状況下にあって、友好的な態度をとる学園都市を、拒否する理由は無く、ムーは学園都市との国交を結ぶ事になる。

 

 

 

 

 5

 

 パーパルディア皇国皇都エストシラント

 

 第一外務局は混乱の極みにあった。

 原因は皇国よりも西の中央世界、そしてそれより更に西の第二文明圏に二つ存在する列強国、その一つ、レイフォルが、正体不明の国家、グラ・バルカス帝国に敗れた事にある。

 列強レイフォルとパーパルディア皇国は、規模で言えば皇国の方が遥かに上だが、海軍の武器の性能は良く似ていた。

 しかも信じられない事に、列強レイフォルは、グラ・バルカス帝国のグレードアトラスターと呼ばれる超巨大戦艦たった一隻に艦隊を全滅させられ、ワイバーンロードの波状攻撃を防がれ、さらに首都レイフォリアを攻撃され、首都は灰燼に帰したという。

 超列強国が西の果てに突如として現れた。

 第一外務局長エルトの脳裏に嫌な予感が駆け巡る。

 第三外務局所属の皇国監査軍が東のフェン王国に対し、懲罰的行為を行った際、敗戦している。

 もしも、グラ・バルカス帝国の息がかかっていればとんでもない事に………。

 

「とにかく情報を集めよ!」

 

 第一外務局長エルトは部下に強く指示するのだった。

 そんな中、一つの情報が彼の元に入る。

 

「これは……」

 

 手元に置かれた簡易報告書、その内容にエルトは目を見開いた。

 

 『監査軍敗北の直接的原因は学園都市という国家にある』

 

 フェン王国に派遣していたスパイからの情報だった。

 そこには、学園都市がワイバーンロード二十騎を一瞬で撃墜したと本国に報告したが、その戦果が全く国家戦略局に信じてもらえない事が必死に記されていた。

「学園都市という国をもっと調べろ‼」

 パーパルディア皇国はついに、学園都市について本格的に調べ始めた。




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