*パラレルディメンションセクションヨリデータFDダウンロードシテイマス……3%……5%……。
……あれからフリスクの奴は私の身体を乗っ取ったまま骨どもの家で暮らし始めた。
奴の片割れはるいんずの家で暮らしてるらしいが頻繁にこっちに来ている。
その間私はと言うと奴からどうにか身体を取り返そうと何度か試みたのだが、何れも上手くはいかなかったのだ。
その上奴に植え付けられた記憶が頭から離れずに私は得も言われぬ感情に振り回されていた。
私は記憶の中の
だが、億を超える程繰り返される世界の中で果たして私は奴等の様に決意が挫けずに居られるだろうか?
違う!きっとそんな事を考えているから奴から身体を取り返せないのだ。
あんな甘ちゃん共に出来る事が私に出来ない等ありえんのだ!
……他に原因があるはずだ。
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私の身体が奴に奪われてからそろそろ1ヶ月が経とうとしていた。
私は未だに身体を取り返せないし、奴は奴で長身の骨とデートとか言って他のモンスター達の所にしょっちゅう遊びに行っている。
果たしてそれをデートと呼ぶのかはさて置き、奴らは何も無い日常を満喫していた。
「来たかパピルス!ニンゲン!ならば今日も料理の特訓をしてやろう!」
「「おねがいします!」」
今日はアンダインの所で料理の特訓のようだ。
どうでもいいがこいつらは過去10回の特訓の内10回とも家を火事で全焼させている。
それでも次の時には楽しそうに料理?を始めるのだからどうかしている。
だが、そんな事よりも気になる事がある……私の知っている奴らはもっと無感情だった筈だ。
笑顔などそこの骨以外ではトリエルやアズゴアの疲れきった笑み位しか見た事がなかった。
なのにどうして今は……。
*それは君が皆と一線を引いていたからだよ。
……聞いてたのか、嫌らしい奴め。
*人間達に復讐する事しか頭に無かった君は皆と必要以上に関わろうとしなかった。
*でも別にモンスター達を恨んでた訳じゃ無かっただろう?
ふん、余計なお世話だ。
私は役に立たん奴らなどに興味など無い。
奴らなど私の決意の糧となれば良いのだ。
*ふぅん?でも君は──
「ハハハ、またやってしまったな!」
「さすがアンダイン!カッコイイー!!」
*おっと、今回も彼女の自宅に
毎回飽きもせず良く燃やすなお前らは。
*はは、僕も料理はちょっと分からないからね。
「おいニンゲン!そろそろ出ないと焼けてしまうぞっ」
料理とかそういう次元では無さそうだが……兎に角外に出たらどうだ、それとも此処で焼け死ぬ気か?
*いや?そんな事はないよ、すぐ行くさ。
奴はそれだけ答えるとドアを開けて待つアンダインの所へ駆け出して行った。
アイツらと関わるか…………私には必要のない事だ。
私は少しだけ浮かび上がって来た雑念を振り払い、自身の意識を奥深くへと沈める。
奴から肉体を取り戻し、今度こそ目的を果たす為に……。
determi......nation?
*データFDダウンロードカンリョウ…………インストールシテイマス。