Secondary creation of an under tale by Kojushino
*やあ、初めて会う君には初めまして。
もう会った事がある君はこんにちわ。
此処にいる君達なら知っているだろうけどこの世界は君達の住む世界とは別の世界。
解りやすく言うなら君達が『UNDERTALE』と呼んでいる世界だ。
詳しく話しても良いんだけれど注意喚起をちゃんと読んでくれた上で此処にいる事を信用して今回は割愛させてもらうよ。
*僕が何者かだって?そんな些細な事は別にいいじゃないか。
まあ、一つだけ伝えておくなら僕は彼であり彼女であり、そして君だ。
よく解らないって?僕も自分が何者かなんて解ってないから安心していいよ。
これが見えてる君なら何となく解ってるんじゃないかな?
*それより僕が今何処にいるかを伝えて置かないと。
此処は
*勿論本来であれば僕や君達が干渉出来る様な時間軸じゃない。
けどね?僕は呆れる程膨大な時間を費やして遂に干渉する手段を見つけたんだ。
*僕の目的を果たす為に。
奴がまだモブ側にいるこの時間軸で。
*ま、君達はゆっくりと物語の行く末を見守っているといいよ。
バタースコッチシナモンパイでも食べながらね?
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むかしむかし ちきゅうには ニンゲンとモンスターという 2つのしゅぞくがいました。
ところが あるとき 2つのしゅぞくのあいだに せんそうが おきました。
そして ながい たたかいのすえ ニンゲンが しょうりしました。
ニンゲンは まほうのちからで モンスターたちを ちかに とじこめました。
それから さらに ながい ときが ながれ………
イビト山 201X年
それは 「のぼったものは にどと もどらない」といわれる でんせつの山でした。
これはそんなイビト山ですがたをけしたさいしょの にんげんのこどものものがたり。
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「こっちからきこえたとおもったけどな……」
意識がまだはっきりしないが、遠くから聴き馴染みのある少年の声が聞こえる。
これは……アズリエルか?
いや、まて。どうしてあいつの声が聞こえる?
これまで奴がずっとモンスターを皆殺しにしては世界を壊し続けていた筈なのに。
頭を働かせて居る内に私は一つの大きな違和感を覚え始めていた。
自分の視線の位置がおかしいのだ。
いつもならフリ……奴を背後から見ているはずだった。
だが、周囲を確認しようとそれらしい姿はない。
私が奴を見失ったというのか!?ばかなっ!
しかしそれ以外に考えられない。
「……っち、拙い事になったな」
奴を野放しにしてしまっては手に負えない事態になってしまう!
「けがはない?だいじょうぶ?……たてる?」
アズリエルの心配そうな声がふと耳に入り私は慌てて返事をした。
「っ……うん」
「よかったぁ。えっと、はじめまして、ぼくはアズリエル。きみのなまえは?」
安心したように息を吐いてから自己紹介を始めるアズリエルに私は遠い昔の記憶から呼び覚まされた既視感を感じていた。
これはもしかして……私が初めて落ちてきた時の。
しかしいまいち信じられない。
決意の力でリセットしたとしても奴が落ちてきた時までしか戻れない筈だ。
というのも元々私の決意ではセーブとロードは出来てもリセットは出来ない。
奴の決意を利用して何とかリセットを行っているに過ぎないのだ。
私と違い奴ならば単体でリセットが可能だが自身が地下世界に存在しない所までは戻せない筈だ。
まてよ?もしかして私が最後にセーブした地点が此処で……ないな。
これ以上考えるにも情報が足りないか。
今出来る事としてはあの時を再現しながら情報を集めるしかないか。
それにあんまり放っておくと目の前のフワリンJrが泣き出しそうだしね。
「キャラ」
「え?」
「私の名前」
「あ、キャラっていうんだ!いいなまえだねっ」
私が名前を名乗るとついさっきまで涙目になっていたアズリエルは一転して溢れんばかりの笑顔で答えた。
「アンタは名前負けしてるけどね」
「ええっ!?そ、そうかなぁ……」
人の気も知らないでアホみたいな笑顔を向けてくる毛玉にちょっとイラッと来たのでからかってやる。
思った以上にへこんでいたので私は満足しつつ話を進めていく。
「ここどこ?あの世?」
「えっと、くわしくはおうちにむかいながらはなすね?あるける?」
「わかった」
たしかこんな感じの事を言っていた……っけ?もうちょっと愛嬌があった気がするけど、まあいいや。
へぇ?信じられないね。
この世界の事やママ達の事についての話を適当に聞き流しながらアズリエル先導のもとギミックを抜けていく。
途中アズリエルが見えない道で何度も落ちていた時は置いて行こうかとも思ったものだが、ともあれ無事ルインズのママ達の家に辿り着いたのだった。
「ママッ!この子倒れてたの!どこかけがしてるかもしれないからみてあげて!」
「まぁ大変!こちらにいらっしゃい、すぐに見てあげるわ」
私は言われるがままに近付いて行くとママのまほうと暖かい抱擁によって身体の痛みや疲れを癒してくれた。
懐かしくも優しいママの匂い、とても安心する。
本当はこんな事をしている場合じゃない。
けど……今だけは……この、まま……。
今だけは全てを忘れて私はあっさりと意識を手放した。
*うん、頃合かな?
