Muv-Luv Alternative ~take back the sky~   作:◯岳◯

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後日談の2 : 『夕呼と武と』

この世界に遍く平等なものは存在しない。その中でも唯一、差別しないものは何か。夕呼は10代の前半には、その答えを自分なりに導き出していた。

 

(時間、ただそれだけが―――)

 

1秒は誰が受け取っても1秒だ。才能の差はあるだろう、境遇による差はあるだろう、それでも時間だけは誰しも平等に与えられている。

 

その時間をどう変換するかは、個人の自由だ。成長するための努力に変えるか、ただ惰性のままに浪費するのか、反逆のための準備期間とするのか。個人の意志に関係なく、時間はただあるがままに流れている。

 

どこまでも優しくて―――そして、残酷だ。

 

与えるだけで、何をも期待していないのだから。

 

才能の差による力量差は、時間と共に明らかになっていくのだから。

 

立場や境遇、運による経験の違いが、人としての在り方を変えていくのだから。

 

時間が、それらを止めることはない。善悪正誤の区別なく、事象が前に進む様を見守っているだけ。

 

夕呼は、年下が嫌いだった。一桁の数の歳の頃にはもう察することが出来ていた。自分は他の人間とは違うことを。

 

それでも学ぶことが出来たのは、多くの時間を生きている者たちはそれぞれに経験を積み、自分では知らない何かを学び、血肉に変えてきたということ。自分よりも多くの時間を得た人たちとの会話は、刺激的だった。自分が歳を重ねるにつれ、目新しい感動は無くなっていったが、自分にはない“何か”を齎してくれた者は、総じて歳が上の人たちだけだった。

 

足元を見下ろしたことはない。ただ足を引っ張られるだけだということを、ずっと前に学習したからだ。愚にもつかないくだらない理由で停滞するほど、退屈なものはなかった。乞われれば教えよう。嫌味の一つぐらいは挟ませてもらうが。尊敬の念は最低でも並び立つ者に対して行うものだ。だから夕呼は年下に何かを期待することもなかった。

 

そうして日々を過ごしている内に、日本国内は慌ただしくなっていった。大陸に派兵をしていた頃は、まだ対岸の火事だったのだろう。だがBETAが徐々に東進してくる度に、目に見えてBETAへの怯えを見せ、対策をと声を上げる者達が増えていった。

 

その少し前から知り合った友人も、信念のままに軍に入ることを選択した。その友人―――まりもはお人好しでバカな所もあるが、浮ついた優しさだけではないものを持っていた。夕呼はあの頃の自分が動いた理由を、未だに自分でも結論づけられてはいなかった。放っておけなかったのか、放って置くのが嫌だったのか。

 

時間は進む。生活を脅かされた人間は容易く本性をむき出しにする。その中で更に学べたことがあった。現場を知っている人間と、知らない人間とでは明らかに差があるということを。有能、無能の話ではない。人が簡単に死ぬのだということを目の当たりにし、自らもその恐怖に飲まれそうになった人間ほど、時間を効率的に使おうとする傾向があった。まるで限りある時間の中で、その限界を越えようと必死に足掻いているようで。

 

遅い、と苦笑をする日もあった。先を予想できてれば分かる話なのに、と。アジアどころか欧州まで飲まれたのに、自分たちがそうならないと考えるのは現実逃避をしているのも同然だというのに。

 

分かっている者たちは既に動いている。時間は有限だと当たり前に諦めて、取れる手段を模索し続けている。大学での自分の師や、政府関係者の一部がそうだった。間に人を挟んでのことだが、軍人の中でもそういった人物達が動いていると聞いた。

 

そうしてある日、夕呼は()()()()に出会った。

 

必ず訪れるであろう絶望の日、それが来ることを誰よりも確信しながら、最後の最後に死ぬまで―――否、自分が死んだとしても諦めないのだろうな、という意志を宿した少年を。

一言、奇妙だった。自分の理論を保証する存在というよりも前に、積み上げてきた時間の濃密さと長さが異常に過ぎると分かってしまったからだ。

 

普通は、10やそこいらの子供が決死の覚悟を抱いて安全な日本から最前線に行こうとは思えない。英雄に、という陶酔ではなく何かを取り戻すために海を超えるような子供など、居る方がおかしいのだ。

 

接する内に、理解が進んだ。その少年が積み上げてきた時間が、何もかも尋常ではなかったことを。多感な時期を戦争という濃密すぎる場所で過ごしたことも、身に覚えのない記憶、経験を足場に危うすぎる綱渡りをすることも、世界中のいついかなる時代であっても、そのような時間の“変換”をする者はこれまでも、これからも現れないだろうことは断言できた。

 

まりもとは異なる方向性での、並び立つ者として。夕呼はその少年と共に過ごした時間が刺激的でなかったと問われれば、答えを誤魔化しながら回答を口にすることはしないと決めていた。あの奇妙な関係を、感情を言語化するには長い時間がかかると夕呼自身が考えていたからだった。

 

―――ただ、思ったことはあった。

 

オリジナル・ハイヴを攻略した後、リヨン・ハイヴの攻略も成功して一段落がついた後。あの青空の下で泣くように叫び、笑った少年ならば許されるはずだと。失わなかった者達と一緒の時間を過ごし、時間の使い方を分かち合うことぐらいは、当然の権利として認められる筈だと。

 

 

「……ん、でよ」

 

 

絞り出すように一言を。夕呼は困った表情のまま、こちらを見ている武の胸ぐらを掴んだ。“共に救出され”て戻ってきた私室の中に、自分の眼の前の男以外の姿はない。最後の一欠片の理性が人払いを選択した結果だった。

 

偽る必要がなくなった夕呼は、思ったままに言葉を声にした。

 

