滅竜魔法を持って、悪魔の学園へ   作:黒牙雷真

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第34話

先日、プライベートで部室にやってきたサーゼクスに三大勢力会議に参加しろと言われて参加する意を示したオレは今、家の地下で小猫の特訓中だ。

コカビエルの件以来、小猫は今よりも強くなりたいとオレと黒歌に頭を下げたのだ。

 

 

 

「さぁ小猫、何処からでも来い!」

 

「わかりました」

 

「はぁぁああッ!!」

 

 

小猫は腰を少し落とすとあまり総量がない魔力で電気を体内に生成し始めてた。すると、小猫の体の回りからバチバチと青白い小さな閃光が生まれる。

 

 

「へぇー、大分それを維持できるようになったじゃねぇか?」

 

「龍呀先輩の魔力のお陰で何とか感覚は掴めましたが、まだまだです。 それより行きますっ!」

 

「ああ!」

 

 

小猫はクラウチングスタートの種類の中で最も飛び出し速度が付く、エロンゲーテッドの構えを取ると足に力を入れ……バゴンッと何かが破裂する音と共に姿を消した。

 

 

「速いな。 でも、追えない速度じゃ……ないっ!」

 

「なっ!?」

 

 

小猫は体内に電気を溜め込み自分の筋肉を刺激して、一時的に脅威的なパワーとスピードを得ることができるがそれは体内に電気が溜まっていればだ。この技も、モチーフはジャンプ作品の物からだ。

 

けれど、今のオレにはそれでも足りない。なんせ、あのアクノロギアとタイマンで殺り合ったからな。なので、容易く小猫の攻撃を受け止める。

 

 

「ほらほら、呆けていないで次に移れ」

 

「はい!」

 

 

再び、小猫は高速で移動しながらオレを撹乱してから怒涛の高速連続パンチを放ってくる。

 

 

「ダダダダダアッ!!」

 

 

それを腕をクロスして全て受け止める。しかし、流石に魔力を纏っていない腕では少しずつだが足が後ろへズルズルと押し込められていく。

 

 

「ウオォォォラッ!!」

 

「にゃっ!?」

 

 

小猫の怒涛の高速連続パンチを魔力の波動で小猫ごと吹き飛ばす。すると小猫は上手く身体を捻り着地する。

 

 

「よく、着地したな」

 

「毎度毎度、同じ技で吹き飛ばされれば誰だって対処できるようになります」ムスッ

 

「ハハハハッ!それは悪かった。なら、次は俺から行くぞ」

 

「ふっ………」シュッ

 

 

 

オレが構えると小猫もファイティングポーズを取る。足に力を込めて地面を蹴って、一瞬で小猫の懐へ入ると右ストレートをボディへ目掛けて打ち込んだ。すると、小猫は少し遅れて後ろへ飛び顔を歪めながら腕をクロスして、できるだけダメージを軽減させた。

 

 

「後ろに飛んでダメージを軽減、やるな」

 

「それでも、腕がビリビリ痺れてます。 毎回思いますが、龍呀先輩、本当に人間ですか?」

 

「前にも言ったがもう、半分人間は止めてる」

 

「え………?」

 

「その証拠に、ほれ」

 

 

オレは一度、目を閉じてから瞳に意識を集中させる。すると、身体の奥からドクンッと普通よりも強く心臓が拍動すると身体から魔力とは違う何かが漏れでるような感覚を感じたら、目を開ける。

 

「!?」

 

「りゅ、龍呀先輩……その目……」

 

 

小猫がオレの瞳を見て驚くのも仕方ない。なにせ、今のオレの瞳は爬虫類のような瞳に変わっているからな。また、身体からは陽炎のような透明の何かがゆらゆら上がっていた。

 

 

「これで分かったろう? オレは半分人間を止めた。 半人半龍なんだよ。 その内、身体全てが龍に変わるだろう」

 

「それと何ですか? その、龍呀先輩の身体から漂っているオーラは?」

 

「これは竜のオーラだ」

 

「これが……竜のオーラ」

 

「まぁ、でも、アクロノギアみたいにはならないと思うから安心しろ」

 

「わかりました」

 

 

オレの竜化の話しを終えると一階へ繋がる階段から黒歌の朝飯ができたとオレたちを呼ぶ声が聞こえてきた。

 

