「それでえっと、三つ目のは……」
「これもそのまんま、ひたすらドラゴンを倒すだけだよ。……その前に、ちょっと確認したいことがあるんだけど」
「確認したいこと、ですか?」
「うん、ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね? ”支配”」
支配
対象を支配して仲間にする
「さてっと、ステータスは……。あー…、戦術と二刀流は高いけど、回避低いなぁ」
「ステータス?」
「ん、気にしないで」
結構いいじゃん、これならすぐに強くなれるかなぁ。
「ちょっと失礼」
体力見せてね?
「ふぇ? え……、ちょっ、何を!?」
「はいはい、暴れんなよ…暴れんなよ…」
聴診器
ペットの体力を表示することができる
「ま、周りに人が!み、みんな見てます!」
「気にしない気にしない」
そんなに恥ずかしいかな?人前で”気持ちいいこと”してる人なんてたくさんいたのに。
***
「う…うぅ…。辱められたぁ……」
「おぉ、意外と体力はあるんだね」
やるかぁ、終末狩り。そうと決まれば色々と”準備”しないと…。
「結局、三つ目のドラゴン退治でいいの?」
「……他二つと比べたら、戦うだけですので。いえ、二つ目のも良かったのですが、強くなってる実感がわかなくて…。だったら、戦って強くなった方が分かりやすいと思いまして」
「それじゃあ明日、準備できたら紅魔館に来てね」
「あの、その前に一ついいですか?」
「どしたの?」
「ドラゴンって何ですか?」
……おっと、もしかしてこの世界にはドラゴンが居ないのかな?
「幽々子ちゃんもドラゴン知らない?」
「知らないわね。ドラ…ゴン…、何だか可愛いわね」
「……」
かわ…いい…??? お、おぅ。
「まぁ、気にしなくて大丈夫だよ!ちょっと強い妖怪だと思ってもらえれば」
「なるほど…。明日からよろしくお願いします、師匠!」
師匠!いい響きだねぇ。
「うん!それじゃあ、また明日!」
さて、明日までに”準備”間に合うかな。
*****
「さて、それじゃあやっていこうか」
「お願いします」
「まずは、ここにある装備全部身に着けてもらっていいかな?」
ブレス耐性上げないとすぐ死んじゃうからねぇ。
「あ、楼観剣じゃなくてこっち装備してもらっていい?白桜剣はそのままでいいからさ」
「分かりました!…っと、結構重いですね」
☆ 赤く染まった短剣 <<深淵の星屑>>
それは全てを終結させる
ラグナロクだと二刀流した時に命中率下がっちゃうからね。
「まぁ、そのうち慣れるよ。着いてきて」
シェルターがこっちの世界でも使えてよかったぁ。
「ここ…ですか?見渡す限り何もないようですが…」
「大丈夫、今からいっぱい出てくるから。私が今からモンスター……、えっと妖怪を召喚するから、その剣で倒してもらえるかな?」
「分かりました!」
……あ、忘れないうちに
「”永遠 終わることのない終末体験”」
*****
耐久スペルというものをご存じだろうか?
決められた制限時間が過ぎるまで、弾幕を避け続ける必要のあるスペルカードだ。
制限時間は使用者の霊力・魔力・妖力・神力によって変わる。
そんな耐久スペルとスペルカードの特性を利用して作られたスペルカード。
永遠 終わることのない終末体験
魔法の自動発動機能があるスペルカードに”復活”の魔法を登録し、魔力を限界まで注いで制限時間を伸ばし続けたスペル。
自動発動に加え、複数の魔法の同時発動ができるスペルカードに、同一の魔法を登録し続けたらどうなるのか……。
答えは、発動条件を満たしたときに自動で同じ魔法を発動するのだ。
これを用いてユキは、対象が死亡した瞬間に”復活”の魔法が掛かる用設定し、その制限時間を、魔力を持って最大限伸ばした。
結果……
制限時間 720時間
登録魔法種類 1種類 ”復活”
登録魔法数 254,350
蘇生させることにのみ特化したスペルカードが出来上がったのであった。
如何でしたでしょうか?
情報屋が東方の世界にいないので、ペットのステータスは個人で見れるように変更しました。
スペルカードの設定において独自解釈が多数含まれております。
ご容赦ください。