【再構成のため停止】レィル・クローターと魔法生物   作:antique

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プロローグ

 

 

 

 

 

 

「あぁ、カロライナ。そこを出ないでくれ?それ以上大きくなられると困るからな。おい、ヒューレル。またネクサスを刺したな?」

 

忙しなく動く少年は杖を一振り、一瞬で材料を調合してネクサスと呼ばれた白い猿のような浮いているモノに薬を塗り付けた。目眩や吐き気が納まったネクサスは姿を消して立ち去ろうとしたところを少年に捕まった。

 

「ネクサスも色々動き回らないで、危ないから。ビート、僕の背に乗る癖は直してくれ。ペッツ、チュークル、デューク、ベッジ、アルファ、クラープ、レスター、ご飯の時間だよ、好きなだけ食べてくれ」

 

ビートというスフィンクスを小さくしたような猫は言われても尚肩に乗り続けた。ペッツ、チュークル、デューク、ベッジ、アルファ、クラープ、レスターと一気に呼ばれた梟の顔をしたアルパカは少年が宙へと散らかし、滞空したままの餌を食べ始める。

 

「ハルファス、バルクァス。アンドロメダを抑えといてくれ、後で仕置きにいく。アレクサ、ヒューイ、ルイス、メリビット、喧嘩するなよ、首がまた増える」

 

ハルファスとバルクァスの見た目は完全なマンティコア、しかも押さえているのは首もとを棘だらけにした豹だった。

彼らは棘にさわらぬように頭と体を抑えている。アンドロメダと呼ばれた豹は「仕置き」という単語にマンティコアが押さえるよりも早く伏せていた。

言葉だけでよかっただろう。

アレクサ、ヒューイ、ルイス、メリビットは体は共有しているが頭は別れていた。一応生物上の雌に当たるのでそうと言わせてもらうが、彼女らはヒュドラである。

ここに来る前までもかなり奔走したらしい少年の額や頬には大粒の汗が垂れていた。彼が全員の食事を与え終わると、丁度八つの大きな影が渡ってきた。

 

「丁度よかった。ノージバル、エラメル、フレアーズ、ボーマン、ダイアナ、パルコール、エラクレス、お前らの分もあるから安心してよ」

 

そこに現れたのは八頭のドラゴン達だった。本来人間に懐く筈のないドラゴン達が、八つの塔に鎮座し我へと彼を待っている。

ノージバルは犬と蜥蜴を足して二で割ったような顔に大きなくすんだ茶色の羽、先端で二つに割れた尻尾を持つドラゴンだ。

エラメルは二本の角を持ち、翼膜に黒い斑点をもつドラゴン。体の色は呼んで名の元になったエメラルドの如く、綺麗な翡翠色だ。

フレアーズは真っ赤な体に後頭部の棘が特徴的なドラゴン。誰よりも好戦的だが、少年の指示には必ず従う。

ボーマンは一本角以外は特徴はそれほどないが、鼻から漏れている蒼い炎が印象に残るドラゴン。この中では一番忠実。

ダイアナは体が光に当たるとマジョーラカラーの様に偏光する体質がある。それがダイアのように見えたからこの名を付けたのだ。

パルコールは恐らくこの中で統率を担っている。赤い目と長い爪、巨大な翼は誰がみても強者と言える。

最後のエラクレスは、知識の有るものなら詠嘆の声をあげるだろう。何せ、このドラゴンは誰よりも強い。

彼らは塔の上に乗せられた肉を足でつかんだり手で掴んだり、口に加えたりし、一つ吼えて自分の住処へと戻っていく。少年はそれを見届けて、現実世界へ戻るために小屋へ戻る。

小屋の中に入ると緑色の繭のような形をした何かが少年に必死になにかを伝えようとしていた。

 

「あー、分かってるよミロー。ホグワーツからの手紙だろう?大丈夫、お前らもちゃんと連れてくよ。許可は取ってある」

 

少年は繭を一撫でし、小屋の階段を上がって行った。

 

 




どうも、antiqueです。
みんな大好きハリポタ二次創作を描き始めた学生です。よければ今後とも見てやってください。

で、今回でかなりの数の名前が上がりました。特徴が所々描写してるのでGoogle先生を活用しどれがどれとか当ててみてください。

では次の話で会いましょう、サラダバー。




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