―――カァ……カァ……カァ…カァ
「う……ぅうう………」
遠く聞こえたカラスの鳴き声で、俺は瞼を開いた。
視線の先には、汚れが一つもないほどきれいな白い天井。
…白い天井?―――あれ?おかしいなぁ……寮の天井は生徒に安心感を与えるだとかいう理由で、薄いクリーム色のはずだったけど……
疑問に思った俺は、あおむけに寝ている状態から起き上がろうと、腹筋に力を入れようとした―――だが、その瞬間
「ぐっ!………」
びりっと、鋭く刺すような痛みが、走った。
その痛みに歯を食いしばって耐えて開いた視界には……
「な、なんだこりゃぁ………」
びっしりと棚に詰まった何かの漫画によくわからないブルーレイのディスク。
壁一面に張られたアニメのキャラクター(女の子)のポスター。そして、棚の上に置かれたアニメのキャラクターフィギュアの数々(なんだかきわどいのもある)―――この俺の理解を超えた状況に、思考よりも先に口が……“相棒達”に
「おいっ!スプー!打鉄!これは一体どういう状況だ!!」
・・・しかし、いつもなら瞬時に聞こえてくるはずの無機質な電子音声も聞こえなければ、うっとうしいほど自己主張の激しい空間投影ディスプレイも現れない。
不思議に思って、手のひらに視線を向けるとそこにあるべき緑と銀、そのどちらの指輪も存在してはいなかった。
「くそっ!……誰かに奪われた、か?……」
俺は警戒心を強めつつ、ベットから床に足を下ろす。床の冷たさと腹部に再び走った痛みに、眉をひそめるがそれを無視して立ち上がる。
一歩、また一歩とゆっくりと前に進み、目の前にあった白いカーテンをはねのける。
そこまで、時間をかけて―――ようやく俺は自分の状況を理解できた。
「……そうだ、そういやぁ……そうだった。俺は―――負けたんだっけ……」
目の前に現れたよく保健室なんかにある大きな鏡―――そこに映った病院などでよく検査の時に切る前開きの病衣を来た自分を確認し、それでようやく自分がセシリア・オルコットとの決闘に負けてここに運び込まれた、ということを自覚した。
……なんだか、一人で“奪われた”だの盛り上がっていたのがひどく間抜けに感じた、15(たぶんほんとは40近い)の春でした。
「ここに、スプーと打鉄がいないっつーことは…たぶん一夏でも持っているんだろ……」
たぶん、今俺がいるのが以前ジョーイ先生の言っていた男性用医務室だろう。
よく見るとそれらしき薬品の入った鍵付の棚や、体重計やら身長計やらが置いてある。
でも……
「それにしちゃぁ……趣味に走りすぎじゃね?」
振り返った視線の先のアニメグッツの山、山、山……その中から漫画の一つを手に取ってみると、そこには金髪で蒼い鎧を着こんだ少女が、りりしく光り輝いた長剣を構えている。
どう見ても、“美少女アニメ”とかいう奴だ。
「ジョーイ先生にそんな趣味があったなんて……あの人も男っていうことか…」
あまりにも、イメージからかけ離れた姿を想像して少し引きつつ持っていた漫画をもとの場所に戻し、さっきまで寝ていたベットの元に戻る。
するとさっきは気が付かなかったが、俺の私物のバックとが置いてあることに気が付いた。
たぶん誰かが持ってきてくれたんだろう、おそらく一夏か……楯無さんは、無い…よな?―――ありそうで困る。
「まぁ…今更みられて困るようなものは、おいてないしな」
そんな独り言をこぼしつつ、バックの中身をあさっていく。着替えのシャツに下着…その下に目当てのものが見つかった。
「おっ、これこれ!」
部屋着として使っている、薄い藍色の作務衣のセットだ。
元は父さんが昔着ていたもので…“こっちに戻ってきて”以来結構、着心地がよくって使わせてもらっている。
着なれない病衣を脱ぐと、腹に白い包帯が幾重にもまかれていることに気が付いた。
どうやら、大きい怪我は腹だけみたいだ。
ほかは何ともないみたいで、よかったよかった―――そんなことを思いつつ服を着替え終わる。
さて…服も着替えた。
とりあえずの、状況も確認した。
腹の傷も動けないほど傷むわけじゃない。
「…問題は、これから何をするか……だ」
本来―――けが人は早く傷をいやすことが仕事である。
寝ているのが一番いい答えだろう……無論、眠くなくとも、な。
でも…俺には、宇宙最強の武器“パワーリング”がある―――スプーの力を借りればこんな傷一晩できれいさっぱり治してしまうだろう。
「だから……たまには、息抜きしてもいいよな?」
誰にも聞かれない言い訳を残して俺は先ほどバックをあさっていた時に見つけた“あるもの”と学校から支給された最新機種の携帯を片手に医務室を抜け出した。
◆ ◆
奇跡的に誰もいない屋上で俺は緋色に染まった空を眺めつつ、右手のライターに灯を燈す。
十年近く使っていなかったものだが、宇宙にいた間パワーバッテリーと同じ異次元ポータル保管法で保管していたおかげで、問題なく使用できた。
「まったく…リングのパワーは最高だぜ、か……」
同じように取り出し、口にくわえていたタバコに火をつけて、紫煙が空に溶け込むはかなげな様子を楽しむ。
このまま、肺に煙を吸い込みたい衝動に駆られた。
………ええい!あきらめて後で打鉄とスプーの説教でもきくか……
そう決めて、肺一杯にタバコの煙を吸い込み―――
「………ゴフォ!!……ゴホッ!ゴホッ!……ケフッ……にっがっ!……」
思いっきり、むせた。
「ゴホッ……すぅ―――はぁ…すぅ―――はぁ……まっじぃ……」
大人はこんなまずいもんうまそうに吸ってんのか?
