まぁ、本格的に動き出すのは次からですけどね。
あれから数か月。
この世界の魔法はすごいね。ストックの概念が存在しないし、一度読んだら永久的に使えるんだもん。
ただ、レベルの概念がないから威力を上げれないのが辛いなぁ。まぁ、生きた武器ちゃんがあるからいいんだけど…。
というか、私のペットたちは今何してるんだろ。元気にやってるかな?
「こあちゃん、なんか暇つぶしに面白そうな本持ってきてー」
「面白そうな本…ですか?」
「うん。何でもいいからさ、面白そうだと思う本持ってきてくれない?」
「はぁ、わかりました」
「ありがと。…咲夜ちゃーん!」
「如何されましたか?ユキ様」
う、うーん。前から思ってたけど、様付けで呼ばれるのはなんかむず痒いなぁ。
「紅茶のおかわりもらえる?それと、前から言おうと思ってたんだけど、様付けで呼ばなくていいよ?」
「そうですか?では今後はユキと呼ばせていただきます。紅茶ですね、少々お待ちください」
「にしても、春になったにも関わらず寒いねぇ。パチュリーちゃんは寒くないの?」
「えぇ、体の周りに結界を張っているから寒さは感じないわね」
「へぇー、そんな使い方もあるんだ」
相変わらず便利だねぇ、この世界の魔法は。それとも発想の転換なのかな?
「お待たせしました。それと、お嬢様がお呼びですので、後でお部屋に向かうようお願いします」
「ん、レミリアちゃんが?飲み終わったら向かうって伝えておいてもらえるかな」
「畏まりました」
お、白黒…。いい加減慣れたけど、いつでも時間を止められるのはいいなぁ。
*****
「レミリアちゃーん、どしたの?」
遊んでほしいのかな?
「ユキ、咲夜と一緒に異変解決に向かいなさい」
「異変?」
ん?異変なんて起きてたっけ?
「そうよ。今回の異変のせいで寒くてたまらないのよ!」
「あー、これ異変だったんだ」
「異変に決まってるでしょ!もう5月よ!」
「んー、取り合えず調べてみるよ」
さて、どこから調べようか?
「さてさて咲夜ちゃん、まず何から調べようか?」
「そうね、まずは博麗神社に向かうことにしましょ。既に博麗の巫女も動いてると思いますしね」
「了解、それじゃあ行こうか」
まだ固いなぁ。私に敬語なんて使わなくていいのに。
*****
「おーい、霊夢ちゃーん!……それ、なに?」
「これ?こたつよ。あんたも入る?温かいわよ」
「おー、入る。うわ、すごい温かい」
あ、だめだこれ。もう外出たくないなぁ。レミリアちゃんに言ってこたつ用意してもらおうかな。
「おーい霊夢!異変だぜ、異変!」
お、魔理沙ちゃん。相変わらず元気だねぇ。
「お、咲夜にユキもいたのか。二人も異変解決に来たのか?」
「そうだよー。ただ、私はこたつに負けちゃったから、咲夜ちゃんあとよろしく」
「…えっ、ユキあなた何を言って」
「だって、外寒いじゃん」
「……はぁ、しかたない。魔理沙行きましょ」
「お、おぉ。…ユキはいいのか?」
「大丈夫よ、霊夢と一緒に来るでしょ」
「それもそうか。んじゃあな、霊夢。今回の異変の手柄はいただくぜ」
「頑張ってねぇ」
さて、私ももう少ししたら動きますかね。
*****
「んー、こたつに入りながら食べるシャーベットはおいしいなぁ。
あ、霊夢ちゃんも食べる?」
「いただくわ。……美味しいわね、これ。ユキが作ったの?」
「そうだよー。私がバーベキューセットで作ったの。まだまだあるから遠慮なく言ってね」
「なんでバーベキューセットでこれが作れるのよ……」
霊夢ちゃん、それは気にしたら負けだよ。
紫ちゃんも疑問に思ってたけど、美味しいから問題ないでしょ!
いかがでしたでしょうか?
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