一年普通科のヤバい奴ら   作:ラムネのみ

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シリアスはなるべく避ける感じでいきます。
まあ、書かないといけないところはしかたなく書きますが。


最初回

「ーーそういえば緑谷も雄英受けるんだってな」

 

先生のその言葉に教室が静まり返る。

 

...緑谷なら、いけるんじゃね?

誰かがそう呟いた。

 

「あ"ん?」

 

勝己がこっちを睨む。視線で訴えてるな。

 

「大丈夫だ。ヒーロー科じゃなくて普通科だから」

 

「でもいいのか?お前ならもっと良いところいけるぞ?」

 

「先生、何度聞いても変わりませんよ。

雄英に行くってのは未来のヒーローたちに人脈をつくるってのもありますし。

 

...勝己、お前のことだから人の下につくことはねぇんだろ?」

 

「...」

 

「お前がヒーロー事務所作るときは俺を雇えよ」

 

「...!てめぇの実力次第だろうが」

 

「おいおい、模試で全国1位取ったことがあって、運動も料理も工作も全てにおいて完璧、成績オール5で、"実は個性があるんじゃね?"とまで噂されるこの緑谷さんに実力を求めるのか?」

 

ちなみに俺は無個性だが。

 

「けっ!」

 

あ!こいつ誤魔化した!素直に勧誘できないツンデレ野郎だ!後でいじってやろう。

 

こうして俺の未来は決まって行く...

 

ーー閑話休題ーー

 

今日は受験日当日だ。晴れたな。気持ちのいい朝だ。

 

「いよっす勝己」

 

俺の幼なじみに声をかける。普通科とヒーロー科は受験日が同じだ。というか、受けるテストも同じで、普通科だけを志望した奴だけが先に帰る感じだな。

俺と勝己は近所ということもあり一緒に地下鉄に乗っていた。別に待ち合わせしたわけでもないがどうせ会うんだろうなと思っていた。俺はこいつとだいぶ縁があるからな。

 

「おう...」

 

無愛想な返事だ。いつもならもっとキレのある無愛想な返事なのだが。やはり緊張か。

 

「あー絶対に落ちれないなー。落ちれば母さん悲しむだろうなー。受かった奴らを素直に祝えないんだろーなー」

 

「てめぇはなんでそうやってプレッシャーかけんだよ!?」

 

「やっといい反応がきたよ。ほら、少しは元気でただろ」

 

「無個性のデクに心配されるほど俺は落ちぶれてねぇーわ!」

 

「そう言うなってかっちゃん。人の気持ちは素直に受け取るもんだぜ?」

 

勝己にデクと呼ばれたのでかっちゃんと呼びかえす。

懐かしいな。

 

そんなこんなで俺たちは雄英についた。

ここで勝己とはお別れだ。

 

ーー閑話休題ーー

 

「この子も面白いわね」

 

雄英の教師たちの話の話題は勝己を初めとしたヒーロー科のトップの生徒たちから、ついには我らが主人公緑谷に移った。

 

数学 100点

理科 100点

英語 100点

国語 94点

社会 95点

 

これが緑谷のテスト結果だった。

これまでの受験生の過去最高得点である。

別に今回のテストが例年より簡単だったわけではない。

受験生の平均点は例年と同じだ。

当然のごとく成績はオール5。

英検、数検、漢検ともに準一級。

そしてさらに目を引くのが無個性ということ。

彼は普通科を受けたが、もしかしたらヒーロー科を受けても受かったのではないか。

前例のない無個性での雄英ヒーロー科合格者になれたのではないか。

根拠は特にないがそんな話題も上がった。

何故だか知らないが、面白いことが起こりそうな気が

そしてさらに目を引く

 




こんな感じの主人公です。
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