滅竜魔法を持って、悪魔の学園へ   作:黒牙雷真

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第61話

 

無理矢理に馬車へ乗せられて揺られること30分。やっと、部長の実家であるグレモリー邸に到着。まずは、部長が先に馬車から降りてからオレたちも馬車が降りる。

 

 

「や、やっと着いた………」

 

 

滅竜魔導士にとって、乗り物は天敵。念のために三輪車を試したがダメだった。加えて、エレベーターやエスカレーター、玩具の乗り物、ローラーシューズでもダメなのは驚いた。

 

 

「さあ、行くわよ」

 

 

グレモリー邸に入り、左に執事、右にメイドがズラリと立ち並ぶ中、部長を追いかけながらオレたちもカーペットの上を歩いていると奥の方から部長やサーゼクスの髪と同じ髪を色した少年が走ってくる。

 

 

「リアス姉様!お帰りなさい!」

 

「ただいま、ミリキャス! ちょっと見ないうちに大きくなって……」

 

 

やはり、サーゼクスとグレフィアの息子である。ミリキャス・グレモリーだったか。部長もミリキャスを愛おしそうに抱き締めると、イッセーがミリキャスについて部長に尋ねる。

 

 

「あの、部長。この子は?」

 

「お兄様………サーゼクス・ルシファー様の子供なの」

 

「部長さんの甥子さんですか」

 

「さぁ、挨拶なさい」

 

 

イッセーの質問に答えたあと、ミリキャスの頭を撫でてから、ミリキャスにオレたちへ挨拶をするよう促した。

 

 

「はい。ミリキャス・グレモリーです。初めてまして」

 

 

ミリキャスが挨拶をすると微笑ましそうにアーシアとゼノヴィアがミリキャスの感想を言う。また、イッセーがミリキャスの母親について疑問を溢す。

 

 

「あは、可愛い!」

 

「正真正銘のプリンスということか」

 

「あれ? てことは、サーゼクス様のお嫁さんって一体………?」

 

「サーゼクスの嫁はグレイフィアだ。イッセー」

 

「え? マジ?」

 

 

イッセーの疑問にオレが答えるとイッセーの目が点になる。そんなことを余所にグレイフィアがとある扉の前に立って、オレたちに声をかけてくる。

 

 

「皆様。では、奥へどうぞ」

 

 

声をかけたらグレイフィアの前の扉が独りでに開き、開かれた部屋へ、ミリキャスが走りながら入っていく。

 

 

「リアス姉様がお帰りになさいました!」

 

「これこれ、なんですか。お行儀の悪い!」

 

 

部長に続いて、オレたちも部屋に入るとアニメで見た通り。亜麻色の髪をした女性がミリキャスを抱きしめていた。まぁ、部長の母親なのだが。

 

 

「イッセー、先に言っておく。既婚者を熱い眼差しで見ないことをオススメするぞ。それとあの人は部長の姉ではない」

 

「え? あの人、部長のお姉さんじゃないのか!?」

 

「あの人をアニメで見たことがある」

 

「龍呀は、お母様を知っているのね」

 

「ええ。アニメでも、今の同じ光景がありましたから」

 

「お、お母様!? 」

 

「イッセー、部長の母親が若いことに驚くのは分かるが。FAIRY TAILで例えればアイリーン・ベルセリオンと似た方法で今の姿を保っている」

 

「あっ、なるほど!」

 

 

ヴェネラナの容姿について、アイリーンの例で説明すると身体で「納得!」と表すように掌の上に拳を横にポンッと置く。

 

イッセーがヴェネラナの容姿に納得するとグレモリー眷属の女王である、朱乃が代表となってヴェネラナに挨拶をしながら頭を下げる。

 

 

「ご無沙汰しております。ヴェネラナ様」

 

 

朱乃が頭を下げるとオレと部長以外のグレモリー眷属と黒歌も朱乃に続いて、ヴェネラナに頭を下げる。

 

 

「お元気そうで何よりです。新しい方々も初めてまして、リアスの母のヴェネラナ・グレモリーです」

 

 

ヴェネラナがオレたちに挨拶をするとオレとイッセーに声がかかる。

 

 

「お二人が兵藤一誠さんと狩谷龍呀さんでしたね」

 

「どうして、俺のことを?」

 

「娘の婚約パーティーくらい、顔を覗かせますわ。母親ですもの」

 

 

その言葉にイッセーの心拍数と筋肉の音に変化が聞こえた。どうやら、婚約パーティーの時に叫んだことを今更になって恥ずかしくなったようだ。ドンマイ!

