東方Elona録   作:ネェリ

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今回からしばらく閑話となります。

キャラ崩壊が目立つかもしれません、ご注意ください


閑話 <<★第1巻目の妖夢の紅炎異変日記>>

あれから数日、妖夢ちゃんは楽しくやれてるだろうか…

それにしても、最近暇だなぁー、何か面白そうなこと起きないかなぁ。

 

「師匠!遊びに来ましたよ!」

 

「おー、妖夢ちゃん」

 

「師匠、顔が死んでますけど何かあったんですか…?」

 

「むしろ何も無いから死んでるの…。何か面白そうなこと無いかなぁ」

 

「……でしたら師匠、異変でも起こしてみませんか?」

 

「えっ、やだ。めんどくさい」

 

「師匠、異変起こしたらいい事あるかもしれませんよ?」

 

「いいこと?」

 

気持ちいいことでもしてくれるの?

 

「以前私に言ってたじゃないですか」

 

「うん?」

 

私なにか言ったっけ…?

 

「あーてぃふぁくと、でしたっけ?貴重な物が世界には転がってるって言ってたじゃないですか」

 

「あー、言ってたねそんなこと」

 

「考えてみてください、異変解決のプロである博麗の巫女や、その補佐的立場の魔理沙さんが、ただの人間なのにどうしてあそこまで強いのか…」

 

「もしかして……」

 

「そうです!きっとそのあーてぃふぁくとの力ですよ!」

 

「な、なんだってー!?」

 

盲点だった。確かに、霊夢ちゃんとかただの人間なのに紫ちゃんと同レベルだったし……。もしかしたら本当にアーティファクトを持ってるんじゃ…。

 

「オーケー、異変起こそう!もしかしたら固定アーティファクトの可能性もあるしね!」

 

「…チョロいですね、師匠」

 

そうと決まれば準備しないとね!

 

 

 

 

*****

 

 

チョロい、チョロすぎですよ師匠。まさかこうも簡単に動いてくれるとは…、これは私の時代が来ましたね!

 

「ところで、異変って具体的に何すればいいの?」

 

「……」

 

し、しまった!考えてなかった!ど、どうしよう…。異変…。

 

「あ、あのドラゴンでも放ってみたらどうでしょう!手っ取り早く済みますよ!」

 

「いやいやいや、幻想郷壊れるから!?何言ってんの妖夢ちゃん!?」

 

あれ、おかしいですね。師匠なら幻想郷のことなんて気にしないと思っていたのですが…。

 

「えっと、一先ず拠点となる場所でも確保したらどうですか?」

 

活動拠点がないと不便ですからね。

 

「あ、それは気にしなくていいよ。今から拠点建てるから」

 

「はい?」

 

聞き間違いかな、今建てるって聞こえたんですけど……。

いくら師匠でも流石に1日で建築は…、出来ても掘っ建て小屋ぐらいですかね…。

 

「ちょっと離れててね。小城の権利書!」

 

なんということでしょう。あの何も無かった森の中に、突如として立派な城が建てられたではありませんか。

……これ、どうしよう。ま、まぁ、その時になってから考えればいいですよね!

建てたのは師匠だもの!私知らなーい。

 

「さ、準備しよ?妖夢ちゃん」

 

「そ、そうですね!準備しませんと!」

 

 

 

 

*****

 

 

「ところでさ、どうして妖夢ちゃんは異変を起こそうとしたの?私はアーティファクトが手に入るかもしれないから、異変起こす予定だけど…」

 

「わ、私は自分の腕を確かめるためですね!魔理沙さんだけだと、どれぐらい強くなったのか分からなかったので」

 

言えるわけないじゃないですか!博麗の巫女にも勝てそうだったからなんて……。

 

「なるほどねぇ。さて、異変の内容だけど、景品を用意してここに攻めてきてもらう感じでいいかな?」

 

「私としては戦えるのならばそれでいいですが、師匠はそれでいいんですか?」

 

「うん。だって、解決に来るってことはアーティファクトをもって来るってことでしょ?

だったら、カモが現れるまで待ち伏せした方がいいに決まってるじゃん!」

 

「うわぁ…」

 

もう師匠の存在そのものが異変なのではないでしょうか…。

 

「さてと、私はちょっと文ちゃんを連れてくるから、少し待っててね」

 

「文ちゃん、というと文屋ですか。一体どうして?」

 

「だって、広めないと解決組が来ないじゃん。んじゃ、行ってくるね」

 

「は、はぁ…。行ってらっしゃい」

 

 

~5分後~

 

 

「ただいまー」

 

「速っ!?お、お帰りなさい」

 

え…、速すぎませんかね?今さっき出て行ったばかりだと思ったんですが。

 

「あややや、これはいったいどういう集まりで?というかこの城なんですか!?」

 

「文ちゃん。今から私と妖夢ちゃんで異変起こすからさ、新聞?だっけ、それに載せてくれないかな?」

 

「はぁ、構いませんが……え、異変?」

 

「そう異変。…異変だよね?」

 

「一応、異変になるんじゃないですか?ただ、誰も困らないから来るかどうか分かりませんが…」

 

「そっか…、じゃあ嫌でも来るようにするかな」

 

「え?」

 

「メテオ」

 

空中に突然発生した、赤く煌めく岩石の塊。膨大な熱量を持ったソレは、加速しながら降り注ぐ………とでも、言うと思ったかい?

 

「な、何やってるんですか!?」

 

「落ち着いて、ほら。ちゃんと止めたからさ」

 

ユキが放った弾丸が、空に浮かんでいる岩石を止めたのだ。まるで時間が留まっているかのように…。

 

「さて、文ちゃん。新聞にこう書いてよ。今から三日間以内に、私と妖夢ちゃんを倒せたら報酬として願い事を一つ叶えてあげるって。

……ただし、誰一人として倒せなかったらメテオを落として、幻想郷を破壊するってさ♪」

 

「ちょっ、聞いてないんですけど!?」

 

「そりゃあそうでしょ。言ってないもん」

 

何言ってるんですかああああ!?私、そこまでするつもりなかったんですけどぉ!?

 

「あやややや、こ、これは……」

 

「書いてくれるよね♪ まぁ、書かなくてもいいよ?その時は幻想郷が崩壊するけどね♪」

 

「し、失礼します!」

 

さ、さすが自称幻想郷最速。速いなぁ……って、呑気にしてる場合じゃなかった!

 

「どうするんですか師匠!? すぐにみんな来ちゃいますよ!?」

 

「そうだね。取り合えず、ラムネでも飲んでゆっくりしてよっか」

 

「なんでそんなに落ち着いてるんですかぁ!?」

 

 

師匠ぉぉぉぉぉぉ!

 

 

 

 




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