東方Elona録   作:ネェリ

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紫視点です。

キャラ崩壊が目立ちますが、お許しください。


ネフィア <<妖怪の山>> 紫side

~妖怪の山~

 

「……と言うわけで、彼女が来たら通してあげてほしいの。

下手に白狼天狗たちを向けると、殺されてしまうかもしれないから」

 

「そんなにやばい奴なのか?お主が警戒するほどとなると相当だぞ」

 

「えぇ、私とあなたと鬼子母神を合わせても勝てないほどですわ」

 

「それほどなのか!?……わかった、白狼天狗たちには下がるよう命じておく」

 

「そうしていただけると助かるわ」

 

ま、間に合ってよかった。

いくら約束したとはいえ、いきなり襲い掛かられたらあの子でも反撃するでしょうし。

それに白狼天狗が耐えられるとは思いませんわ。

 

「天魔様!侵入者です!」

 

侵入者?こんな忙しい時に、全く誰ですの。

 

「何? 誰だ?博麗の巫女か?それとも人里の人間か?」

 

「い、いえ…、それが金髪の子供なのですが、白狼天狗たちの攻撃を軽々と躱すほどの実力者でして…」

 

……前言撤回。どうやら間に合わなかったみたいね…。

なんで真っ先に妖怪の山に来るのよ!おかしいでしょ!他にも見るようなところいっぱいあるでしょ!

 

「て、天魔。急いで白狼天狗たちを下げさせて!彼女がさっき言ってた子よ」

 

「わ、分かった。すぐに下げさせよう」

 

「頼むわね」

 

も、もう少しだけ何もしないで。

すぐに攻撃をやめさせるから、何もしないでよユキ…

 

「天魔様!大変です、空が!」

 

今度は何よ!天魔が今すぐ白狼天狗たちを下げさせるから、おとなしくしてなさいよ!

 

「空?な、なんじゃアレは!」

 

アレ?アレって一体何よ。今日は普通に天気のいい日でしょ。

 

……何、アレ?なんか隕石が大量に降ってきてるんだけど…。

いやおかしいでしょ!なんで、博麗大結界があるのに空から隕石が降ってくるのよ!

結界に異変は感じないし、もう何なのよ!

 

「あぁもう!なんで今日はこんなに厄日なのよ!」

 

取り合えず、スキマに入れて相殺させよう。…うん。

 

 

 

 

*****

 

 

「つ、疲れた…」

 

「た、助かった…。感謝するぞ八雲殿」

 

もうやだ、冬眠したい…。

 

「取り合えず、白狼天狗たちを下げる前に彼女に謝りに行くわよ。

じゃないと、どれほどの被害が出るかわからないわ…」

 

「あ、あぁ…」

 

 

 

 

*****

 

 

「ユキ?これはどういうことかしら?」

 

…相変わらず、こんな女の子がアレほどの力を持ってるとは思えないわね。

一体どんな世界から来たのかしら。たしかノースティリス?だったかしら。

そんな地名聞いたこともないのだけれど…。

嘘を言ってる感じでもなかったわね。

 

「て、天魔様!?」

 

「いやね、警告したんだけどね?目の前の白犬ちゃんが攻撃をやめてくれないから、山を滅ぼそうと思って」

 

「なんで山を滅ぼそうという発想になるのよ!」

 

いや、いやいやいや、どういう思考回路をしたら山を滅ぼすなんて発想になるのよ…。

約束と違うじゃん!壊さないって約束してくれたじゃん!

 

「いや、だって白犬ちゃんがいっぱい居たからコレにしたんだよ?

それに、紫ちゃんに世界を壊さないで欲しいって言われたからなるべく被害の少ない広範囲魔法を選んだんだし。

終末や核爆弾なんて使ったら世界が壊れちゃうから……」

 

「え……、アレ以上に酷いものがあるのかしら?」

 

「うん。むしろアレはネタ枠の面白魔法だよ?」

 

いや、アレよりもひどいものってどんなものよ…。

というか今、核爆弾って言った?き、聞き間違いじゃないわよね?

……なんでそんなもの持ってるのよ!おかしいでしょ!個人で持てる物じゃないでしょ!

 

「ごほん…、すまなかった。この山の代表者として謝罪する。

ウチの者が迷惑をかけて申し訳ない。どうか許してもらえないだろうか?」

 

……お願いだから許してあげて?これ以上面倒を起こさないで。お願いだから…。

 

「天魔様が頭を下げるほどの相手だなんて……」

 

気づくのが遅いわよ!なんで実力差が分からないのよ!

私ですら生き残れる自信がないのに、あなたたちが勝てるわけないでしょ!

というか、実力差が分からないなら喧嘩を売るのやめなさいよ!

哨戒天狗の仕事だってのはわかるけど、一目で分かるでしょ!

絶対に勝てないって!何でもっと早く天魔に伝えなかったのよ!

 

「いいよいいよ、別に私も戦いたい訳じゃないしね。

私が山に自由に出入りできるようにしてくれたらそれでいいよ」

 

な、なんとか許してもらえたみたいね。助かったわ。

……あとで藍に胃薬を用意させましょ。

 

「承知した。すぐに全ての天狗に伝えよう」

 

「紫ちゃんもごめんね?さっき見てたけど、私の”メテオ”を無効化したのって紫ちゃんでしょ?」

 

よ、よく私だってわかったわね。流石というかなんというか…。

 

「え、ええ。そうですわ…」

 

「次からはメテオも使わないようにするよ」

 

「そうしていただけると、とても助かるわ」

 

やった!これでもう、あの隕石は降ってこないのね!

……なんで私こんなことで喜んでるんだろ。

 

「取り敢えず。今日は落ち着けなさそうだから寝るね。おやすみ」

 

「はい?」

 

な、なんかベッドを取り出して寝始めちゃったんだけど…。

というか、今どこから出したのよ。

もうヤダ…、何この規格外…。

 

「……取り敢えず、話し合いましょ。白狼天狗と鴉天狗を全員集めてもらえるかしら」

 

「あ、ああ。山頂に全員集めるとしよう。にしても、コイツは一体何ものなのだ?

恐ろしい程の力を持っているし、どこからかベッドを取り出して寝てるし色々とおかしいじゃろ」

 

「…先に山頂に向かってますわ」

 

寝よう。さっさと要件を済ませて私も寝よう。

はぁ…、今日は厄日ですわ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

紫様のキャラ崩壊が激しいかもしれませんが、ご容赦ください。
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