リクエストのうち、SVDとMG4はなんとか持っていたので書け次第投稿予定です。神がバルソクを下賜されたのでそっちも書きたい感が…バルソクとカラオケ行きたい
今のご時世、安定した仕事であるPMCのグリフィンなのだが、指揮官の選抜過程は群を抜いて厳しく、なれるものはほんの一握りだという。
受かったことは誇りたいが、少数ゆえに仕事がどうしても溜まる。分散するほど人がいないのだ。副官のカリーナもパンクしそうで、休みを多めに取らせてやらないとそろそろ倒れてしまいそうだ。
その優しさで自分の身が削られていくのだが、そこは目を瞑ろう。いたいけな少女に苦しい思いはさせたく無い。結果としては、今度はあなたがパンクしてしまったのだ。
体が重い。ストレスのせいか、寝ても途中で起きてしまい、疲れが抜けない。その度にため息を漏らす。嗚呼、早く夜が明けないだろうか。
コンコン、と扉がノックされる音が聞こえた気がした。こんな時間に誰だろうか。返事をすると、扉をあけてM4A1が姿を現した。
「何か苦しそうな声が聞こえたのですが……大丈夫でしたか?」
どうやら、たまたま廊下を歩いていたM4に聞こえるほど大きなため息だったようだ。まさか聞こえているとは思わず、情けない姿を見せたことを恥じるあなたにM4はそっと微笑み、手を握ってくれた。
「大丈夫です。指揮官はいつも頑張っていますから、仕方ありません。少しくらい肩の力を抜いてください」
「今日は、私が指揮官を癒しますね」
いつもは奥手な方のM4がやけに積極的だ。それでも、笑った顔が可愛らしかったから、何も言わずに癒されることにした。
M4はそっとベッドに腰掛け、膝を叩く。頭を乗せろということだろうか。ニコリと笑うM4が早く来いと急かすようにも見える。あなたはそんなM4に甘えて、膝に頭を乗せて寝転ぶ。
「指揮官、まずはお耳をマッサージしますね」
M4はあなたの耳たぶをこねるようにマッサージする。人差し指と親指の腹で挟むように、伸ばすようにマッサージする。その度に心地よいノイズが鼓膜をくすぐり、適度な力が耳たぶに心地よさを感じさせてくれる。
「指揮官、耳にはツボがいっぱいあるって知っていますか? 疲労に効くところ、押しますね」
M4の適度な力加減でのマッサージがたまらなく気持ちいい。潰して伸ばす、そんな感触で、痛みが気にならず、気持ちよさだけが伝わってくる。
疲労に効くというツボをM4は適度な力で押してくれる。そんな心遣いが暖かく心に染み渡る。健気で、放って置けない。そんなM4が今は止まり木になってくれているのだ。
「ふふ、表情が緩んでいますよ。気持ちいいですか?」
M4はやけに楽しそうにしている。マッサージはそろそろ終わりなのか、不意に耳たぶの感触が消えて、代わりに細い耳かき棒が耳たぶの溝に当たった。
溝に溜まった垢をカリカリと掻き始める。ザッ、ザッと聞こえる音、ヘラ先のちょうどいい圧力が気持ちいい。ヘラの側面を駆使して、ツボを押すような掻き方。これだけでも気持ちいいが、やはりもどかしい。
「指揮官、もう少し我慢してくださいね。ここが終わったら、中を掻きますから」
クスリと笑うM4の声が聞こえる。あなたの反応を見て楽しくなってきたようだ。耳たぶが気持ちいいが、やはり中の方がむず痒くなってくる。我慢してはいるが、足がどうしてもモジモジとしてしまう。
ふふ、とM4は穏やかに笑い、とうとうその耳かきを耳孔へと侵入させた。待ちかねていたその感覚に、電気が走るかのような快楽が流れる。思わず体を強張らせ、快楽に震えてしまう。
M4はどこか嬉しそうだ。あなたが気持ちよさそうだから、それに喜んでいるのだろうか。浅い部分を細い耳かき棒で丁寧に掻いて、へばりついていた耳垢を取り除いてくれる。剥がれるその瞬間に生み出される快楽に思わず声が漏れる。
「動かないでくださいね……取れた!」
取れた獲物をM4は慎重に取り出す。結構な大物のようだ。M4の嬉しそうな声ではあるが、耳垢でそんな声を出されても複雑である。
ただ、M4がこんなに嬉しそうなのは久しぶりだ。楽しいのならいいかもしれないし、自分も気持ちいい。
M4は再び耳かきを耳孔へ入れ、探るように軽く掻く。表面を撫でるようで、これでも少し気持ちいい。怪しげなところを少し強めにヘラ先で押されると、まるでツボ押しのようでまた違う気持ち良さが伝わる。
まだ右耳。それでも結構な気持ち良さだ。そろそろ終わりなのか、耳かき棒が引き抜かれていく。少し残念だと思っていた矢先に、今度は柔らかい感触が耳の中に入ってきた。
耳かき棒の反対についてきた梵天だろう。それをくるくる回しながら耳に入れられ、まるで擽られるような心地よさを感じる。
「梵天です、これが気持ちいいって姉さんが言ってました。私も、よくしてもらっていたので」
M4の耳かきはM16仕込みなようだ。あの姐御肌で大雑把そうなM16か耳かきとは、また意外な一面もあったものだ。
心地よいノイズと柔らかな梵天の感触。もうすぐこれも終わりかと思うと憂鬱になってしまいそうだ。楽しい時間はあっという間に終わってしまう。
ヘラの刺激とはまた違う、柔らかな梵天。撫でられるようで、これも心地いい。そんな時間ももうおしまいのようで、梵天が耳から引き抜かれていく。名残惜しそうにするあなたに、M4は笑みをこぼしていた。
「指揮官、まだ反対がありますよ。でも、それは交代してからです」
扉が開く。AR-15が素早く入ってきて、隣に腰掛けた。どうやら、左耳はAR-15がやってくれるらしい。偶然か、狙っていたのか。
「指揮官、今度は私が癒しますね」
次回、AR-15による膝枕耳かき
M4、共依存もヤンデレもデレデレも似合うから困る。図書室の大人しそうな彼女みたいなのも似合いそう…