genocidertale   作:上新粉

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*ハウディー!皆元気かな?
閲覧数100も言ってないのになんで続いてんだって?

*ははっ、言ったじゃないか!()()()()()()ってね?

*まあ興が乗ったんだから仕方ないね!
今後も続いたり続かなかったりするけどその辺りは諦めた方が楽かもね?


ルインズ→スノーフル

ああ全く、幾ら繰り返してもルインズを出た時の温度差は慣れないものだね。

 

*あなたはさむさにたえる決意をいだいた。

 

なんて自分で言うのは寒いだけかな。

それよりいつもならあの骨がやって来る頃何だけどな。

 

僕はキョロキョロと周りを見渡すがそれらしい気配はしなかった。

そして直ぐに気付いた。

 

ここは僕が擦り切れる程に繰り返した世界じゃないんだった。

 

きっと今の僕をキャラが見ていたら『私の顔でそんな顔するな気持ち悪い』なんて言われていたに違いない。

僕はこれから何が起こるか解らないという記憶に無いくらい久しぶりに感じた【未知】に心から歓喜していた。

 

「あ、でもそうするとあの骨とかは居るのかな?」

 

「呼んだか?」

 

「え?」

 

突然背後から返事が帰ってきてびっくりした僕が振り返ろうとした時、膝カックンをされたかのように視線が一気に降下していく。

僕は咄嗟に手を着こうと両手を床へ伸ばしたけれど、その腕も僕を支える事をせずにひとりでに倒れていった。

 

「うぐっ……だれ……だい?」

 

今僕の四肢を躊躇いもなく切り落として見せた存在は見た目だけなら僕が目が眩むほどの回数殺し続けた何時もの骨だ。

 

「久しぶりだな、化け物」

 

だが深く被ったフードの奥から深紅の瞳を光らせるそいつは何時ものとは言えないが朧気ながら記憶に残っていた。

 

「ああ、いつぶりかは覚えて居ないけど久しぶりだね、屑」

 

あいつは星の数ほどある世界線の中でも随分と厄介な世界のサンズだ。

奴は僕(最初は僕じゃなかったかも知れないけどに)を止められずに殺され続けたという()()()()()()()()

その末に僕と同じ道を辿りLOVEを上げ続けた化け物だ。

 

「つっても今更話す事もねぇしどうせリセットやらロードやらで復活するんだろうからさっさと殺らせて貰うぜ」

 

そう言って奴は止めとばかりに僕の身体を無数の赤い骨が貫いた。

 

ああ、しまった……こんな事ならスノーフルに出た時に気紛れにセーブしなければ……今度こそアズリエルを殺せたのに。

 

 

 

パリーン

 

 

 

 

 

 

逃がすと思うか?

僕は再びルインズの門の前に立つ。

 

それにしてもまさかあいつが来てるなんてタイミングが悪いなぁ。

けどま、出てくるタイミングさえ分かってしまえば問題ないや。

出現場所は先の橋を越えた瞬間だしあいつの攻撃も何度も見てるから避ける事はかんた……ん?

 

「よぉ、さっきぶりだな。化け物」

 

「あれ?なんで……?」

 

まるで先程の焼き直しの様に僕の四肢を切り落としたサンズが目の前に立ち塞がっていた。

 

「おいおい、忘れちまったとは悲しいねぇ。俺は全ての記憶を持っちまってるんだぜ?」

 

「だから……って……」

 

ロード前と別の行動が取れるなんて。

その考えに気付いたのかあいつは冷酷な笑みを浮かべて答えた。

 

「馬鹿か?この世界線にルートなんてものがあると思ってんのか?」

 

その言葉で僕は納得せざるを得なかった。

 

「はは……それも……そうだね」

 

「けどな、一つだけ確かな事を教えてやる。お前がロードし続ける限り俺はお前を殺す」

 

「はっ……まるで全て僕が悪いみたいな言い方だね?」

 

サンズは僕の問いに答えずに再び赤い骨を僕がバラバラになるまで突き刺し続けた。

 

 

 

 

 

パリーン

 

 

 

考える暇なんて与えないぜ

さて、どうしようか……って……。

 

「よぉ、化け物」

 

ロードした直後、僕の四肢は既にサンズによって切り落とされていた。

 

リスキルは流石に酷いなぁ。

まあ愚痴ってもどうにかなる訳じゃ無いけどね。

 

「ねぇ……僕以外にもモンスターを殺し続ける奴は居るだろう?」

 

「そうだな、だがそいつらはやがてこの世界に興味を失う。それはそれで嫌な話だがその世界には平穏が訪れている」

 

なるほどね。結局こいつもキャラと同じ事を言いたい訳か。

大丈夫だよサンズ。僕だって彼らと同じだよ。

 

 

 

 

パリーン

 

 

 

 

あれから何回殺されたんだろうね?

彼は今までの怒りや悲しみをぶつける様にそれはもう惨たらしく僕を殺し続けたよ。

もしアズリエルやアズゴア達にここまでやられていたら僕は諦めていたかもね。

いや、それもないか。

僕は既に諦めるなんて選択肢は選べないんだよ。

ブレーキが壊れた暴走機関車なんて言葉がピッタリかもね?

それに…………

 

 

漸く奴を殺す手段が見えてきたんだ。

 

 

 

 

 

 

*ロードしました。

 

さあいつでも──

 

「おっと!」

 

「……良く反応したな」

 

「あは、適当に跳んだら避けられたよ?」

 

「適当ねぇ……」

 

適当に適当なタイミングで後ろに飛び退く。

ちょうどサンズの攻撃がそこに飛び込んでくれれば成功。

来なければ次の機会。

そうして繰り返す事に数十万回、途中で警戒して攻撃を仕掛けて来なくなる事も想定してたけど彼はどうしても此処で終わらせようとしている風だった。

 

あ、そうか。パピルスが居るからか。つまり避難していないって事なんだね?

 

「あっはは!そういう事か、彼は正に英雄の鏡だね!」

 

「はっ?いきなり何を……」

 

「いやいや、君は本当に弟思いなんだね!」

 

「てめぇ、何が言い──」

 

隙ありっ!

 

突然出てきた弟の話題に一瞬だけ動揺を見せたサンズの隙を付いてその骨の身体を切りつけた。

 

「しまっ……くそっ……野郎が……」

 

「野郎呼ばわりは失礼だよ?少なくともこの身体にはね?ああそうそう、このまま無念にも散っていく可哀想な君にいい事を教えてあげるよ。僕は滅ぼすのはこの世界が最後だよ。それじゃね」

 

塵に還りながらも殺意を込めた真っ赤な瞳で僕を睨みつけるサンズを背にスノーフルの橋を越えていく。

 

愚かにも聡明な彼の事だ、きっと僕の言った言葉の意味を正しく理解したんだろうね。

ま、彼が幾ら理解しようがそれが他のみんなに伝わることも無いし、伝わったとしても何か出来るわけでもないからどうでも良いんだけどね。

 

それよりも僕は早く彼に会いたいな。

殺されてもなお僕を信じてくれた愛しい英雄。

果たしてこの世界でも彼は変わらずにいてくれるかな?

 

 




*やぁ、早速AU作品からなんか出てきてびっくりしてるよね?

*今後はAU作品から登場する事はないと思うけど保証はしないから注意してね?
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