ルイスとルイズ   作:胸のルイス

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で か い


ファーストキスからめちゃくちゃにされる

「なんだ……あれは!?」

 

「ルイズが……ルイズを召喚したぞ!?」

 

春の使い魔召喚の儀式は、異様な熱気に包まれていた。

 

それは、今叫んだことも理由なのだろう。落第生、落ちこぼれと呼ばれる、何をしても失敗にしかならないメイジの少女が召喚したのはなんと彼女。失敗もここまで来ると、もはや笑うしかない。

 

しかし、どこか熱気は驚きよりも興奮が強かった。

 

「いや……あれは本当にルイズなのか!? 羽があるぞ! 尻尾もだ!!」

 

「確かに……亜人に見えるな! だが、それ以上に――」

 

そう言って一人のメイジの男が召喚されたルイズを指差した。その指の先にあるもので、召喚されたルイズが、召喚したルイズを潰して居る。

 

そんな召喚されたルイズを見る彼らの目はこの世で見たことのない宝石を見たような興奮した目にも、目の前にあるものが現実とは思えない禍々しいものを見たような困惑した目にもとれた。

 

「あの……あの乳はなんだ!?」

 

そう、召喚されたルイズは胸がものすごく大きかった。

 

キュルケなんか目ではない。なのに、他のサイズはルイズと同じにしか見えない。あの幼い身長と体躯でどうやってバランスをとっているのかわからないほど大きい。

 

メロン? まだたりない、頭よりも大きい。 スイカ? まだたりない、ぶら下がっているそれは彼女の臍か、子宮くらいの高さまで有るのだ。

 

サイズで例えられる球体や、すべすべつるつるとした馴染みある果物よりも大きいそのおっぱいで、召喚したルイズを召喚されたルイズは潰すように覆い被さっていた。

 

「ぷは、何が……ふわあぁああぁっ!?」

 

肌に張り付くような高級な布地のシャツと、吸い付くように触れたものを沈める柔らかい胸のコンボで、顔をまんべんなく覆って呼吸困難にしていたそれを抜けてようやく顔を出した召喚したルイズは、召喚したモノを見て素頓狂な声をあげて、たちまち潰されていたものから這い出ると、尻餅をついたような格好のままに後ずさった。

 

無理もない、召喚したものは自分で、羽があって尾もあって、とびっきり大きなおっぱいが付いている。錯乱しないで混乱しているだけで済んでいるルイズは、まだ立派な方ではないだろうか。

 

「……んふ♡」

 

そんなルイズを召喚されたルイズが、その胸に頭をのせて枕のようにしながら、楽しそうな顔とにやにやとした目で見ている。

 

「な、なによ……。」

 

「別に。それで、どうするのよ。」

 

「な、なにを……。」

 

「使い魔の契約よ。するの? しないの?」

 

はっとした顔になり、すぐにどうしたものかと召喚したルイズは悩み始めた。あまりのことに忘れていたが、本来の目的は使い魔の召喚だったはずなのだ。

 

なのだが……はっきりいうとルイズは契約したくなかった。

 

羽やら尻尾やら角やら生えているが、悔しいことに背伸びをしていても、見栄を張っていても自分の実力は一番自分が解っているし、こんな得体の知れないものと契約して大丈夫なのかという不安もある。

 

「悩んでいるようだがミス・ヴァリエール、使い魔召喚の儀式に例外は認められない。好む好まざると、召喚した使い魔と契約するのが貴女の使命だ。」

 

そういって割り込んで来る授業の担任のハゲ頭、もといジャン・コルベール。もとより召喚してしまった以上、目の前のルイズを殺しでもしない限りは新しい使い魔は呼べない。この事に気づいたルイズは更に項垂れた。

 

自分が死ぬところなぞ見たくないし、殺すことなどもっての他である。いくら目の前のルイズか自分にはない、憎いほど巨大なモノを胴にぶら下げていても、そんなことは望んでいない。望んでいないったら望んでなんかいないのだ。