 

 

「そ、その節は! とても大変なことを仕出かしてしまい、大変申し訳なく………!」

 

「フフフ!お気になさらないで、夫にも良い薬になったわ。娘の気持ちも考えずに婚約だなんて」

 

 

イッセーの謝罪に微笑まし者を見るような顔で微笑んだあと、ちょっと意味を含んだ目で部長を見たながら部長を弄る。

 

すると、赤面した部長が声をあげた。

 

 

「お母様!」

 

「それでは、夕食にいたしましょう。さあ、リアス。皆さんをご案内して」

 

 

ヴェネラナが夕食にすると話をしたあと、オレたちを食事場へ案内するように部長に言ったあと、優雅に去ると部長は、辱しめられた鬱憤を当たる場所がなくなり、諦めた。

 

 

「………はい」

 

 

 

 

 

部長に案内されて大きなダイニングルームに豪華な夕食となったのだが。イッセーとアーシア、ゼノヴィアがコース料理のナイフとフォークの使い方や食べ方などがちぐはぐで余り思うように食べれていない。

 

オレ?オレは、前世で接待などでこういうフランス料理店に行く時がありましたよ。思い出したくない記憶だがな。

 

 

「龍呀さんは、ナイフとフォークの使い方が分かっているのですね」

 

 

考えことをしているといきなり、ヴェネラナから声をかけられて驚くが直ぐに接待の対応で答える。

 

 

「ええ。過去に経験がありまして。悪魔貴族流の作法と自分の作法では、違う点があると思いますがご了承願います」

 

「何分、何年もそういう作法を使う料理を食べていなかったので」

 

「お気になさないでください。他の皆さんも堅苦しい食べ方は気にせずに、食べてください」

 

 

オー!ヴェネラナ、ナイス!もしかして、イッセーとアーシア、ゼノヴィアの食べ方を見てからオレに声をかけて、堅苦しい食べ方から緩い食べ方に変更させるためにこんな質問をしたのか? だったら、以外と彼女は策士だ。

 

堅苦しい食べ方から一辺して、普通の食べ方で食べていると部長の父親である、グレモリー卿からイッセーに声がかかり世間話が始まった。

 

そして、グレモリー卿がイッセーに『お義父さん』を進めて、それをヴェネラナが尖ると部長は顔を赤くしてダイニングルームから出てってしまった。部長が出て行った理由をイッセーは理解していない顔で部長のあとを見ていた。

 

コイツ………ハーレムが実現しているのに無意識なんだよなぁ。部長やアーシア、ゼノヴィアも苦労するなぁ。

 

 

「あの、グレモリー卿」

 

「なんだね、狩谷龍呀くん」

 

「お願いがありまして。食事のあとにどこか広い場所を少し借りれませんか?」

 

「なにをするんだい?」

 

「日課の特訓です。主に黒歌と小猫。そして朱乃のですが。よければ、ご覧になりますか?」

 

「ふむ。時間があれば拝見しよう」

 

「分かりました」

 

 

夕食を終えるとその日の夜は、いつもよりも早めに特訓を終わらせてベッドで寝ることにしたのだが………何故かオレのベッドで黒歌と朱乃が左右からオレの腕をホールドして、小猫が腹の上に乗ってホールド。身動きが取れない状態での就寝となってしまった。

 

これも惚れた弱みですね………トホホ。(;´д`)

オリ主の滅神魔法について

  • 完全習得(永久的)。
  • 一時的な習得(今章限り)
  • 今後も使える(条件有り)
  • ごめん、使えなかった。
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