滅竜魔法を持って、悪魔の学園へ   作:黒牙雷真

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第11話

 

 

オカルト研究部に入部した後、解散になり家に帰る。しかし、何故か付けられている気配がしたので人気の無い場所で影に入り家へと帰った。

 

 

 

「逃げられましたか…………」

 

 

 

そして、今度こそ家に帰り、玄関の鍵を開けて家の中に入ると、いつものアレが待っている。

 

 

「お帰りにゃ、龍呀」

 

「ただいま」

 

「ご飯にするかにゃ?お風呂にするかにゃ?それとも……わ・た・し……かなにゃ?」

 

「いつも言っているが……最後はまだ早いっての!」

 

「ただの夫婦のスキンシッ…………ッ!!」

 

 

黒猫は『夫婦のスキンシップ』と言おうした時、いきなり顔を俯かせた。

 

 

「ん、黒歌?どうした?」

 

「ねぇ、龍呀?なんで、貴方の身体から私と白音以外の女の臭いがするのかしら、教えてくれる?」ゴゴゴゴ

 

 

黒猫は何故か髪の毛を逆立たせ、尻尾も大きく左右に振っている。これは、怒ってる?怒ってるサインなのかな?

 

 

「ああ……それは、多分、朱乃の臭いだな。前に神様に頼まれて助けた時の女の子が、この時代だとオレの先輩だったんだよ」

 

「で、オレがその時の助けた人物だってことがなんやかんやあってバレて、部活が終わるまで腕を抱き締められながらソファーに座ってたからだな」

 

「浮気じゃないのね?」

 

「ああ、俺は浮気はしないよ」

 

「なら、いいけど。でも、白音ならハーレムに加えても良いわよ?姉妹丼とか男は好きなんでしょ?」

 

「お前なぁ……!」

 

「さぁ、ご飯にするにゃ」

 

「ったく…………」

 

 

その後は普通に夕飯を食べて、風呂に一人で入り、風呂上がりの黒歌の髪の毛をドライヤーではなく天竜の魔法で乾かして1日が終了。

 

 

入部してから翌日、俺は今だに色んな学年の生徒から質問責めを受けた、特に腐女子から。それ故に部室に入ると…………

 

 

「チワー」

 

「分かったかしら、イッセー?」

 

「わかりました」

 

「何で怒られてんの?」

 

「それは兵藤先輩が教会へ近付いたからです」

 

「マジか、イッセー…………。変態だとは噂で知っていたがバカだとは……」

 

「誰がバカだ!誰が!」

 

「お前だよ!ゲームとかだと悪魔と天使は相反する存在だろうが!なのに、何でそれに気が付かないんだよお前!」

 

「ぐぬぬぬぬ」

 

 

イッセーは自分の行いを反論できないことに唸りをあげる。

それをよそに先ほどまでいなかった、朱乃が部室にやって来た。

 

 

「部長、大公からのご依頼ですわ」

 

「大公から?」

 

「この街で、はぐれ悪魔が見つかったそうですわ?」

 

「…………。(まさか、黒歌?一応、メールを送って置くか)」

 

 

はぐれ悪魔と聞いて黒歌のことが心配になり、メールを送ると返信で自分ではないと返ってきた。それを見たオレは安堵の息を吐く。

 

はぐれ悪魔退治に出たオレたちは、標的が根城にしているであろう廃墟に来ていた。

 

 

「イッセー」

 

「はい、部長」

 

「貴方、チェスは分かる?」

 

「チェスって……ボードゲームのアレですか?」

 

「主の私がキングで…………」

 

 

廃墟に入るとリアス先輩はチェスの話を始めた。

これはイッセーたちの体内にある悪魔の駒(イービル・ピース)についてだろう。

 

 

「来た」

 

「ああ、ターゲットの登場だ」

 

 

オレと塔城は鼻が良いため、ターゲットが近付いて来るのが直ぐに分かった。

なので、皆に一声かけて臨戦体制を取らせる。

 

