滅竜魔法を持って、悪魔の学園へ   作:黒牙雷真

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原作前
第1話


「で、オレは貴方の所為で死んでしまったと……。そういうことですか、エセ神様?」

 

 

どうも、皆様。オレこと、狩谷龍呀は何故か分からないがいきなり、神様と名乗る者から死んだと告げられた。

どんなss小説ですかね?

 

 

「誰がエセ神様だ!私は本当に神様なんだ!」

 

「それでオレはどうしたらいいんですか?」

 

「それなんだけど……君はまず、地獄に行くことはない。だから、君には転生してもらいます」

 

「転生……ですか?」

 

「そう、転生」

 

「はぁ……。で、何処へ転生するんだ?」

 

「転生する場所は……【ハイスクールD×D】になるね」

 

「うわぁ…………パワーインフレがバッカみたいな奴じゃん」

 

「そうだね、今の君だと死んでしまうね。そこで、君には4つまで特典を進呈しよう」

 

 

本当にss小説みたいな展開になりましたよ。

でも、面白そうだから良いか。

 

 

 

「4つか…………なら……

 

1,フェアリーテイルの滅竜魔法全て

 

2,ナツ・ドラグニルと同じくらいの身体能力

 

3,スレイヤー系能力が効かない

 

ぐらいあれば、あっちの世界でも生きて行けるかな?」

 

「これは最早、チートを通り越してバグだね?」

 

「だって、せっかく転生するのに直ぐに死んだら嫌じゃん」

 

「それで、最後の一つは?」

 

「できれば、魔法を完全に物にするためフェアリーテイルのキャラクターと修業がしたい」

 

「それでいいの?」

 

「ああ、頼む」

 

「わかったよ!」

 

「それじゃ、特典を与えるよ」

 

「ああ」

 

 

神様はオレに向けて手のひらを見せるように突き出し、俺では理解できない言葉で詠唱する。

 

 

「%#◯〒§▲▽#%▲♪♯〒*#%▽」

 

 

神様の詠唱が終わると身体の奥から色々な物が沸き上がってくる。それに合わせて身体中が熱くもなる。

 

 

「ッ!!」

 

「はい、終わったよ」

 

「ああ……」

 

「試しに何か魔力を出してごらん」

 

「…………」

 

 

いきなり、言われてもなぁ…………。とりあえず、あの男の魔法をやって見るか!

オレは身体の奥から炎が沸き出るイメージをしてから大きく息を吸う。

すると、オレの身体から出たであろう魔力を帯びた炎がどんどん口の中に集まる。

 

そして…………

 

 

「火竜の咆哮!!」

 

 

口の中に溜めていた酸素と魔力を帯びた炎を吐き出すとアニメと同じ、火竜の咆哮が出た。

 

 

「おおぉぉぉぉ!!」

 

「ホントに出た!カッケェェェェ!!」

 

「よかった、ちゃんと出たみたいで」

 

「それじゃ、今から修行場所に送るよ」

 

「お願いします!」

 

 

神様はまた、オレでは理解できない言葉で詠唱する。すると神様の後ろに光の粒が集まり出し、やがて大きな門へと姿を変えた。また、門にはフェアリーテイルのギルドマークがあった。

 

 

「これは…………フェアリーテイルのギルドマーク」

 

「さぁ、行きたまえ!この先には、君が望む者が勢揃いしている。その者たちから魔法技術を学ぶと良い!」

 

「ハッハハハハ!やべぇ…………凄く、ワクワクしてるよ、オレ!」

 

「なら、こんな時に言う言葉があるだろう?」

 

「ああ!」

 

 

オレはワクワクで魔力が抑え切れずにオーラとなって漏れ出る。

そして、オレは自分に活を入れるために、あの男の言葉を口にしながら両拳を自分の前で合わせな、門を潜る。

 

 

「燃えてきたぁぁぁぁあ!!」

 

 

 

 

で、神様によって作られた扉をくぐったオレは、とある島に居た。けれど、この島を何処かで見た記憶がある…

 

 

「もしかして、ここは天狼島なのか……?」

 

「いかにも、ここは天狼島じゃ。よく、来よったな小童」

 

 

天狼島を見ていると後ろから聞いたことのある声がしたので後ろを向くとそこにはフェアリーテイルの三代目と六代目ギルドマスターのマカロフ・ドレアーが居た。

 

 

「貴方はマスター・マカロフ……」

 

「儂を知っとるのか?それなら話が早い。早速、修業を始めるかのぅ」

 

「お、お願いします!」

 

「ほれ!ナツ、小童を鍛えてやれ!」

 

 

マカロフはある男の名前を口にすると空から桜色の髪の毛に白いマフラーをした男が飛んできた。

 

 

「あ?なんだ、じっちゃん。呼んだか?」

 

「こやつを鍛えてやれ」

 

「コイツを?」

 

「ナツ・ドラグニル……」

 

「なんだ?オレのこと知ってるのか……ん?」

 

 

ナツは鼻をヒクヒクと動かすとオレに近付きオレの体の臭いを嗅ぎだした。

 

 

「お前、なんかオレと似た匂いがするな?」クンクン

 

「あ、ああ……。それは、オレもナツと同じ滅竜魔導士だからだ」

 

「何!お前も滅竜魔導士なのか?!」

 

「そうだ」

 

「じゃあじゃあ、何の滅竜魔導士なんだ?」

 

「属性は全てだ」

 

「全て!?」

 

「論より証拠だな」

 

 

オレはナツに自分が滅竜魔導士だという証拠を見せるためにフェアリーテイルのメンバーの滅竜魔法を見せることにした。

 

 

「天竜の咆哮!」

 

 

周囲の空気を魔力と共に吸い込み、一気に海へと放つ。すると、グルグルと風の竜巻がオレの口から海へと放たれた。

 

 

「うおっ!?そいつはウェンディの魔法!」

 

「まだまだ、雷竜の咆哮!」

 

 

続いて魔力で雷を形成して、さっきと同じように海へと雷を放つ。

 

 

「今度は、ラクサスの魔法だ!」

 

「どうだ?これでオレが滅竜魔導士だって分かったか?」

 

「ああ!こんなに多くの属性を使える滅竜魔導士を見たのは二人目だ!」

 

「まだ、覚えたてだから滅竜魔導士の戦い方を俺に教えてくれ!」

 

「いいぜ!その代わり、満足が行くくらいに自分が成長したと思った時は俺と本気で闘ってくれ」

 

「ああ、オレも彼のナツ・ドラグニルと本気で闘えるなら、闘う以外の選択肢は無いぜ」

 

「オッシャアアア!」

 

「「燃えてきた!」」

 

 

オレはナツが言うであろう掛け声に合わせて同じ掛け声を口にするとナツは俺を見てニヒリと笑った。

なので、俺もニヒリと笑顔で返す。

 

 

「行くぞ!あっ、そういえば名前を聞いてなかったな。お前、名前は?」

 

「オレは龍呀……狩谷龍呀だ!」

 

「よし、龍呀!俺に付いてこい」

 

「おう!」

 

 

こうして、オレの新たな人生へ向けて準備である、滅竜魔法の修行が始まった。

 

 

 

 




主人公の名前が思いつかなかったので使い回しました。

すみませんm(__)m

オリ主の滅神魔法について

  • 完全習得(永久的)。
  • 一時的な習得(今章限り)
  • 今後も使える(条件有り)
  • ごめん、使えなかった。

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