東方Elona録   作:ネェリ

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紫様の口調ってこんなだっけ…?
キャラ崩壊してたら申し訳ないです。


ネフィア <<妖怪の山>>

取り敢えずわかったことだが、どうやらこの世界でも魔法と技能は使えるようだ。

試しに”英雄”の魔法を使ってみたがいつもどおり発動した。

それならば帰れるのではと思い”帰還”の魔法を使ってみたが、どこにも飛ぶことができなかった。

どうやら帰ることはできないようだ。まあ、戻ったところですくつ巡りぐらいしか

やることもないし別にいいか。

この世界なら未知のアーティファクトも手に入りそうだからね。

…そうだ、”願い”はできるのだろうか?

……なんと、願いは使えるのか。それじゃあエヘちゃん呼んでみようかな。

いでよ!エヘカトル……ちゃん(ボソッ)

 

うみみゃあ!女神さまを呼ぼうとするのは誰かな?誰かな?

 

どうやらこの世界には呼べないみたいだ。嘘でしょ、私の楽しみの一つが…。

代わりになぜかサーモンが降ってきた。

どうやらエヘちゃんからのプレゼントのようだ。

大切にクーラーボックスに永久保存しておこう。

さてと、色々分かったしこの世界を見てまわろうかな。暇つぶしぐらいにはなるといいなぁ。

 

 

 

 

*****

 

 

「止まれ!ここは天狗の治める妖怪の山よ!!今すぐ立ち去りない!!」

 

ふむ、この世界を見て回りたいからこの山にも登りたいんだけどなぁ。

 

「ごめんね。私も色々とこの世界を見て回りたいから、登りたいんだよね。

だから登らせてもらうよ?あと、相手との戦力差も分からないのに喧嘩売らないほうがいいよ?

殺されるから」

 

目隠しして座っていても勝てる。

それが目の前の白犬の評価だ。

……もしかして、この世界ではこの程度が普通なのだろうか?

 

「人間風情が我ら白狼天狗を舐めるな!」

 

おっと、どうやら白犬の機嫌を損ねてしまったらしい。

私は忠告しただけなのに斬りかかって来ちゃったよ。

けど…、うん。当たらないと思うよ?

 

「なっ…、私の攻撃が躱されるなんて」

 

いや、かなり遅かったよ?まだパルミアのガードの方が速いよ?

 

「貴様、一体何者だ!!」

 

「私?通りすがりの”妹”だけど?あとさ、そろそろめんどくさくなってきたからさ

いい加減攻撃やめてくれないかな?じゃないと、この山滅ぼすよ?」

 

少しばかり威圧してみたけど、攻撃やめてくれないかなぁー。

当たらない攻撃をちまちまと何回もやられるってムカつくよね?

さて、どうやって滅ぼそうかな。核と終末は紫ちゃんに止められちゃったから他の方法で……、

ああ、あの魔法があるじゃん。

 

「…ッ!?総員かかれ!!」

 

どうやら、白犬は他にも複数いたらしい。まあ、気づいていたけどね。

よし、滅ぼすか。山ひとつぐらいなら紫ちゃんも許してくれるよね。

 

”メテオ”

 

elona民なら誰しも知っているだろう”自分を含めた”全域攻撃魔法。

そう、メテオは自分すらも巻き込むというネタ魔法なのだ。

しかし、ネタ魔法だからこそ極めようとする頭のおかしい廃人も居るのだ。

 

 

いやー、前にお遊びでパルミアでメテオ祭りやった時のおかげか、レベルが異常に高いんだよね。

さて、どうなることやら。

 

……あれおかしいな?いつもどおり隕石は降ってきたのに全部ムーンゲートに吸われたぞ???

あれは、紫ちゃんのムーンゲートだったような。

 

「ユキ?これはどういうことかしら?」

 

後ろから呼ばれたので振り返ると、そこには妙に疲れたような紫ちゃんと鴉?が一匹居た。

 

「て、天魔様!?」

 

ふむ、どうやらこの鴉?は天魔という名前のようだ。

 

「いやね、警告したんだけどね?目の前の白犬ちゃんが攻撃をやめてくれないから、山を滅ぼそうと思って」

 

「なんで山を滅ぼそうという発想になるのよ!」

 

「いや、だって白犬ちゃんがいっぱい居たからコレにしたんだよ?

それに、紫ちゃんに世界を壊さないで欲しいって言われたからなるべく被害の少ない広範囲魔法を選んだんだし。

終末や核爆弾なんて使ったら世界が壊れちゃうから……」

 

「え……、アレ以上に酷いものがあるのかしら?」

 

「うん。むしろアレはネタ枠の面白魔法だよ?」

 

「ごほん…、すまなかった。この山の代表者として謝罪する。

ウチの者が迷惑をかけて申し訳ない。どうか許してもらえないだろうか?」

 

紫ちゃんに魔法の説明をしてたら、天魔ちゃんに謝罪されてしまった。

しょうがないなぁ、私の心はすくつよりも広いからね。許してあげようじゃないか。

 

「天魔様が頭を下げるほどの相手だなんて……」

 

お、どうやらやっと白犬ちゃんも私の実力がわかったようだね。

にしても、天魔ちゃんは”負ける気はしない”ねぇ。

やっぱりこれぐらいが普通なのかな?

 

「いいよいいよ、別に私も戦いたい訳じゃないしね。

私が山に自由に出入りできるようにしてくれたらそれでいいよ」

 

「承知した。すぐに全ての天狗に伝えよう」

 

「紫ちゃんもごめんね?さっき見てたけど、私の”メテオ”を無効化したのって紫ちゃんでしょ?」

 

「え、ええ。そうですわ」

 

「次からはメテオも使わないようにするよ」

 

「そうしていただけると、とても助かるわ」

 

さて、魔法がひとつ使えなくなってしまった。まあ、ネタ魔法だからいいけど。

ほかの魔法、何冊あったかなぁ…。ストックはあるけど本も用意しておきたいんだよなぁ。

 

「取り敢えず。今日は落ち着けなさそうだから寝るね。おやすみ」

 

「はい?」

 

寝よう!疲労も溜まったし、なんか今通っても色々とめんどくさそうだし。

幸せのベッド持ち歩いててよかったぁ。重さ0ってよくよく考えるとすごいよね。

羽の巻物ってどういう原理なんだろ。

 

「……取り敢えず、話し合いましょ。白狼天狗と鴉天狗を全員集めてもらえるかしら」

 

「あ、ああ。山頂に全員集めるとしよう。にしても、コイツは一体何ものなのだ?

恐ろしい程の力を持っているし、どこからかベッドを取り出して寝てるし色々とおかしいじゃろ」

 

「…先に山頂に向かってますわ」

 

紫はそう告げると、とても疲れたような顔つきをしながらスキマへと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?
評価・コメントお待ちしております。




メテオいいよね!
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