東方Elona録   作:ネェリ

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ネフィア <<紅魔館>> ver2

「ここがお嬢様のお部屋です。その、カリスマ性の高い方ですので、

あまり笑わないようにお願いします」

 

ど、どんな子なのかな?

……折角だから、ちょっと遊んでみよ。

 

「咲夜ちゃん、ちょっと待ってて」

 

「はい?」

 

”インコグニート”

 

変装魔法。

いや~、廃人になる前は町に入るためによく使ったなぁ。

今じゃガード全員、サンドバッグ吊りだからなぁ。

 

「さてっと……、お、これは紫ちゃんだ。

えーっと、…ごほん。お待たせしましたわ。これで大丈夫ですのよ」

 

お、咲夜ちゃん驚いてる驚いてる。

 

「魔法……ですか?」

 

「おぉ、よく分かったね。せっかくだから驚かせてみようと思って」

 

「なるほど。それはそれは、とても面白そうですね」

 

うん?咲夜ちゃん、君結構お嬢様を揶揄うの好きでしょ。

 

「お嬢様、お客様をお連れしました」

 

「入りなさい」

 

「失礼します」

 

「失礼しますわ」

 

へぇ、この女の子がお嬢様ねぇ。

霊夢ちゃんや紫ちゃんと同じ強さかぁ。

 

「ようこそ私の館へ。あなたがユキね、さっきの戦闘は見てい……

って、なんでスキマ妖怪がここにいるのよ!」

 

ふふふっ、気づいてないみたいだね。可愛いなぁー。

ていうか、なんで私の名前知ってるの?

 

「あら、私がここに訪れたらダメかしら?」

 

「ちょ、咲夜!なんでスキマ妖怪を連れてくるのよ!私は美鈴と戦ってた子を連れてきなさいって、言ったはずよ!?」

 

「お嬢様、美鈴と戦っていたのはこの方ですよ?」

 

「そんなわけないじゃない!金髪の私ぐらいの大きさの女の子が戦ってるの、あなたも見てたでしょ!?」

 

いやー、新鮮な反応でうれしいよ。

 

「さっき美鈴と戦っていたのは私でして……よ。

おっと、時間切れみたい。……ってなわけでどうもユキです、よろしくね!」

 

いい所で時間切れちゃったなぁ。

 

「……フ、フフフッ。私を揶揄うなんていい度胸じゃない」

 

「可愛かったよ?」

 

「そういうことを聞いてるんじゃないわよ! …はぁ、疲れたわ。咲夜、お茶を入れて頂戴。

というか、あなたもグルだったのね」

 

「お嬢様、可愛かったですよ?」

 

「うるさいわよ!早くお茶入れてきなさいよ!」

 

「かしこまりました」

 

 

 

 

*****

 

 

「それで、ユキは何しに来たのかしら?」

 

「パチュリーって人に会えば魔法書を借りれられるって、紫ちゃんに教えてもらったから来たの」

 

「紫……ちゃん? ユキ、今度会ったら隙間BBAと言ってあげなさい。

…というか、美鈴と渡り合えるぐらいの武術を持ちながら魔法を使いたいとは」

 

「まぁ、私の本業は魔法使いだからね。さっきのはあくまで趣味の一つだよ」

 

そういえば、防弾服と重層篭手から変えてなかったなぁ。

法王衣と細工篭手に戻しとかないと…。ついでに杖も装備しておくかな。

 

「ほら、魔法使いっぽいでしょ?」

 

「そうか魔法使いか……。なぁユキ、パチェに会った後でいいから私の頼みを聞いてもらえないか?

もちろん、それ相応の報酬は払うつもりだ」

 

おっとクエストですかぁ。久しぶりに受けるなぁ。

というかパチェって誰?

 

「わかった。それじゃあ後でこの部屋に戻ってくるね。早速パチュリーちゃんのところに案内してもらえないかな?」

 

「わかったわ。咲夜、ユキをパチェのところに連れて行ってあげて」

 

 

……え、私はパチュリーちゃんに会いたいんだけど。パチェって誰?

 

 




いかがでしたでしょうか?

サンドバッグ

弱らせた敵、またはNPCを吊るしておくもの。
吊るされた敵は行動出来ず、絶対に死なない。


ガード
衛兵。犯罪者が街に入ると殺しに来る。


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