俺には……煙いし、喉が熱いし……頭がクラクラしてくるし………
よく吸えるな、こんなもん………
「すぅ……ごほっ!……すぅ……ふぅ……」
だが、このまずさがどこか俺の心にしみわたる。
――――左手の携帯、そこに表示された“ニューヨーク州ベイヨン工業地帯大火災”のニュース。
その、無機質な文字が
『死亡者―――11名 行方不明者―――約200名』
“間に合わなかった人達”の存在を俺に突きつけた。
「じゅう、いちか………けほっ!あー……まじぃ……」
11―――――――――
その数字は……ただの数値では、“ない”
“
“三日前”まで確かにこの地球で、息をして、話して、ご飯を食べて、眠って、友達と笑って、愛する人に笑いかけて、哀しいことがあったら涙を流して……
確かにこの世界に存在して、必死に生きていた“命の数”だ。
それだけの命をとりこぼしてしまった、純然たる“事実”だ。
その“最低数”だ。
これからも“前の数字”は増え続けることだろう―――減ることは“絶対にない”
事実が俺の胸に突き刺さる。
「………もう少し早くNYに着くことができたのなら“もっと”たくさんの人を助けられたのだろうか?」
いや―――これは俺のおごりだな……いつも、そうだったじゃないか……
そうしてこれまで“失ってきた数”を思い返す。
“1607”―――この十年間“人間の手に負えない”災害でそれだけの人が死んだ。
回数にして、24回俺は地球に降り人目を忍んでリングのパワーを振るった。
大きな災害の起こる前にその原因を潰せたこともある。
でも……どれだけ“急いでも”どれだけ“頑張っても”―――
せっかく助けられた人が……治療の甲斐なく命を落としたことがある。
大粒の涙を出して泣こうが、理不尽にこぶしを突き上げ叫ぼうが―――
発見が遅れて、現地についた時には誰も生きていなかったこともある。
―――零れ落ちていくモノは在るのだ。
俺は神様じゃない―――完全無欠の正義の味方でもない
ただ、先輩に選ばれて―――タイツを着た変態でしかない
二つのリングを取れば―――俺はただの人間に過ぎない
だから“絶対に”理不尽に零れ落ちようとする命を全て救うことは―――不可能なのだ
心の隅に蹴っ飛ばしたはずの弱気な俺がうそぶく
(もっと意志の強い人間ならすべての命を救えるかもしれない)
(もう既に過ぎ去ったことだろ?いまさら固執して何の意味がある?)
(ただの数字だと―――思い込むんだ)
(できないのなら―――今からでも“おそくない”―――リングを捨てたら?)
(すべての責任から背を向けてもいいんじゃないか?)
(そうしたって…誰も責めないさ)
(なんで……俺がこんなことを続ける必要がある?)
(だって、この広い世界を探せばもっと強い人間は必ずいるはずだろう?)
(―――俺は―――)
(選ばれる“べき”人間ではないんだから)
「でもッ!……」
―――それは仮定だ
世の中に絶対なんてない
―――意味なんてない、でも過去を偲ぶことはいけないことか?
