東方Elona録   作:ネェリ

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閑話 <<★第2巻目の妖夢の紅炎異変日記>>

「妖夢ちゃん、一番最初に誰が来ると思う?」

 

「…やはり博麗の巫女では?幻想郷の危機ですし…」

 

「私の予想だと、紫ちゃんかなぁ。前にメテオ使わないって約束しちゃったからね」

 

「え……」

 

約束したのに使ってるじゃないですかー!

 

「多分もうすぐ…」

 

「久しぶりね、ユキ」

 

「ほら来た」

 

「げっ……」

 

ほ、本当に来ちゃいましたよ!? どうするんですか!これじゃあ異変が…。

 

「…ユキ、あなた前に言ったよね?コレは使わないって」

 

「うん、だから止めてるじゃん」

 

「そういう問題じゃないわよ!こ、これどうなってるの!?落とさないよね?ねぇ?お願いだから落とさないでよ!?」

 

「うわぁ…」

 

妖怪の賢者が…、幻想郷の創設者が懇願してるよ……。後で幽々子様に伝えてみよう……「あら、妖夢。楽しそうなことしてるじゃない」と…」

 

「ゆ、ゆゆゆ、幽々子様!?」

 

な、なんでこんな所に…。

 

「妖夢が面白そうなことしてるって新聞に書いてあったからね〜。まさか紫のこんな姿が見れるとは思ってなかったけど…」

 

「あ、あはは…」

 

「あ、幽々子ちゃんも異変に参加する?前回は私が相手したから、今回は普通に幻想郷の人たちと戦ってみる?」

 

「あらいいの?それじゃあ、参加させてもらおうかしら」

 

「ちょっと幽々子!あなたこっち側でしょ!?ユキを説得するの手伝いなさいよ」

 

「紫、諦めも肝心だと思うの」

 

「というか、本当に落とすつもりはないから大丈夫だよ?私はアーティファクトが欲しいだけだからね。ということで紫ちゃん、アーティファクト頂戴?」

 

「アーティファクトって何よ……」

 

「んー……珍しいもの、かな。スペルカードだって私からしたらアーティファクトなんだよ?」

 

「珍しいものって言われても…」

 

「アーティファクトくれなかったら、このメテオ落としちゃおうかなぁ~。スペルカードのおかげで、連続して発動できるようになったからいっぱい落とせるね♪」

 

「……」

 

師匠……、あなたは悪魔ですか?

 

「やめて!というか、連続して発動できるってどういうこと!?スペルカードにそんな機能つけた覚えがないんだけど!?」

 

「そうなの?とりあえず、スペルカードでもいいからさ、アーティファクト欲しいなぁ~。魔法登録しすぎて残り数枚しかなくて困ってたんだよね」

 

「……まぁ、スペルカードだったらいつでも作れるしいいわよ」

 

「お、ありがと。これで紫ちゃんと戦う必要がなくなったね♪」

 

「あ、あげてなかったら…?」

 

「もちろん、紫ちゃんと戦ってたよ(殺してでも奪い取ってたよ)

 

「た、助かった……」

 

あなた、幻想郷の創設者ですよね…?師匠に怯えすぎじゃないですかね?

 

「っと、来たかな」

 

「うん?」

 

あ、博麗の巫女と魔理沙さん…。って、あれ!?幽々子様が居ない!?

 

「ちょっとユキ!願い事が叶うってほんとなんでしょうね!?」

 

「うん、本当だよ。ただ、数に限りがあるから一人一回までだけどね」

 

願いが叶うって…、師匠は神様か何かですか?

 

「こ、これで私もお金持ちに……」

 

って、博麗の巫女……、幻想郷の危機だから来たわけじゃないんですか……。

 

「あれ?てっきり幻想郷の危機だから来たと思ったんだけど?」

 

私もそう思いましたよ。

 

「知ったこっちゃないわ。それよりもお願いよ!」

 

「ちょっと霊夢!あなた借りにも博麗の巫女なんだから、幻想郷の為に戦いなさいよ!」

 

「あら紫いたの。いいじゃない別に、私が何のために戦っても。それに、どうせなら幻想郷の為なんかじゃなくて、自分の為に戦うわよ!」

 

「ちょっ、なんかって何よ!?」

 

……え、あなた本当に博麗の巫女ですか?少しは幻想郷の心配をしましょうよ…。

 

「妖夢ちゃん、どっち殺る?」

 

師匠、やるの字が違くありません?

 

「おい妖夢!お前の相手は私だぜ!今日こそは勝つからな!」

 

「え、私はどちらかと言うと博麗の巫女が良かったんですが」

 

「なんだと!」

 

「んじゃ、両方同時に相手したら?私は戦い終わったあとでも盗めるからね。…それに幽々子ちゃんも居るからね」」

 

「賞品として貰うんじゃなくて、盗む予定だったんですね…。というか、幽々子様なら、さっきどこかに行っちゃいましたよ?」

 

「大丈夫だよ、ちゃんと居るからね。霊夢ちゃんと魔理沙ちゃん、最初は妖夢ちゃんの相手をしてもらうよ。ラスボスは最後に出るものだからね♪」

 

「…いいわ。とっとと潰して、願いを叶えてもらうわよ!」

 

「1人で倒したかったが、仕方ないか。いくぜ妖夢!今日こそは勝ってみせる!」

 

「…はぁ。やりますか…」

 

「あ、妖夢ちゃん。これあげるよ」

 

「?なんです…これ?」

 

「モンスターボール。危なくなったらどこかに投げてみ。すごいことが起こるから」

 

「あ、ありがとうございます」

 

師匠の”すごいこと”は洒落にならないと思うんですけど……

 

 

 

 

 

 

 




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