店を閉店させた瞭太はカウンター越しにサーゼクス達とある人物との会話をしていた。
「えっと・・・瞭太?話ってなんなんにゃ?」
黒の着物を着て瞭太に尋ねる女性は黒歌。
「ん?瞭太くん。彼女に話して無かったのかい?」
「どうせ話すならサプライズで話したかったので」
瞭太は黒歌に重要な話があったがあえて話してなかったようだ。当の本人は何故、魔王とその眷属の最強の女王とその妹がいるのかが分からなかった。
「黒歌、落ち着いて聞いてくれよ。お前のはぐれ悪魔の指名手配が完全に消えた」
「・・・え?消えたって・・・ど、どういうことにゃ!?」
瞭太がそう言うと黒歌は取り乱していた。当たり前だ、追われている身だったのに急に自由になったからだ。
「言葉通りの意味さ。黒歌、キミは自由の身になったのだ。・・・キミの前の主には黒い噂しか無かったのだが瞭太くんが派遣してくれた人物の協力によってその証拠を見つけて上層部を見事に黙らせてキミの指名手配を解除したのさ」
「まぁ
「僕はキミの派遣してくれた協力者の1人が1番印象残っているよ」
「あの人はアシストの中で1番強いからな」
瞭太が派遣した人物はファイターとアシストフィギュアだが、そのうち1人は見た目で印象が残っているサーゼクスだった。
「そ、それじゃ白音に!!」
「その事に関しては待ってくれないか?・・・直ぐに会いたい気持ちは分かるが少し待ってくれ。ちゃんと話し合いの場も作る」
「わ、わかったにゃ」
瞭太は黒歌の手を握り安心させる。
「大丈夫だ。もう逃げなくても良いんだから、後は白音って子が心の整理をしてからだからもう少し我慢しよう・・・な?」
黒歌は静かに頷いた。
「(彼に彼女を任して正解だった。・・・きっとこの調子なら姉妹の仲も元通りだろう)」
サーゼクスは二人を見て微笑んでた。
「うれしそうですねサーゼクス様」
「彼女の真実を知る者だからね。後は彼女の妹の心の整理がついてからだが・・・」
「大丈夫です。きっと瞭太様なら・・・」
「彼の事を随分と信頼してるわねグレイフィア?」
「ハハハ。グレイフィアにも春が来た訳だな」
「ね、姉さん!サーゼクス様!!」
サーゼクスと姉のエリスに茶化されるグレイフィアだが・・・
「不思議だよ。瞭太くんと出会った時はグレイフィアと瞭太くんの
「手加減してたとはいえ、グレイフィアに致命傷を与えたのは衝撃でしたね」
「それだけでなく瞭太様の力は神器でも神滅器でも無い未知の力です」
「彼は【スマッシュブラザーズ】・・・通称【スマブラ】って読んでたけどあの時の彼は・・・」
3人は黒歌の頭を撫でている瞭太を見る。
「にゃ~。もう大丈夫にゃ」
「よしよし」
「楽しそうに闘っていた」
3人は瞭太との出会いを思い出す。