東方Elona録   作:ネェリ

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終末 【弟子ができましたver4.0】

「うわぁ……。あなたも趣味が悪いわね」

 

「そう言わないでよ。私のいた世界じゃこんなの普通だったよ?」

 

「……どんな魔境よ、あなたの世界は」

 

「それにしても、パチュリーちゃんの水晶玉?は便利だね。まさか遠隔透視ができるとはね」

 

「どこにでも出来る訳じゃないわよ。距離制限もあるし、魔法で遮られているようなところには干渉できないわ」

 

「それでもだよ。おかげで妖夢ちゃんがどうしてるか分かるから助かるよ」

 

「悪趣味ね。…また死んだわ」

 

「912回目だね」

 

「助けてあげないのかしら」

 

「助けないよ?」

 

あたりまえじゃん。むしろ、食事休憩がある分だけマシだと思うなぁ。

本当なら食事もハーブのみにしたいんだけど、それで精神が崩壊したら幽々子ちゃんに怒られちゃうからね。

 

「もうすでに崩壊してると思うわよ。目からハイライト消えてるし…、泣きながら戦ってるの見てると可愛そうに思えてくるんだけど……」

 

「今、さりげなく心読んだよね。まだ大丈夫だよ、本当に崩壊したらたぶん動かなくなるから」

 

「……そう。咲夜」

 

「お呼びでしょうか」

 

「紅茶のおかわり頂戴」

 

「あ、私も」

 

「畏まりました」

 

「さっき崩壊したらって言ったけど、パチュリーちゃんこの水晶玉見てて、何か気づくことない?」

 

「気づくことって、さっきから半人半霊が死んでることしか……」

 

「うん、死んでるね。じゃあ死ぬまでにかかってる時間は?」

 

「時間って……。なるほど……、確かにまだ精神崩壊してないみたいね」

 

「でしょ。……そろそろ回避においては3桁超えるかな」

 

「?何か言ったかしら」

 

「ん、気にしなくて大丈夫だよ」

 

「ところで、ユキはいつまでこの魔道具を見てるのかしら」

 

「ずっとだよ。妖夢ちゃんが頑張ってるのに、それを見ないわけにはいかないからね」

 

「……意外ね。優しいところあるじゃない」

 

「別に優しいわけじゃないよ。……ただ、弟子が成長していくのを見るのが好きなだけだよ」

 

「そう……」

 

「お待たせしました。紅茶のおかわりをお持ちいたしました」

 

「ありがと」

 

「あ、咲夜ちゃん。夜、お肉料理を多めに用意してもらえるかな」

 

「お肉料理ですか?肉の種類は」

 

「何でもいいよ。肉であれば問題ないよ」

 

「畏まりました」

 

「どうして肉なのかしら。…もしかして私に果実類を勧めたみたいに理由があるの?」

 

「あるよ? 肉料理は筋力や耐久が上がるんだ。剣士にお勧めなんだよね」

 

「にわかには信じがたいわね。……でも、実際微量だけれど、魔力上がってるのよね。果実類を食べ始めてから…」

 

「食べ続けることに意味があるからね。何だったら、一気に上げる食べ物もあるけど食べる?紫ちゃんにあげたら吐き出しちゃったけど」

 

「遠慮しておくわ。一気に魔力量が増えても、逆にコントロールに困るわ」

 

「了解。っと、そろそろ迎えに行ってくるよ。正気に戻るのに時間かかると思うからね」

 

「やっぱり精神崩壊してるじゃない」

 

「あはは♪」

 

 

 

 

*****

 

 

「……あれ、ここは…」

 

「あ、起きた。気分はどう?」

 

「ひぃっ……、し、師匠…」

 

「もうすぐ咲夜ちゃんの料理ができるからそれまで休憩ね」

 

「は…、はっ、…い……」

 

「さて、ステータスは……」

 

回避 130.60

中装備 92.20

 

回避と中装備がいい感じに育ってきたね。戦術と二刀流は死ななくなってからかな。

まぁ、本人的には剣の腕も上がってると思い込んでるだろうけどね……♪

 

「お待たせしました。お食事のご用意ができました」

 

「ん、了解」

 

「今行くわ」

 

「は…、はぃ…」

 

 

 

 

*****

 

 

「咲夜、今日の食事も美味しいわね」

 

「咲夜ー、今日も美味しいよ!」

 

「ありがとうございます、お嬢様、妹様」

 

「うん、美味しいわね」

 

「美味しいね、後でこの料理のレシピ教えてほしいなぁ」

 

「ぐすっ……、ぅ…、あむっ……、ぐすっ……」

 

「妖夢ちゃん、美味しくないの?」

 

「ひっ……い、いえ…、とても美味しいです…… ぐすっ……」

 

「「「…………」」」

 

「あ、ありがとうございます。ユキ、レシピについては後で教えますね」

 

「お、ありがとう♪」

 

レシピが増えるのはうれしいねぇ。料理スキルがあっても作れるメニューには限りがあったから助かるなぁ。

 

(ユキお姉ちゃん…)

 

(どしたの?フランちゃん)

 

(えっと…、このお姉さんどうしたの?さっきから泣いてばかりだけど…)

 

(……きっと咲夜ちゃんの料理が美味しくて感動してたんだよ)

 

(そっか!咲夜の料理は美味しいもんね!)

 

(…わぁ、純粋)

 

 

 

 

*****

 

 

「師匠…、も、もう許してくださぃ…。無理です、これ以上は……無理ですよぉ…」

 

「んー?……そうだね。じゃあ条件を付けようか」

 

「じょ、条件……ですか…?」

 

「終末のドラゴン一体でも倒せたら、1日休みをあげるよ」

 

「え……」

 

「逆に、1体倒すまで休憩はないから気を付けてね♪」

 

「ま、待ってください……!無理…、そんなの…無理ですよぉ……」

 

「大丈夫だって。妖夢ちゃんなら出来るから。それじゃあ、行ってみよう♪」

 

何を投げる? 

あなたは魂魄妖夢を投げた。グリーンドラゴンに見事命中した。グリーンドラゴンは嫌な顔をした。魂魄妖夢は絶望な顔をした。

 

「それじゃあ、頑張ってねー」

 

「やだ……ぁ。もう…、やだぁ……」

 

 

 

あはは♪いいじゃん、盛り上がってきたねぇ♪

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?
一応弁解しておきますが、私は妖夢ちゃんのことが嫌いなわけではありません。むしろ好きな方です。というか、東方キャラは基本的に好きですよ?
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