あなたは目を覚ます。
どうやら少し気を失っていたようだ。
「……?」
目を覚ましたあなたは迎えたのは、自然の豊かな香りと心地よい風だ。
辺りを見回してみるが、神話生物やドラゴンの姿はなくとても静かだ。
ここは、どこだろう?
”私”の知るノースティリスにこんな場所があっただろうか?
取り敢えず、立ち止まっているわけにもいかないし辺りを散策してみるか。
*****
数分後、あなたが辺りを散策していると目の前の空間が裂けた。
比喩ではなく、言葉通りの意味だ。
これは、…ムーンゲート?
あれ、ムーンゲートに大量の目なんて付いていたかな?
ん、誰か出てくるみたい。一応、すぐに殺れる用に構えておかないと…
「こんにちは」
「こんにちは」
ふむ、勝てない相手ではない…か?
私と同レベルの相手とは久しぶりだなぁ…。
「あなたは一体どこから来たのかしら?」
「ノースティリス」
まぁ、嘘をつく必要もないだろう。
「…まあいいわ。あなたは何をしに来たのかしら?」
いや、気がついたら居たんですが。
「分からん。気がついたらここに居た」
「…そう。私は八雲紫よ。あなたは?」
「ユキ」
「ユキ、私はこの世界が大好きよ。私が創った世界を壊されたくはないの。
だから、問題を起こさないでもらえるかしら?」
ふむ、問題か。どこまでが問題に含まれるだろうか?
核か?終末か?まあ、どちらも此処では使うつもりはないのだけれど。
「分かった。代わりと言ってはなんだが、この世界について説明してくれないかな?
私はこの世界のことについて何も知らなくてね」
「分かったわ」
*****
なるほど、この世界は幻想郷というのか。
やはりノースティリスではなかったかぁ。
それと、どうやら私クラスの生物はほとんど存在しないらしい。
よく滅びなかったものだね…。
にしても、スペルカードルールか。面白い事を考えるものだ。
☆<<スペルカード>>
まさか、神器クラスの物を貰えるとは。しかも固定ではないということは、他にもたくさんあるのだろうか?
「なるほど、大体わかった。それじゃあ、私はこの世界を回って見るよ。
前の世界とは違って、ここはとても綺麗だからね」
「気に入って貰えたみたいで何よりだわ。
それでは、あなたの旅路に幸運があらんことを」
「ふふっ、”幸運”ね。
私にはエヘちゃんが付いてるからね。幸運には自信があるよ」
うみみゃあ!
紫side
あ、危なかったわ。まさか、あそこまで力を持った”人”が居るなんて。
話してるだけで圧迫感がすごかったわ。
ま、まぁ問題を起こさないって約束してくれたし大丈夫よね?
それにしても、やけにスペルカードを見て喜んでいたけれどそんなに嬉しかったのかしら?
マヨヒガに戻れば山ほどあるのに…
取り敢えず、天魔と地底の覚り妖怪に説明だけしておきましょ。
特に天魔には急いで伝えないと、妖怪の山が悲惨なことになりますわ。
はぁ…、今日は忙しくなりそうですわ。
いかがでしたでしょうか?
文字数は話数ごとにバラバラになってしまいますがご容赦ください。
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