人を思う心が俺にさらなる
それは、確かなことだ
―――そんなことなんてできない
彼らを“ただの数字”にしたら……
俺はスーパーヒーローとして“大切な物”を失う気がする
―――もう遅い、もう選んだんだ―――この選択を
―――ほかの誰に言われようと関係ない、俺が俺自身を責める
―――俺がこうなることを決めたからだ
―――俺がやりたいと決めたからだ
―――それがどうした
人を助けるのに資格が必要?―――ふざけんな
俺よりも向いている人間がいる―――それがどうした
選ばれるべき人間ではなかった?―――
「それでもッ!―――俺はッ!!」
「そ、れ、で、も……なぁに?」
「ぶっ……ごふゅゅゅッ!!」
急に耳元で囁かれた艶めかしいその声に、驚き銜えていたタバコから思いっきり煙を吸い込んで―――さっきと同じように……咽た。
「ごほっ!……ごふっ!……はぁ…はぁ…」
慣れないタバコの煙を思いっきり吸い込んで、目じりに涙をにじませつつ咳を繰り返す俺を横目に彼女はからからと笑いつつ、さっき俺の口からこぼれたタバコを拾い上げ
「なれないことしちゃ……だめよ」
「いつ、から……見てたんですか?」
振りむいた視線の先に夕焼けを背にして、何時もの人を食ったような笑みをたたえた彼女が、いた。
「でも!って、言っているところ」
―――ゼ、セェェェフ!!…ヤバかった……もうちょっと前に来られていたら……完全にアウトだったわ……俺、スプーも打鉄もいないと…なん、っにもわかんないんだよな……
「それよりも、こんな
「―――会長が来なきゃばれなかった、んです」
「バレなきゃ犯罪じゃない、なんて小悪党みたいな言い訳はダメよ?」
楯無さんが“俺がさっきまで銜えていた”たばこを口元へゆっくりと持っていく
……おい!まさか!!……嘘だろ!そんな……漫画みたいなことが……
「こういうことはね―――」
時間にすれば、一瞬のことだったろう。だが、俺の瞳には……彼女の柔らかそうな唇がタバコのフィルターを銜える、その一動作がまるで映写機のフィルムを上から下に見るようにゆっくりと感じられた。
自分の顔に血液が集まって、火が出るように熱くなってくるのを感じる。
そんな俺の心境などお構いなしに楯無さんは、いたずらを成功させた子供のような無邪気な笑みを浮かべ
「やばいとおもったが…喫煙欲を我慢できなかった、今は悪かったと思っているっていうのよ♪」
ゆっくりと胸が膨らみ……美味そうに煙を吐き出した。
アンタは吸っていいんかい!そう、ツッコミを入れようと口を開くが……彼女の口にある先ほどまで俺が銜えていたタバコに視線がいってしまい、金魚の呼吸の様にぱくぱくと声にならない言葉だけがこぼれだす。
「なにかしら?おねーさんに言いたいことでもあるの?……いいわよ…いってみても……」
「○▲♨▲×〒▲○~~~~~~~~~~~」
(あ、あ、あ、あなたはなに、何を…なにを……)
脳みそが熱湯にぶち込まれた気分だ。全然思考がまとまらない……口を開こうとしても何を言えばいいのかさえ考えられない、絞り出した言葉は口に出た瞬間、謎の言葉の羅列に姿を変える。
そんな、体たらくの俺を彼女はさっきまでのからかうような笑いとは違う、穏やかな笑みをうかべ柔らかな口調で
「はい、深呼吸」
“××××”に混乱した頭は彼女の投げかけた言葉通りに体を動かし始め……深呼吸を続けること3分…カラータイマーと共に帰る光の巨人も
「な、何をしてるんですかぁ!」
「ん~?何って、ちょうど火のついてた煙草を拾ったから吸ってたの」
そう言いつつ、彼女はもうほとんど燃えカスになったタバコを踏みけし、取り出したちり紙包んでポケットにしまい込む。
「いや、その、そういうことじゃなくって……」
「じゃあ、どういうこと?」
ああ、また意地の悪い質問を……どうせ答えはわかってるくせに……
ええいっ!ままよ!!
「さっきまで俺の吸ってた煙草ですよ!!いいんですか!!」
「それがどうかした?」
「きょとんとした顔で言わないでください!か、か……“かんせつきす”なんですよ!」
楯無さんは整った顎に人差し指を添えて考えるように緋色の空に視線を向け、う~んと少し感が混むようなそぶりを見せる。
―――そうです、それで、いいんです!間接でもキスなんて!
……そういうのは“俺みたいなのじゃなくて”もっと大切な男性とすべきなんですから!!
