「どーも。えー。僕の名前のはー、
俺たち一年C組は今、自己紹介をしている。
にしても、自己紹介するときに個性を言わなければならないあたりにこの個性社会特有の何かを感じる。
というか皆凄い名前してるな。
「私の名前は
俺の隣の子が自己紹介を終えた。えっ。その個性強ない?
というか、次俺じゃん。
「では次、学年主席の緑谷出久くん」
おい。学年主席とか言うなよ!ハードル上がんじゃん!
ほら見てみろ、さっきまで興味無さげに下向いてた数人がこっち向いちゃったじゃん!
あー。無個性とか言うの嫌になってきた。いや、コンプレックスってわけではないけど、皆の期待を裏切るのが嫌なんだが。いや、まて...いけるぞ?
「緑谷出久です。趣味と特技と個性は特にありません。よろしくお願いします」
ふっ。決まったな。趣味と特技に紛れてしれっと無個性をカミングアウトする恐ろしく速い神技。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
こうして俺は、学校生活の第一イベント、自己紹介を
ーー閑話休題ーー
朝のホームルームが終わった。
しかし、こうやって見てみると隣の子は結構可愛い。
パッチリとした綺麗な黒色の目に、花火が描かれた黒色の髪。少し小柄な体つきだが、胸以外スタイルも良い。
そんな観察をしていたら目が会った。
「えっと、緑谷くん、だったっけ?」
「ああそうだよ。打上花火さんだよね。なんて呼べばいい?」
「なんでもいいよ」
「おk。よろしく、花火」
「いきなり名前呼びなんだね」
「こういうのは後々、"仲良くなったけど名字呼びだから妙な距離感を感じる。名前呼びしたいけど今更きっかけも無しにいきなり名前呼びするのも恥ずかしい"なんて事態になりやすいんだよ。特に男女ではな」
「ならむしろ、こうやって初めての会話をきっかけにしていきなり名前呼びする方がいいってことなんだね」
「そうだな」
花火とはなかなかに話し安いな。
隣がこういう気軽な人で良かった。
ヤバいな。好きになりそうだな。
「花火はなんで雄英に?」
会話をつなぐ。こういう、高校で初めて知り合う人とかとは定番の話題だな。
「ヒーロー科受けたんだけど落ちちゃったんだよねー」
「...ごめん、言いたくなかった?」
「いや、別に気にして無いよ。ほぼ記念受験だったし」
「ちなみになんで落ちたの?」
「私の個性って質量が大きいと使うのがきついんだよね。それで実技がダメだった」
そういえば勝己が言ってたが、試験はロボットを倒す試験だったらしいな。
でも、それってヒーローってより敵側の試験じゃね?ヒーローが壊したり殺したりしちゃダメだろ。
...いや、救助ポイントもあったけどさ。
「出久くんはなんで雄英に?」
「ヒーローに興味があったてのと、未来のヒーローたちにつばつけとこうと思ってな」
しれっと向こうも名前で呼んできたな。嬉し。
「へー。さすが、主席は言うこと違うわー」
そんなことを話していると、
「僕も話に入れてくれやあ」
俺の後ろの席の人が話しかけてきた。
これまたキャラが濃そうだ。
「あーっと、
「おう。よく覚えてくれたな。さすが主席」
何?さすが主席はやってんの?
確かこいつの個性は銅メッキだったかな。
「同じクラスの人くらいは覚えようと思ってな」
俺は個性と恋愛以外は完璧な男だと自負している。一回聞けば大抵は忘れない。
その後、主席というのは思ったよりパワーワードだったらしく、クラスのほとんどの人と会話できた。
どうやら高校ボッチはまぬがれたようだ。
学校生活1日目
感想 花火ちゃんかわいい。
花火ちゃんの、髪に花火が描かれてるってのは、そういう個性ってことです。
緑谷(改)の見た目は、原作緑谷の髪を短めにした感じです。見る人によっては筋肉の質のよさとかで体つきも変わってることにきずくかもしれない感じです。
後、薄堂春は薄く銅をはるって意味で銅メッキですね。
原作リスペクトな感じで名前をつけていきたい。
おまけ
ー緑谷の恋愛履歴ー
小学生時 初対面で告白、フラれてその後全クラスに噂が広がり何年もいじられる。
中学生時 3年間片思いの人がいて、卒業の時に告白しようとしたら、すでに彼氏がいた。
...緑谷、強く生きろよ。