間違っていたら指摘お願いします。
「んで、どうしたもんかねぇ・・・」
あ、皆さんこんにちは。ノワールに告白されてから1日過ぎました。名無しの黒猫です。
さて突然ですが報告です。僕が目覚めた森もしくは林だけど・・・・・森どころか樹海だったよ。めっちゃ広い。
あともう1つ、身体能力がとんでもないことになってた。木に登ろうとジャンプしたら60m近くの上空に一瞬で到達したからビビった。そこで森の全容が把握出来たからこれから歩いて樹海の外に出ようと思う。
「・・・で、どっちに行けばいいと思う?」
『どっちでもいいです』
「だよね。じゃあ右に行こう」
『あ、その前にちょっと体借りますね~』
「え?・・・うわ!?」
ノワールに言われた直後左腕が勝手に動き始めた。
何もない所で何か物を掴む様な手つきで手を握った瞬間、所々に縦長の箱が取り付けられた巨大な盾が現れた。
「・・・なんだこのでっかいモノ」
『私が頼んだ特典の中で唯一の戦闘用の特典「アーセナルフリーク」です』
「アーセナル・・・武器庫?これが?」
『文字全体では異形の兵器庫ってとこですね』
「あぁ・・・異形だから盾なんだ」
『そういうことです。さて、そろそろ私は限界なんで制御戻しますね~』
「え?限界って・・・」
体を動かすのに時間制限でもあるのだろうか。
左手の感覚が戻りとてつもない重量が手に掛かる。
「ッ!?重!」
『いやはや、初めて持ったにしてもこれ程とは・・・まあいいです、確か左側面に遠距離火器で右に近接武器が入っている筈ですけど銃は・・・「多分使えるよ、勝手は分かってるつもりだから」あ、そっすか。なら自分が使いたい武器を頭に思い浮かべれば核兵器とかじゃなければなんでも出せるらしいです』
つまり通常火器なら何でも出せる盾ということか、かなり便利だなそれ。
とはいえ今考えるべきなのはこれからどうするかだ。
普通は時間をかけて考えるものだが今の体にはノワールがいるから相談も雑談も出来る、ボッチ卒業万歳。
「ここから出るのに何日必要だと思う?」
『う~ん・・・早くて一日遅くて四日位かな。森が予想以上に広ければ一週間もありえるんじゃない?』
「そっかぁ・・・」
うーん、それだけ時間かけて出れるかもわからない樹海を歩き回るのはなぁ・・・ん?待てよ?
「ねえノワール、アーセナルフリークって武器として使えるものは出せるの?」
『武器としてですかぁ・・・例えばどんな物です?』
「チェーンソーとか鍬とか」
『えーどうなんでしょ、一応チェーンソーはゲームとかで武器として使えるけど・・・てかそんな物出してどうするつもりなの?』
「ここらへん一帯を切り拓く」
『・・・・・マジですか』
「うん、マジ」
時間かけて歩き回るならここに住んじゃえばいいんだ。
なら取り敢えずは道具を出せるかを試そう。
右側のコンテナに手を突っ込み抜き出すとそこには様々な猟奇系ゲームで登場する凶悪武器、チェーンソーの姿が。
燃料は入っている様なので盾を消して左手で前方グリップを掴んで右手でワイヤーを二、三度引っ張ると車のような爆音と共にエンジンが始動した。
「・・・やれたねぇ」
『・・・やれましたねぇ・・・それじゃあこれから伐採と建築スタートですか?』
「うん」
『デザインとか大丈夫ですか?』
「暇な時にCADとかやってみる物だね」
『そ、そうですね・・・』
とうとう僕のマ○クラとCADで培った建築センスを見せる時が来たようだね・・・豆腐にならないようにがんばろ。
「じゃあ木切って整地してから加工した木で家建てるよ」
『ログハウス?』
「名無し猫の楽しい木造建築!」
『小屋建てるの?』
「いやちゃんとした家造るよ?」
_____王様クリムゾン!過程は消し飛び、家と土地だけが残る!
「終わったー!」
『ほぉ~、終わるのはやいねー』
皆!聞いて驚け!なんか家5時間だけで造れたよ!僕自身びっくりだよ!
デザインはよくアルプスとかに建ってるログハウスみたいなので部屋はリビング、キッチン、風呂場、寝室の4部屋、木材の所々に鉄筋を仕込んでいて耐久性も抜群。しかもかなり広い範囲を切り開いたから一部畑と牧場を作ったよ、まだ植物も動物もいないけどね・・・・。
「・・・っぐうぅぅぅ!はぁ!少し休もう」
『急がないとご飯がないよー』
「わかってるよぅ・・・」
諺でも腹が減ってはなんとやらっていうもんね。
今のところ衣食住の「衣」と「住」は確保出来てるから後はやっぱり食事が必要なわけだけど・・・どうしようねー。
主人公の名前が思い付かない・・・誰か助けて・・・・。