「別に、問題ないわよ?………」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ はい?」
何かボソッと言葉を紡ぐように彼女の唇が動いたことはわかった。
小声過ぎて俺には聞き取れなかったが
「そんなことより……あれから三日経つけどう?体の調子は?」
「えっ……?ああ、別に問題ないです。ちょっと腹が痛むくらいですから……じゃなくって!!さっき……」
「当然よ、ジョーイ先生が手術してくれなかったら危なかったんだから……」
ジョーイ先生、手術までしれくれたのか………何でもできるんだなあの人
―――って、ちがぁぁぁう!!
「そうじゃなくって!さっ……」
「まったく……三日も意識が戻らないくせに、起きたら起きたで病室を抜け出してタバコをふかしているなんて……」
とりあえずこれは没収ね。と俺がポケットに突っ込んでいたはずのタバコの箱を、いつの間にか手にしてもてあそぶ彼女―――というか、いつとったんだ?まったく気が付かなかったんだけど……
「楯無さんも吸ったんですからお相子です―――それより、さ……」
「私は生徒会長だから良いの」
カラカラと笑い扇子を開く彼女。今回の文字は―――“絶対権力”だ……
IS学園の生徒会長ってそんなに権限強かったのかよ……
「どんな理屈ですか……それより、質問をさせてくれないんですか?」
「ハル君の想像にお任せするよ☆」
「さいですか…」
―――やっぱりそうだ。さっきから楯無さん、意図的に……聞き取れなかったことを聞き返すための質問を無視してる。
陰鬱とした気分を払拭するようにため息がこぼれだす。
「はぁ……」
「ため息してると幸せが逃げるわよ?」
「いいんです、なんだか気疲れただけですから……それにしても、三日も寝てたんですね」
「そーよ、一夏君と箒ちゃんには感謝しときなさい。忙しい中毎日お見舞いに来てくれてたんだから」
―――そうだったのか…心配かけちゃったな……あとで連絡しとくか。
「それよりも……見てたわよ。ハルくんの闘い―――なんで棄権しなかったの?」
ああ、すっかり忘れてた―――そういや…俺、セシリアの最後の一撃を喰らって
負けたんだ
落ち込んでいたテンションが、さらに急降下している感覚を自覚しつつ俺は口を開く
「ただ“負けたくなかった”―――それだけの意地ですよ」
「“そうゆうこと”、にしておいてあげるわ―――」
その瞼を閉じて心に染み入るような顔を見て、ああ俺は―――この人よりもほんとはずっと年上なのに“勝てないな”と感じた。
たぶんそれだけじゃないのを理解していて、聞いてこないから……
そんなこと……俺には―――まねできそうにない。
俺は、きっと大切な人が苦しんでいたら“その心情を無視してでも”止めるだろう。
「でも、君はよく頑張ったわ―――お疲れ様」
「……///」
「でも、あんまり無茶しちゃだめよ?みんな心配してたんだから」
さっきの時と同じように顔が熱くなってきた。自然と顔を沈み始めた夕日に向けて彼女の笑顔を直視できなくなる。
なんだ、この気恥ずかしさは……なんか、変だ。
ええいっ!しっかりしろ俺!俺は賭けに負けたんだ!
だからその、対価を支払う時だろう!!“そんなことより”って言って賭けの話に持っていくんだ!―――自分に括を入れて彼女の瞳を見つめる。
開いた口は―――
「その、善処……します」
―――俺の考えとは真逆の言葉を紡ぎだした。
「よろしい。おねーさんのゆーことは聞いといて損はないわよ」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ってちがーーうっ!!俺は何を言ってんだ!言うべきことはそうじゃないだろう?!しっかり仕事しろ俺ぇ!!
「でも、賭けは私の勝ちね―――」
彼女の顔が真剣みを増す。
ほら、俺が言えないから……彼女に言われちゃったじゃねーか……
おれも、首を振って無理矢理気持ちを入れ替えさせる。
「その、とおりです」
自分の負けを宣告する。
俺には……彼女がうなずく、その一動作がひどくゆっくりと感じられた。
楯無さんが言葉を唇に込めようとする。
―――覚悟を決めろ、加藤陽
俺は彼女の言うことに何でもひとつ従わなければならない
それが秘密を明かすことであっても
そのせいでこの
「じゃあ――――――」
俺が争いの火種となることは“あってはならない”のだ
だから、話し終わった後俺は学園を去る
彼女を含めた―――IS学園にいるすべての者の記憶を操作し、加藤陽は自殺する
―――したように認識させる
何時もの手じゃないか……だから…俺の本当の名前だろうと……捨て去って見せろッ!!
―――“その覚悟”を固めた
「―――ゴールデンウィークに私と二人っきりでデートしなさい」
「へ?」
………へ?