その日から私は再びママとパパとアズリエルの四人での暖かい日々が始まる……そう願っていた。
だが、私にはその資格は無かった。
この世界や観測者がそれを許さない。それにママ達が奴に無惨に殺されるのを見てる事しか出来なかった私が幸せになるなんて許せない。
だが、何よりも……
*おはよう!いい夢は見れたかい?
くそっ……やっぱりいやがったかっ!この時間軸まで戻したのは貴様の仕業か!
*まあね、君には苦労を掛けるからね。
このフリスク君がお礼に君が1番幸せだった時代に招待して上げたってわけ。
お前がフリスクだと?寝言は寝ていえ、ヒトの皮をかぶった化け物め!
*ふふ、君も多くの者からすれば化け物だろ?僕と君は似たもの同士さ
ふざけるなっ!私は違う!私の敵は薄汚い人間だっ!!
確かに自分の復讐の為にママ達モンスターやフリスクを利用しようとしたが、お前の様な目的を持たずにモンスターを殺し回る怪物と一緒にするなっ!!
*……あれ?僕がいつ目的も無く殺戮を繰り返していると言ったのかな。
はっ、貴様の行動に目的があるとでも言うつもりか?
*あはっ、どうだろうね?まぁどちらにしろ君の存在は邪魔だからここらで退場してもらうよ。
「あぐぅっ!?な……に……?」
奴を前にして油断など1dotもしていなかった。
だが、奴の腕は突然私のソウルを掴んで胸を突き破る様に伸びてきたのだ。
*安心してよ、この身体は僕が大事に使ってあげるからさ。
「や……やめ……ろっ!」
胸から伸びる奴の腕を両手で掴み引き離そうとするが力が入らない。
突き破られた胸からが赤い液体が止めどなく流れ落ちていく。
失血により霞んでいく視界でどうにか捉えたその顔はどうしようもなくフリスクそのものである事に憤りを感じ、最期に力を振り絞って言葉を放つ。
「これ……以上…………だ、れも……死なせ……な……い」
*願うだけなら自由だよ。それじゃあ、お別れだねキャラ。
ママ……パパ……アズ……生きて。
…G……r……聞こえてんなら……き……全てを……皆に!
パリーンッ
※※※※※※※※※※※※※※※※
ざんねん、キャラの冒険は此処で終わってしまった!
なんてね?彼女は充分過ぎるほど頑張ったよ。
流石の僕も何度心が折れそうになった事か。
けれどそんな彼女ももう居ないからね。
あと気を付けなきゃ行けないのは監視員の骨と世界の観測者とか思い込んでる白いの位かな?
「さて、部屋も服も汚れてしまったしロードでもして綺麗にするかな?」
最後のセーブポイントは……死ぬ直前かぁ、最期までやってくれるね彼女は。
困った、これじゃあ綺麗に出来ないや。
僕は身体を動かしつつこれからどうしようかと考えていると部屋の扉が乱暴に開けられた。
「ん?君は……アズリエル……だよね?」
さっきまでより二回りも三回りも大きくなってる。
んーと、強いてえば遥か昔に見たアズリエル・ドリーマーの時の様な……
「ショッカー・ブレイカー!!」
「うわぁ!?」
僕が尋ねた瞬間、アズリエルと思われるモンスターは一切の容赦無く雷撃を放ってきた。
僕は唐突の不意打ちになす術も無く黒焦げにされてしまった……なんてことは無いけどね。
僕が今までどれだけLOVEを上げてきたと思っているんだい?
例えアズドリ君だろうと殴り合えるだけのステはあると自負しているよ。
殺す事は出来ないけどね?
