・きっかけ
kaido峠の伝説の本編では、ライバルキャラクターの中に十三鬼将とキングダムトゥエルブが出演してました。
プレイしていた当時(ン年前)に「こいつらがバトルしたら面白い結果になるんじゃね?」って考えていました。
月日が経ってから、キン肉マンの完璧・無量大数軍編を読んだ時に「……あ、これを首都高バトルシリーズに当てはめたら面白いかも!!」と思いつきました。
色々プロットを練った末に、ようやく実現させる事が出来ました。実際、考え自体は二~三年前からあったんですが、完成するのにここまで時間を使ってしまいました。
その割に、出来は微妙な気がしています。
この辺は、自分自身の未熟さでしょうかね……。
・十三鬼将の愛車について
一部キャラクターの搭乗マシンや、出現コースは物語に合わせて変更しています。
理由は、首都高バトルの時のイメージをどうしてもオーバーラップさせたかったと言う事。それと、kaido峠の伝説で登場していた時のマシンが、個人的なイメージと違う気がしたためです。
具体的には、ブラッドハウンド(ヴェロッサ→アリスト)、スティールハート(ピンク→ダークグリーン)、シタール兼山(スープラ→ソアラ)、ダイングスター(イエロー→ブルー)、ミッドナイトローズ(グリーン→レッド)は、意図的に首都高バトルシリーズのマシンにしています。
それと、各峠のスラッシャーも出演させたかったので、意図的に全員がロングコースで走る様に設定を変更しました。
・覇魔餓鬼と岩崎の因縁
迅帝に限っては、初代街道バトルには丸目のインプレッサ出演しています。
ちなみに、街道プレジデントは第一いろは坂の下りのボスで、迅帝は第一いろは坂の上りのボスとなっていました。
その設定を、過去のバトルに当てはめた訳です。
余談ですが、当時の街道プレジデントはデトマソ・パンテーラに乗っていましたが、設定として使い難かったのでS2000に変更しました。
・岩崎のキャラ設定。
迅帝こと岩崎基矢は、首都高のシンデレラシリーズに出演した時と、大分キャラクターを変えています。
モチーフとしては、クローズの坊屋春道やWORSTの河内鉄生を、オーバーラップさせてます。破天荒で身勝手だけど、やる時はやる。男の中の男の理想図だと自分は思ってます。
・作中のドリフトの話
今回は峠が舞台になる為、ドリフトの話が結構でていると思います。
他の作品でもドリフトの描写は有りますが、自分自身ドリフトをしていたので、擬音で誤魔化すのは好きになれなかったんです。なので、ドリフトの描写は割とこだわったつもりです。
今回の話を書いて、キャラクターの設定や人格。それと、バトル描写等の難しさを改めて思い知りました。
また次回書く時までに、精進したいと思います。
新しい物語を書いた時に、また読んでいただければ幸いです。
ご観閲ありがとうございました。