「だから、デート!デートでチャラにしてあげるわ」
「そ、それで…いいんですか?」
本日何度目かの思考停止に口が勝手に回りだす。
「もしかして……泊りがけがよかった?」
ほとんど沈みかけの夕日のおかげで彼女の表情がしっかりとわからない
「そんな―――はれんちな!!」
「うふふ…まるで実家の父さんみたい」
何時ものからかうような笑顔を浮かべた、気がする。
「じゃあ、それでいいかしら?」
「アッハイ……」
脳内ででぇとと覚悟が大論戦をしていて仕事をしない頭に変わって口がしっかりと仕事をする。
「じゃあ……私、仕事を抜け出してきたから……ハルくんも早く病室に戻りなさいよ?」
「アッハイ………」
「それじゃね!!」
それだけ言い残すと踵を返して階段のほうへ早足で進みだした彼女に仕事をする口は
「オタッシャデーー」
などと、締まらないセリフしか言葉にすることができなかった。
なお………それ以降完全に脳みそ以外機能停止して、その場に硬直していた俺を大あらわで探しに来た一夏と箒ちゃん、そして案の定一夏が持っていてくれていたスプーと打鉄に目、耳、思念通信……つまり三面説教されるまで約30分……
俺は少し肌寒さを感じる春の夜空の下、直立不動のオブジェになっていた。
ドーモ、読者=サン。
めんつゆ=デス。
前回の投下から三日―――頑張りました。というか、頑張った結果がこれだよ!!
何と情けないことか……結局次の戦闘シーンまであと一話は必要じゃぁないか……
次はなるべく引っ張らないようにしないと……
では、内容に行きます。
今回はハルの心境性理解&賭けの結果です。
ちなみに、楯無さんがきかなかったのにも理由がありますよ、うん……(お察しかもしれませんが)
そして、ついにウチのどーてーに初デートキタ――――
え?なーちゃんと一度してるって?あれはダルがきちんと意識してなかったので、ノーカンということで……今回は超意識しちゃってます!!
かなりテンパりまくりですぜ!!
どうぞ童貞クセと笑ってやってください。
楽しんでいただけたのなら幸いです。
真面目な話をしますが、今回またうだうだと悩んでいたハルの悩みはすべて仮定です、自分を納得させる以外の何の意味もありません。
でも、ハルは”最弱のランタンです”覚悟を決めても心の隅っこのほうで自分じゃなくってもっと優秀な人間ならもっと上手くやれたんじゃないか、そう考えているんです。
よく言えば反省で、悪く言えば過ぎたことをうだうだと悩む……人間って難しいですよね。
それでは本日のネタのコーナーです。
金髪で蒼い鎧を着こんだ少女が、りりしく光り輝いた長剣を構えている
えーなおこの作品はDestiny/stay nightというらしーぞー(棒)
きっとせーぎのみかたがかつやくするんだろーなー
まったく…リングのパワーは最高だぜ
まったく、×××は最高だぜ!!伏字を明かしたらアカン…めんつゆがろりこんになってしまんや……
やばいことだと思ったが……
やばいことならやっちゃダメなんじゃないかな?(小並感)
絶対権力
え?権力の力に逆らってはいけませんよ?だってゴヨウされちゃいますから
権力の前では黒いものも白くなるんです、はい。
では本来ならこの辺で失礼する―――ところなのですが!!
現在、やる夫スレヒロイン版(新)で絶賛連載中の
【R-15】やらない夫は独りだけの戦隊ヒーローのようです
の作者ボス ◆FS4Cgaa23U様から許可をいただき……劇中映画としてキャラクターやらセリフを貸していただけることが決定しました!!
いや……言ってみるもんですね……正直、怒られるかと(震え声)
この作品は”()魔法少女モノ”の世界観で戦隊ヒーローを行う、とい非ッ常ぉ~に斬新すぎる着眼点で書かれた作品で、発想の斬新さ、存在の立ったキャラクター、無駄のないストーリー、絶妙に張られた伏線、そして……表現力。
そのどれをとっても一級品です!!
(ちょっと、いえかなりグロイという欠点はありますが……)
非常に素晴らしい作品ですので、気になった方は一度読んでみてください
ハルはいかに恵まれているのかがよくわかります……
肝心の出番はもう少し後ですが、全力で描写をがんばります!!
では、このあたりで失礼させていただきます。
感想やご指摘、質問などをいただければ作者の糧となります。
ではでは……
本スレでも失礼しましたが、ここでもう一度ボス ◆FS4Cgaa23U様まったく畑地外のクロスにも応じてください感謝の言葉もございません、誠ににありがとうございます。”彼”の魅力を描写できるように努力したいです。