「もう、いきなりそんな事するなんてママはどんな教育をして来たのかな?」
僕は道中拾ったおもちゃのナイフを手に取りアズリエルに理由を尋ねた。
「キャラから全て聞いたよ。彼女がしてきた事も君がして来た事もね!君は危険だ!ママやパパには一歩も近付かせない!」
「はぁ〜、流石ママ達の子供だね。そんな今日初めてあったヒトの話を信じるとはね」
「キャラは僕に全てを託してくれた。信じるのにそれ以上の理由は要らないね!」
そう言ってアズリエルは双剣を具現化し振り掛かってくる
。
あ〜あ、こっちは話してるって言うのに一方的に攻撃してくるなんて……モンスターなんてろくなもんじゃないね。
「ま、最初から殺る気だったし別に良いんだけど!」
アズリエルが振り回す双剣を軽々と避けながらおもちゃのナイフで右手首ごと剣を切り飛ばす。
「ぐぅ……大丈夫、大丈夫だよキャラ」
アズリエルは右手を庇いながら再び雷撃を放ってくる。
けどあんなもの不意打ちでもなければ掠りもしない。
僕は軽い身のこなしで近づくと今度は左の腕を肘から切り落とした。
「うぅ……まだ……まだだっ!」
まだ頑張ろうとしてるみたいだけど……飽きた。
「もういいや、先を急ぐとするよ。じゃあねアズ」
僕はそう宣告しおもちゃのナイフをアズリエルの心臓目掛けて振り下ろした。
「ん?」
「あ……ああ……そんな……」
しかし、振り下ろしたナイフはなんとアズリエルの前に飛び出してきたトリエルへと突き刺さったのだった。
「ママっ!?」
「うぉおおおおおおおおおおお!!」
突如叫び声が聞こえてきたかと思うといつの間にか三又の紅槍が僕の身体を貫いていた。
「パパ、それは流石に痛いよ」
「
アズゴアは続けざまに無数の炎を浴びせてきた。
この数から察するにトリエルも加勢している様だ。
本当に驚きだよ。
致命傷を受けているのにまだ攻撃する力があるだなんて。
けど……未だ僕が五体満足のままだなんてやっぱり甘ちゃん親子だよ君達は。
僕は突き刺さった槍を握り、素早くアズゴアへと押し返す。
「うっ……ぐぅ……!」
アズゴアの槍の柄の部分が鎧すら貫きアズゴアの身体を串刺しにした。
「アズゴアッ!」
アズゴアの苦悶の声に反応したトリエルが振り向く。
と、同時に手に持っていたおもちゃのナイフをトリエルへと投擲する。
しかし、そのナイフはアズゴアの伸ばした腕に刺さり止められてしまった。
「トリィ……アズリエルを連れて逃げるんだ。それと……皆にも隠れる……ように」
「隠れたって無駄だよ。どうせ皆死ぬ事になるんだからね」
僕はアズゴアに刺さったナイフを掴んで勢い付けて振り下ろす。
アズゴアの腕が大きな音を立てて床に落ちるがアズゴアは痛みに耐えながらも僕の右腕を全力で掴んだ。
「トリィ!アズリエル!早くっ!!」
「面倒だから逃がしたくないんだけど、なぁ!」
僕はすかさずアズゴアの左腕を切り落とそうとするもアズゴアが最期の抵抗とでも言わんばかりにショルダータックルをかましてきたお陰で床にすっ転んでしまった。
「あぁもう……面倒だな。さっさと死んでくれないかなぁ?」
「ああ、そろそろ駄目だな。けど、二人を逃がすくらいは耐えて見せるよ!」
左手に持ったおもちゃのナイフを幾度もその身体に突き刺すが未だ塵にならずに原形を留めている。
そして漸くその全てが塵に還った時にはトリエルとアズリエルの姿はそこには無かった。
「……仕方ない、ルインズを出るとしようか」
王様に格好を付けられてしまった僕は少し不満を抱きながらもルインズを後にすることにしたよ。
ああ、途中扉が壊されてたのはちょっと困ったけどね。
まぁでもリセットせずに解決できて良かった良かった。
リセットは今の状態だとリスクが大きすぎるからね。
※※※※※※※※※※※※※※※※
*さて、どうだったかな皆さん!
え?圧倒的過ぎてつまらない?
*おいおい良く考えてみなって。
僕はここまで来るのに途方もない数のモンスターを殺し続けてきたんだよ?
LOVEなんてカンストしてるし普通ならあいつらの攻撃なんて当たる道理が無いんだよ。
*それなのに苦戦しろなんて中々無理難題を言ってくれるねぇ?
*でもまぁ色々バグらせ過ぎた弊害は出てるからどうなるか解らないけどね。
*それとアズリエルは要注意だね。あそこで殺せなかったのは今回最大の失敗だと思ってるよ。
数少ない僕が殺せなくなりうる存在だからね。
*ま、気まぐれでやってくから続くかどうかは解らないよ。
そうだね、取り敢えずは観測者ののべ人数が200を超えたら続けるって事にしとこうかな。
*勿論しゅうりょうしたヒトの人数は含まないけどね?
*それじゃあまた会える時を楽しみにしているよ!