「みんなに紹介するわ。彼女、ユキが私たち紅魔館のメンバーに加わることになったわ」
「これからよろしくー。まぁ、みんな私に会ってると思うけどね」
「私は初対面ですよ?」
「ん? あれ、君は?」
「私は小悪魔です。普段はパチュリー様のお世話をしていますね」
「あぁ、こあのことは気にしなくていいわよ。雑用みたいなものだから」
「ちょっ、パチュリー様!それはないですよ!」
パチュリーちゃんのペットかな?
「それで、レミィのことだからユキの紹介のためだけに、私たちを集めたわけじゃないでしょ」
「もちろんそれだけじゃないわ。そろそろスキマ妖怪との約束の日になるから、みんなには異変の準備をしてほしいの」
「異変?」
「それについては私が説明しますわ」
おっと、紫ちゃんかぁ。目の前にムーンゲートが湧くのはびっくりするなぁ。
「紫ちゃん、久しぶりだね」
「えぇ、お久しぶりですわね。それで異変ですけども……あれ、私以前あなたに言いませんでしたっけ?」
「え?いや、確かに吸血鬼がもうすぐ異変を起こすみたいなこと言ってたけど…」
「その異変ですわ」
「??? あれ、異変を起こすのは吸血鬼じゃないの?」
「それであってますわ。だからこうして、お子ちゃま吸血鬼のところに来たのですわ」
「おい、お子ちゃまは余計だ」
「……もしかして、レミリアちゃんって吸血鬼だったの?」
「今まで気づいてなかったの!?」
「ちなみに私も吸血鬼だよー」
な、なるほど。レミリアちゃんとフランちゃんは吸血鬼だったのか。
血を吸うフィートとは珍しい…。
「ユキのためにもう一度説明しますと、弾幕ごっこを幻想郷に広めるために異変を起こしてもらうのよ。
…異変の内容は決まったかしら?」
「あぁ。血のように紅い霧を広げて、忌々しい太陽を覆い隠す予定だ」
「……分かりました。タイミングは任せますわ」
「ねぇ、紫ちゃん。それ私も参加していいんだよね?」
「え、……あなたも参加するんですの?」
ちょっぉ!?私は参加しちゃダメなの!?
「ダメ?」
「……くれぐれも死者を出さないようにお願いしますわ」
「だ、出さないよ!」
なんで死人が出る前提なのさ。
「それでは、準備の方お願いしますわ」
「全く、私のことをなんだと思ってるのさ」
「パチェ、早速やるわよ。みんな配置について頂戴。
ユキとフランは……そうね、遊撃に回ってもらっていいかしら?」
「オッケー、一緒に頑張ろうねフランちゃん」
「うん! ユキお姉ちゃんと一緒に頑張る」
「ところで、レミリアちゃん。この館ってどれぐらい頑丈かな?」
「どれぐらいって、パチェが結界を張ってるから簡単には壊れないはずよ?」
「えぇ、普通の魔法やスペルぐらいじゃ壊れないように出来てるわよ」
「そっか、ちょっと試しに魔法撃ってみていい?」
「いいわよ。ただ、窓ガラスは割らないようにね」
「分かった。んじゃいくよ、みんな離れててね」
よし、あれだけ離れてたら大丈夫かな?
試しておかないと、万が一弾幕ごっこ中に館が壊れて生き埋めになんてしちゃったら、殺人になっちゃうしね。
向こうの世界だったら気にしなかったけど…。
”魔力の嵐”
術者を中心とした魔法属性の範囲攻撃
パチュリーちゃんの結界があるなら本気でやっても大丈夫かな。
☆祝福された古なる杖 『黄昏の終焉』 (1d23)(20) [15,0]
それはミスリルで作られている
それは酸では傷つかない
それは炎では燃えない
それは生きている[Lv:100 EXP:0%]
それは武器として扱うことができる (1d23 貫通 0%)
それは片手でも扱いやすい
それは攻撃修正に20を加え、ダメージを0増加させる
それはDVを15上昇させ、PVを0上昇させる
それはより高度な詠唱を可能にさせる [*]
それは使用者の生き血を吸う[*****+]
それは魔法の威力を高める [*****+]
さて、どうなるかな……。
……やりすぎた。まさか紅魔館の2階から上が無くなるとは
いかがでしたでしょうか?
評価・感想お待ちしております。