 

「あなた、名前は?」

 

「名前?もちろんルイズよ。ルイズフランソワー……めんどいからルイズ・フランドラヴァリ。」

 

「大事な家名を略すんじゃないわよ! はぁ……あなたも私もルイズじゃ困るじゃない。」

 

「じゃあ ゛ を取ってルイスでいいわ。ルイス・フランドラヴァリ」

 

「だから、略すなー! ああもう!! さっさと済ませるわよ……うう、まさかはじめてが自分だなんて。」

 

「いえ、女の子だからノーカンよノーカン♡」

 

ベッドで悶々としながらも悲しく今日を過ごしそうなルイズに、明るい笑顔でルイスがフォローをいれてくれた。

 

「そ、そそそそうよね! ノーカウントよこんなの!!」

 

「なんなら皆に見られないように羽で隠してあげても良いわよ。コルベール先生、申し訳ありませんが少し離れて後ろを向いて頂けますか?」

 

「き、気が利くじゃない。つ、使い魔としてはやるようね!!」

 

あまりに余裕綽々でコルベールを遠ざけて、笑顔で待ち続けるルイスに、全く余裕がない自分が嫌で、なんとかしようと主の威厳を見せようとしたルイズだが、声が上ずっている。

 

「やだ、強がっちゃって。」

 

「つ、つよがってなんかないもん!」

 

近づいてきたルイズを黒い翼で左右から包むように、膝下近くまで覆い隠し、大きな胸をクッションにするようにしてルイズを招き入れたルイス。今にも二人の唇が触れそうなときに、彼女は囁いた。

 

「もっとも――これをノーカウントと思えるようになんて、させてあげないけれど♡」

 

「な――むぐぅ!?」

 

ルイスがルイズの頭を掴むと、強引に唇を奪った。咄嗟に抵抗しようとする彼女の手を、素早く身長近くもある長く太い鋼線のような、先がスペードのマークのようになっている漆黒の尻尾で絡めとって縛り上げる。

 

「はぷ……んゅ、ふっ♡」

 

「むぐ……う、んうぅ!」

 

嫌がるルイズの唇に、ルイスが唇をすり合わせて、閉じているルイズの唇を舌でつつき、舐める。

 

「ちゅ……あむ、ぷちゅ。」

 

そうして唾液でてらてらになったルイズの唇に、またルイスが唇をぬらぬらと重ねて擦り合わせていると、ルイズの体に刺激が走った。

 

うねうね、もぞもぞと、ルイズの背中に回すように手を縛ったルイズの尻尾の残りが、ウエスト部分からスカートのなかに入り、ルイズのふとももやらなにやらをつんつんぷにぷにと怪しい悪戯をしている。

 

「あぷ、あっ……ふあぁ! あみゅっ!?」

 

その衝撃で開いた唇から強引にルイズの舌をルイスが吸い上げて、いやらしい音で唾液と共にすすり上げていく。

 

「はへ……はっ、はひゅ、ひゅふうぅっ!」

 

「んっ、ちゅる……ひゅぷ、ぢゅるる……。」

 

全身を浸り続けていたい奇妙な痺れと、気分が悪くなりそうな何かが這うようなくすぐったさに襲われながらルイズはルイスに舌を舐めとられ続けてしまう。

 

こんなことをされているというのに、自分自身だからなのだろうか……何故かルイスにされることが全てが、今の乱れきったルイズの頭の中ではギリギリされてもいいと思える事か、続きをされたい事になって、縛られている手をほどこうとしたり、身をよじることが出来なくなってしまった。

 

そんな視界と思考に靄のかかった中で、声を出せない筈のルイスの声をルイズは確かに聞いた。

 

『美味しいあなたの味がする。』

 

あまりの恥ずかしさに耳まで顔を赤くして、目をきゅっと閉じたのがまずかった。視覚を無くしたことで、余計にルイズの持つ他の感覚が鋭くなっていく。

 