黒歌が作った美味しい朝食を食べたあと、オレと小猫は学校があるので学校に行く。その間、黒歌は婚約パーティー以来、自由の身になっているので買い物や散歩をしている。それと前に黒歌に渡した認識阻害の首輪を何故かまだ首に着けている。

 

 

 

「それじゃ、行ってくる」

 

「姉様、行ってきます」

 

「二人とも行ってらっしゃいにゃ。 それと龍呀、忘れ物」

 

 

そう言って黒歌はオレの首に腕を回して軽い触れるだけのキスをする。キスが終わると隣にいる小猫がムスッとむくれている。

 

 

「はい。 今後こそ、行ってらっしゃいにゃ」

 

「ああ、行ってきます」

 

「ムウ…………」ムスッ

 

「なんだよ? どうしたんだ?」

 

「別に何でもありません」

 

 

ムスッと不貞腐れながら小猫が先に歩いて行く。流石にちょっと意地悪をし過ぎたか。

オレもそこまで鈍感ではない、小猫にも黒歌の同じ触れるだけキスをすることにした。

 

 

「小猫」

 

「なんです…………んむっ!?」

 

「んっ………これで満足したか?」

 

「ふ、不意打ちは卑怯です………。///////」カァァ

 

 

キスを終えたあと学校に向かうと道中で何故か知らんがイッセーを除くグレモリー眷属の面々と鉢合わせた。

 

 

「あれ? 部長、今日はイッセーと一緒に登校してないんすか?」

 

「ええ。 さっきまでお兄様に町を案内していたの」

 

「なるほど、サーゼクスを………」

 

「そうよ。 だから、イッセーは先に…………ッ!?」

 

「祐斗、ゼノヴィア!」

 

「分かっています!」

 

「ああ!」

 

 

部長はイッセーのことについて言おとした時。少し先にある学校の校門前にある橋の上で銀髪の男がイッセーに指を突き付けたので部長はナイト二人にイッセーを守るように指示を出した。

 

 

「はぁ~、あの戦闘狂め。 余計なことを」

 

 

仕方ないのでフィンガースナップで指を鳴らして、銀髪の男に光の滅竜魔法を付与した氷の刃を地面から喉元へ突き付ける形で展開する。

 

 

「動くなよ、ヴァーリ? 動いたら、致命傷だぞ」

 

「りゅ、龍呀!? それに部長たちも………」

 

「ん? これはやはり君か…………狩谷龍呀」

 

「こんな所で何をしてやがる?このクソ戦闘狂が」

 

「いや、なに、ただの挨拶さ」

 

「挨拶だと?」

 

「兵藤一誠、君はこの世界で何番目に強いと思う?」

 

「なに?」

 

「君の禁手。 まぁ、未完成の状態だが上から数えると四桁。 1000~1500の間くらいだ。 いや、宿主のスペック的にはもっと下かな?」

 

「変わって、狩谷龍呀は、あのコカビエル相手に本当の全力を出していないにも関わらずあっさりと倒して見せた。

君なら二桁は入っているだろう」

 

「なにが言いたいっ!」

 

「兵藤一誠は貴重な存在だ。 十分に育てた方がいい、リアス・グレモリー?」

 

「白龍皇……何のつもりかしら? 貴方は堕天使と繋がりを持っているのよ。 必要以上の接触は……「フッ!」」

 

 

ヴァーリは、イッセーに近づいて行く部長の話しを鼻で笑い遮る。

 

 

「二天龍と称された、 ウェルシュ・ドラゴンとバニシング・ドラゴン。 赤龍と白龍に関わった者は過去、ろくな生き方をしていない。 貴女はどうなるんだろうな?」

 

「…………」

 

「それと今日は戦い来た訳じゃない。 だから、これを解いてくれないか? 狩谷龍呀」

 

「…………」パチン

 

 

フィンガースナップで指を鳴らしてヴァーリの喉元に突き付けている氷の刃を解除する。すると、そのままヴァーリは去っていった。

 

 

オリ主の滅神魔法について

  • 完全習得(永久的)。
  • 一時的な習得(今章限り)
  • 今後も使える(条件有り)
  • ごめん、使えなかった。
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