 

「不味そうな臭いがするわ。でも、美味しそうな臭いもするわ。甘いのかしら?苦いのかしら?」

 

 

ターゲットとおぼしき者の方から女性の声が聞こえたと思ったら柱から出て来たのは何の衣類も着ていない女性だった。

 

 

「おっぱい!」

 

「お前はそれしか言わんのか、イッセー!」

 

 

「はぐれ悪魔のバイザー。主の元を逃げ、その欲求を満たすために暴れ回る不逞の輩。その罪、万死に値するわ!」

 

「グレモリー公爵の名に置いて、貴女を吹き飛ばしてあげる!」

 

「小賢しい小娘だこと。その赤い髪の様に、貴女の身を鮮血で染めてあげましょうか?」

 

「ああ……部長、ちょっといいすっか?」

 

「何かしら、龍呀?」

 

「コイツはオレに殺らせてくれないですか?毎日、早朝の特訓で同じ相手ばかりしてると飽きるんで。それに部長や皆もオレの実力を見たくないですか?」

 

「そうね……なら、お願いしようかしら」

 

「おっしゃぁぁあ!燃えてきた!」

 

 

拳と拳を合わせてから魔力を解放し練り合わせる。

 

 

「なに?たかだか人間ごときが私の相手をするのかしら?」

 

「ただの人間だと油断してると痛い目に合うぜ!」

 

 

一気に駆け出し、バイザーの腹部へ一撃をお見舞いする。

 

 

「おりゃぁぁぁあっ!!」

 

「なっ……がはっ!?」

 

「まだまだ、行くぞぉぉぉお!」

 

 

高速で移動しながらバイザーを煽り、隙ができれば打撃を決めていく。

久しぶりに伏魔殿とは違う相手のため楽しくなり笑いが出てしまう。

 

 

「ハハハハハッ!!」

 

 

「な、なんか……龍呀の奴、性格変わってないか?」

 

「そ、そうね……。彼、元々戦闘狂の気質があったのではないかしら?」

 

「でも、狩谷先輩凄いです」

 

「そうだね。魔力を解放してるとはいえ、それを両手両足だけにしか纏わせてない。なにより、バイザーの攻撃を全て見切っている」

 

「あらあら、ウフフフ。流石は、フェアリーテイルの滅竜魔導士ですわ」

 

 

オカルト研究部のメンバーがオレの戦闘を見て、何か言っているけど今はどうでもいい。そろそろ、飽きてきてるし終わらせるか。

 

 

「これで決める!」

 

「はぁ……はぁ……はぁ……、このバイザーが人間ごときに……」

 

「喰らえ! 白竜の──」

 

「あの、バカ!? 皆、物影に隠れろ!」

 

「──鉄拳!!」

 

「─────!?」

 

 

イッセーの一声で皆は物影に隠れ。それを余所にオレはバイザーに向けて、白竜の鉄拳を決める。

すると、バイザーは声にならない断末魔を上げながら聖属性の攻撃を受けたため跡形もなく消滅した。

また、白竜の鉄拳を放った先は廃墟の壁ごと地面が抉れていた。

 

 

「ふぅ~、終わった」

 

「龍呀、てめぇはバカかなのか!?俺たちは光の攻撃を受けたら消滅しちまうのに、なんでお前は白竜の魔法を使ってんだよ!」

 

「あっ、わりぃ……テンション上がって、白竜の鉄拳を使っちまった。アハハハハ」

 

「アハハハハ。じゃねぇよ、マジで!!」

 

「これが滅竜魔導士……」

 

「凄まじいです」

 

「ですが、狩谷くんは本気を出してないみたいですよ?」

 

「底が知れませんわね。フフフフ」

 

 

 

 

オリ主の滅神魔法について

  • 完全習得(永久的)。
  • 一時的な習得(今章限り)
  • 今後も使える(条件有り)
  • ごめん、使えなかった。
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