Muv-Luv Alternative ~take back the sky~   作:◯岳◯

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●あとがき前の、作者からのお願い●

 素晴らしい、というありがたいコメ付き評価なのに
 ☆5を付けられてる方へ、●ハーメルンは10段階評価です●!!!

 (※過去の経験から、恐らくはなろうと同じで5段階と思われているか、
   入力を間違っているであろう方へ
   お手数おかけしますが、ご確認をお願い致します)



あとがき

 

ここからあとがき本編です。

 

 

いやー……………終わりましたね。

 

 

遂に終わりました。足掛け9年、これであの世界の白銀武の物語は終わりです。

 

 

本当に長かった………ですが、終わりました。

 

 

終わったんですね。本当に。

 

 

 

 

 

 

●書き始めた切っ掛けについて

 

当時、色々な掲示板に色々なマブラヴSSがありまして。

 

理想郷とか、個人のホームページとか、本当に多かったです。面白いし、楽しいものがあって、中でも誰もが知っている理想郷の(偽)(仮)は何度も読んだものです。

 

その中で好きだったシーンが、まりもちゃんが逆行した武の戦歴の長さに驚くやつ。

 

8年!?って言う所ですね。そこで、実際の詳細は1から10まで語られない訳ですが、色々と妄想してみました。

 

武ちゃん視点と、まりもちゃん視点ですね。で、18だから8年前で10歳………と、あれこれ考えて。こうなるんだろうな、と考えてました。

 

その少し後、武ちゃんだけが地球に残り、207の全員が脱出船に乗った後、再び地球に戻るSSを見た後に、ふと思ったんですよ。

 

ここに鳴海孝之とか、前島正樹とか出てきたら、というのは始まりで。考えている内に原作はトータル・イクリプスとか外伝が増え始めまして。

 

それで、悶々と読みたい衝動が芽生えてきたんですね。本当に8年前、10歳から戦って、途中で色々な人、外伝の人も巻き込んで全部ひっくるめて合流して最後には大団円を、という二次創作を読みたいと。

 

当然、そんな大長編を書くような人は居ない。思い返して見る(370万文字)と当たり前ですが。でもそんな事を考える前に、取り敢えず書くか!とホームページ作って、2008年の大晦日の日に投稿して。最初に来た感想に一喜一憂して。

 

しばらくして、気づいたんです。

 

最初の長編でマブラヴSSはめっっっっちゃハードルが高いと。

 

 

●小池メンマを書くこと、力をつけること

 

これあかん、無理や、と思い知ってからは機ではない(キリッ)と言い訳をして、それでも書きたい欲求は消えずに。

 

どうしようかと迷っている時に、ふと何気ない気持ちで書き始めたのが「小池メンマのラーメン日誌」です。ノープロット、勢いで書いてパロも書いて、とにかくなんでもいい長編とか文章を書く力を身につけるんだと。

 

……思ったより長く(147万文字)なったけど、自分なりにですが未熟な所は多々あれど、綺麗に終わらせることができました。

 

それでも、やはりマヴラヴSSは設定とか時代背景とか本当に描かなければならないものが多く、2011年の7月から始めた1章書き直しと2章書き直しは手探りでした。

 

それから、週末はずっとマブラヴSSでした。冗談抜きでずっと考えてました。休む時は仕事が忙しい時とかですね。コツコツと、集中力が続く限りは続けようと思って。

 

それでも、途中でダレて来るんですよね。俺なにやってんだろ、って。

 

悪魔が囁くんです。金にもならないのにアホちゃうか、仕事の勉強とか優先しろよと。

 

でも、やっぱり書くたびに来る感想が嬉しくて。ツイッターでも、呟いてくれる人が居て。読者様の声を聞く度に、ここでは終われんという気持ちが復活しまして。

 

あと、これは自分の勝手な持論ですがネットでもなんでも書き始めたら、書き終える責任があると思っています。

 

読者様の時間とかじゃなくて、盗作とかそういうの。この設定を使う―――誰かが同じことを思いついても、例え最初の人よりも面白く書ける能力を持っている人でも、誰かが見られる場所に出たからには、使えば盗むことになると。

 

そういう、検討外れかもしれませんが責任感というものもあって。

 

原作のマブラヴは本当に面白いので、中途半端に止めるのも不敬というか無礼というか、中途半端が嫌になって。

 

それらが全てまとまって、最後まで書き続けようという気持ちに昇華されたのが3章の最後。あの展開も、3章の中盤に思いついたものですが、久しぶりに「これや!」というプロットが出来て、ここで終わらせるのは勿体無いと思ったんですね。

 

それから終わるまで更に5、6年かかるとは夢にも思っていませんでしたが。

 

 

●原作の設定(主に戦術機関連とか)を捻じ曲げた反省

 

描写してからしまった、と思ったこととか。

 

代表的なことを言えば航続距離ですね。

 

燃料の問題とか。そういう面の設定の煮詰め方は、未熟も未熟。

 

というか、こんな膨大な設定を把握した上で考証担当も不在のまま整合性完璧になんてもうプロがやれ、ってレベルですから(言い訳

 

………何が悪いというより、何が良いかを語れよ!(逆ギレ

 

 

 

●最後まで書けたこと

 

メンマもそうですが、人間を書いていると楽しいんですよね。

 

元々、文章を書こうと思ったのはマヴラヴ・オルタネイティブと設定的には同じ方向にある、アルファシステムの高機動幻想ガンパレード・マーチの公式WEB小説のリターン・トゥ・ガンパレードを見たからで。

 

人間の強さというか、気高さというか。ここまでやれる、こんな人間が居るのかと知って感動してからです。

 

元々、オルタやガンパレといった方向での世界が好きでした。生命を賭けて戦っている人が好きで、でもお茶目というか魅力がある武が好きで、そこに惹き付けられて戦う人間が好きで、と。

 

激動の時代がうねる、その中で必死に武が動く、でも戦線は下がるから場所を移動する、そこで出会う人、それぞれに物語を持っている人、戦う理由を持っている人………っていう感じで、その場その場で書いています。というか、出てきます。

 

サーシャはその最たるものですね。本当に冗談ではなく、1話の段階では予定にもなかったですが、あれこれしている内にヒロインに。

 

自分でも予想がつかないことが多く、書いている自分が楽しめた、というのが続けられた大きな理由の一つだと思います。

 

でも、最後の方はちょーっと、書くのは楽しいけど登場人物多すぎる!

と悲鳴を上げてました。どうしてこうなった(自業自得

 

小説という媒体の限界を感じた(キリッ

とかほざきますが、マジで時間がかかりました。色々なキャラのあれこれを把握しつつ物語に沿って「飛影はこんなこと言わない」的な所も考えて……となったので。

 

そのあたりは失敗だったと思います。

 

ヴァルキリーズの描写もおざなりになってしまいましたので。

 

でも、そこら辺を完璧に書こうとすると、あと3年はかかってました。ガチで。

 

なので、これはこれで良いかなあと思っている次第であります。

 

 

 

 

●後日談とか他のヒロインについて

 

不完全燃焼だ、と言われる方が居ると思いますが……悩んでます。

 

マジでヒロイン多いので。どうしてこうなった(他人事

 

どうすんべえ、と思いつつもオリジナルを書こうと思っていたりするので、

すぐには決められないですね。

 

また活動報告とかで方針を書く、かも。

 

 

 

 

●評価と感想について

 

最後まで読まれた方にお願いがあります。

 

どうか、お言葉と評価を。

 

今までと同じ、何よりの励みとして、後日談や次回作も頑張りますので!

 

 

 


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