嫌らしい唾液を掬い取るルイスの舌の音に、耳を傾けてしまう。

 

舌をはむルイスの唇や、舐め回し、くすぐる舌を、より敏感に感じ取ってしまう。

 

その鋭敏になった感覚が、一つ一つのルイスの舌の動きを詳細にルイズの脳へと伝えて、彼女の体感している一秒一秒の時間すらとてつもなく長いものへと変えていった。

 

抵抗が出来ずにいると、ようやく最後に舌の裏をちろちろと舐められて、契約のキスと呼ぶにはあまりに淫靡なキスは、終わりを告げた。

 

「あふぁ……ん。」

 

閉じたままの目を開けたルイズの視界に、ちかちかと星が舞って全身何もかもの力が抜けた。何もかも。

 

「あ、まず……っ!」

 

「ふみゃ。」

 

あわててルイスがルイズをぺたんと女の子座りになるように、姿勢を崩させながら座らせる。

 

すると、水に非常に溶けやすそうな物体の刺激臭が彼女のスカートの中より漂ってきた。どうやら緩めてはいけないところまで、本当に何処もかしこも力がぬけてしまったらしい。しかし、ルイスのとった行動のおかげで、下着と真下以外はそこまで大きな被害にはならないだろう。

 

呆けているルイズをひとまずそのままに、コルベールの方へとルイスは向かって行った。

 

「おや、終わりましたかな?」

 

「ええ、これが刻まれたルーンですわ。ミスタ・コルベール。」

 

そう言ってルイスが差し出した左手の甲には、コルベールが見たこともないルーンが刻まれている。

 

「おや、これは珍しいルーンですな……スケッチしても?」

 

「ええ、構いませんわ。」

 

「では、失礼して……おや、ミス・ヴァリエールの方はいかがなさいましたかな?」

 

「よほどファーストキスが緊張していたようでして……するまでもすごく時間がかかってしまいましたし。した後はした後で腰がぬけてしまったみたいで、あの有り様ですわ。まあ、後で私がついて寮の自室まで行きますので、どうかお気になさらずに。」

 

時間のかかった理由をてっちあげてから、笑顔で左手の甲をルイスは撫で続けている。

 

「そうか……それにしても、君は逆に随分と平気そうだね?」

 

「嫌ですわ先生、そんな言い方ではまるで私がキスしなれている……遊女みたいではありませんか。」

 

「ん、あぁ。いやあすまない、それもそうだね。申し訳無かった。」

 

「全くです。」

 

「む、むう……。」

 

ころころと笑うルイスに、コルベールだけではなく遠くにいた生徒までもが、息をのんだ。巨大な胸すら忘れるほどに、怒りも強がりものない彼女の笑顔は、距離があろうとも美しかったのだ。

 

「も、申し訳ないついでにもうひとつ申し訳ない事を聞いてもよろしいかね? ええと、ミス・ヴァリエール?」

 

「何でしょうか?」

 

「これだけは、はっきりさせておかねばと思ってね。」

 

こほんとひとつ、咳払いをしてからコルベールがルイスの目を見た。そこには先程までの戸惑いはなく、ただただ真剣な表情だけがある。

 

「君はいったい、何者なんだね?」

 

「何者、ですか。そうですね……。」

 

ルイスは左手を右手でぎゅっとにぎって、青空を見上げると、しばらくの間そうしてからため息をついて、コルベールの方を向き直す。

 

「亜人、が一番近いと思いますわミスタ・コルベール。」

 

ちらりとルイズの方を見てから、もう一度彼女は自分の招待を告げた。

 

「わたくし、ルイス・フランドラヴァリは、あそこの少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが、無数にある遠い未来で、亜人になってしまった存在です。」




ルイス(ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール?)

身長:153センチ
年齢:153歳
体重:153キロ(胸が20以上、90近くが角やら翼やら尻尾(細いけれどすごく重たい))
スリーサイズ:153/53/75
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