東方・裏幻想郷 2章 「裏幻想郷」   作:遠藤 瑠理椛

1 / 4
第1話

    

 

     「こんなところに裏狂門があったなんて!」

     そう思って、椛は祠の中へ入っていった。 

      祠の中は暗く、あたりにはいくつもの魔法陣が描かれていた。

     そして、中央には、一つの台座があった。

     「これは・・・」  

     そうつぶやきながら、椛は台座に手を触れた。その時だった。

     「っ・・・・・!!!!」

     あたりを囲んでいた魔法陣が紫色に光り、台座からは眩い光が 放たれていた。

     その光に椛は一瞬にして包み込まれ、その光が消えたとき、そこに椛の姿はなかった。

 

 

 

     

 

 

 

     「・・・!」

     (声?)

     「・・・おい!」 

     (誰だ?) 

     「おい!お前、だいじょうぶか!?」

     「・・・!自分は確か・・・。」

     (・・思い出せない。あの時自分は台座に手をかざして・・・)

     「おい!大丈夫かって聞いてんだよ!」

     「!」

     「何驚いた顔してんだ!驚いたのはこっちの方だわ!」

     「・・・。」

     「たまたま通りかかったから・・な?・・その~・・あれだ・・えっと~・・・」

     「会って早々悪いけど、・・・ここは?」

     「あ~…ここは裏幻想郷って場所だ。」

     (裏幻想郷!?本当なのか?)  

     「裏幻想郷って・・・?」

     「そんなことより・・な? こんなカビくせぇところで話すより・・・い・・家に来いよ。

      ・・・な?・・そ、そっちの方がいいだろ!?」  

     「あ~、うん、そうしてもらえるなら。」

     「そんじゃ、いこ~ぜ!」

     椛とまだ名前も知らない誰かは歩き始めた。

 

 

 

     「よぉし!そろそろつくぞ!」

     「やけに人里に似たところだね、ここは。」

     「まぁ、似てるっつうか、人里だったんだがな。」

     「そう・・・なのか・・・?」

     「まぁ気にすんな!昔のことだ! お、着いたぞ!ここだ!」

     椛は、案内されてついた建物に入った。

     「ここは・・・?」

     「ここはな、図書館だ!あっちに座敷があるから、そこで話そうか!」

     椛は、図書館の奥にあった座敷に座った。

      

 

     「そんで、まずは自己紹介からだな、えっと~、俺は、狂木小鈴ってゆうもんだ!

      お前は?」

     「椛です。」

      椛は、細々と答えた。

     「おい、元気無い奴だな!しょうがねぇ、茶でも入れてきてやるよ!

      ちょっと待ってろよ!」

     「あ、ありがとうございます・・・。」

      そうして、小鈴は、隣の部屋へ行った。

      しばらくして、

     「すまん、待たせたな!」

      こうして出てきたのは、茶色のお茶。

     「このお茶、茶色くないですか?」

     「ん?なんだ?嫌だったか?」

     「いや、なんでなんだろうな~って。」

     「このお茶は、裏幻想郷の超絶ポピュラーな、茶だぜ!

      えっと~、確か名前は・・・、あ!そうだ!それは狂玄茶だ!

      体にいいらしいぜ!飲んでみろ!」

     「ああ、うん。」

     「なぁ、お前さ、表の世界から来たろ(ド直球)。」

     「!!」

     「あ、ちょい、落ち着けって!」

     「ほっ。」

     「それで、どうやってこの裏幻想郷へ?」

     「・・・それがあんまり覚えてなくて。」

     「そこを何とか!」

     「え~っと~、祠?みたいなのがあって・・・。」

     「祠!?・・・、もしかしてそれは、裏狂門ってやつだったか?」

     「そうだったと思う。」

     「そうか!・・・、じゃあ、その中に台座は・・・」

     「はっ! 思い出した!自分は、台座に手を触れて・・・!」

 

     「まぁ、事情はわかったぜ。迷いこんだってとらえていいんだよな?こういうの。」

     「多分、いいと思うよ。」

     「OK。それじゃあ、裏幻想郷について知っといたほうがいいと思うぜ!」

     「まぁ、せっかくだし、ね?」

     「そうと決まれば移動だ!移動!」

     「い、移動!?」

     「と言っても、隣だが。それか、呼んでくるか?」

     「そうしていただくとうれしいですね~。」

     「お、おう。じゃあちょっと待ってろよ!」

     そう言って、小鈴は出て行った。

     そしてすぐに帰ってきて、

     「呼んだんだがな、連れてこいとさ。だからどちらにせよ移動だ!」

     「/(^o^)\ナンテコッタイ」

     椛は、ゆっくり立ち上がった。

     「あ、イテテテ、足がしびれた。」

     「あれれれ。」

     「ありゃ?もう収まった。」

     「はやいなおい!」

      椛たちは隣の家へ向かった。

     (カラ~ン)

 

     「お邪魔するぜ。」

     「あら。いらっしゃい。」

     「ついさっき会ったばかりだぜ。」

     「それもそうね。 あら?そちらの方は…?」

     「こいつが例の奴だぜ。」

     「あらまぁ!そうなの!…それじゃ、ちょっとこちらへ…。」

      椛は、綺麗で華やかな着物を着た少女の前に座った。

     「まずは名前からね。あなたは?」

     「私は椛です。」

     「そう。私は稗田亜狂。名前の(狂)の文字の読みは、(キョウ)じゃなくて(キュウ)、

     そこまで覚えておいてね。」

     「はい。わかりました。」

     「あそこにいる、(小鈴)って人もたまに間違えるんだから~、ぷぷ~w」

     「うわ!腹立つ奴だなお前は!」

     「……さてと、では、本題に入ろうかしら。」

     「はい。わかr…………」

     ドカァァァン!

     突然の爆音。

     「まったく、こんな大事な時になんの用なの!?」

     「困った奴だぜ。お?ん~、そうだな、椛!折角だから会ってみたらどうだ?」

     「あ、はい、そうしてみます。」

     「もう!大事な時に来るんじゃないわよ!」

      ドカッ!

      骨でも砕けたかのような鈍い音。

     「イテテテて…、わかったよ。」

     

     そこにいたのは、一人の蝙蝠の翼をもった、少女だった。

 

     




どうも、こんにちは、こんばんは、おはようございます、初めましての方は初めまして。
遠藤 瑠理椛と申します!
今回、少し遅くなりましたが、2章が完成しました!
また、前回と同じく、誤字・脱字 あったら教えてください!何でもします!
(何でもするとは言ってない)。

 では、また3章で!goodruck!



  遠藤 瑠理椛
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。