「分かっているの? ―――いえ、分かっていたらこんなことはしないわね」

 

激情のまま、夕呼は掴んだその服を絞るようにしながら、言葉を叩きつけた。

 

「……人間にとって見た目というファクターがどれだけ重要なのかは伝えた筈よね。なのに、なんで……どうして、アンタは………っ!!」

 

俯いた夕呼の唇が開き、白い歯が怒りに軋んでいた。

 

―――ユーラシアハイヴの国際共同管理による政争はなんとかイーブンに持ち込んだものの、香月博士の支援を目的に、と自負する勢力が“保護”を名目に強引な手段に出たことに対してではない。

 

―――ほぼ間違いなく米国の手によるものであろう、その勢力に居た非自然種と呼ばれ始めている者達から加齢遅延処置を、答える前に受けさせられたことではない。

 

人が何かを拗らせて自分を正当化することも、かつての意趣返しなのか面子のためか、最上を自負する国家の者が誰かを利用して陰謀を仕掛けてくることなど、当たり前の話だ。してやられたことに対して苛立ちを覚えることはあるが、夕呼はその者達に敵愾心を抱くことはあっても、怒りを向けることは滅多にない。

 

憤怒とは、許せないというただ一心で抱くものだからだ。

 

だからこそ、夕呼は武に怒りをぶつけていた。

 

どうして、強いられたわけでもないのに、自分と同じ加齢遅延処置を受けたのか―――

願い出たのか、という一点に対して。

 

「……5年、10年は良いでしょう。でも20年……いえ、それよりもずっと前にアンタは奇異の目にさらされる。否が応でも、アンタの隣にいる彼女達との差がはっきりと現れれば―――」

 

人は理解できないものに恐怖を覚える。並び立てないと分かった、規格より外れた者に奇異な眼差しを向ける。それは本能による者だ。多くを経験してきた本人や、友人達は別だろう。だが、子供たちが耐えられるかどうかは、安易に考えられる話ではなかった。

 

俯きながら夕呼は、分かっているのかと呟いた。

 

「……休んでも良かったのよ。アンタはよくやった。責める奴が居るなら、それこそお門違いか恥知らずの奴だけよ。そんなバカは無視して、自分の家で穏やかな時間を過ごしても良かった」

 

10代の頃からずっと、戦うことが生活の一部になっていたとはいえ、好んでそうした訳じゃない。特に守るためにではなく、競うためではなく、相容れない者達の何かを奪うために戦うことは。武の本音を聞いていた夕呼は、だからこそ問いかけた。

 

共に拉致された時のこと。処置を受けたと知らされた武が、迷わずに自分にも同じ処置を、と願い出た理由は。

 

同情ならば、許さない。未来永劫、許すことはない。そんな決意と共に問いかけた夕呼に、武はゆっくりと口を開いた。

 

「……3つ、あります。1つは、このまま休んでもいられないから」

 

時代は動いている。BETAの撃滅だけを主軸に置いておけば良い状況ではなくなった。引退を願い、銃後の人間になったとして平和な日々を送れるとは考えなかったこと。

 

「2つ目は、信じているからです。自分の家族と友人と、戦友達……この国も」

 

見た目は重要だが、全てではない。色々な容姿、境遇を持つ人達と接して分かったことは、誰もが総じて人間ということだけ。人を盲信をするつもりはない。奇異の視線に晒されることになることは分かっていたが、だからといって自分の正しいと思ったことを曲げるつもりはないと。

 

「責任は、取りますよ……今は帰るのがちょっと怖いですが」

 

だけど子供たちも含めて、助け合いながら、自分たちの正しさを曲げないように生きたいと。武は夕呼の肩に手を置きながら、告げた。

 

「……最後の3つ目は?」

 

最初の2つは一理あっても、納得できるものではない。その意志が乗せられた夕呼の声を前に、武は言葉に詰まった。

 

だが、自分の胸元を握りしめる力が徐々に強くなっていくのを察した武は、視線を逸しながら観念したように口を開き、小さな声で告げた。

 

「だって、ほら―――夕呼先生って、寂しがり屋だから」

 

頬をぽりぽりとかきながら、武は気まずそうに本音を語った。

 

その言葉を聞いた夕呼は、俯いたまま目を丸くして硬直し。襟元を掴む手から夕呼が硬直したことを察知した武は、慌てたように言葉を続けた。

 

「こ、根拠はあるんですよ? 色々な人にちょっかいかけるアレコレとか、いや、それとですね! ほら、俺たちって共犯者だし、一人に無茶を強いて俺だけバイバイとか鬼畜外道にも程があるし! 霞も絶対泣くし、何より俺も嫌だっていうか―――」

 

どれも本音だけどしっくりこないというか、と言いかけた武はそこで黙り込んだ。夕呼から、ただならぬ気配を感じたからだ。

 

そして、俯きながら震え始めた夕呼を見た武は、更に慌てながら顔を起こさせて―――見た。

 

「え……せん、せい?」

 

「本当に―――バカよね、あんたは」

 

その声は、涙まじりだった。だが、悲痛なものではなく、どこまでも綺麗な笑顔からこぼれ出た、悲しさからくるものではなく。

 

武は絶句しながら、ここ数年はしなかった、完全に無防備な体勢となり。

 

―――掴まれた襟元が引き寄せられる力にも、抗うことはできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――と、いうのがアンタの誕生秘話よ……何よ、その失礼な態度は」

 

「……うるさいわね。どう反応していいのか、分からないのよ」

 

白衣を来た妙齢の女性―――人類統合体の初代総監の母とも言われている彼女の前に、まだ少し幼さが残るものの、同じような白衣を来ながら、同じような色の髪を持つ女性が一人いた。

 

その少女は頭痛を抑えているかのように、掌で顔を隠しながら少し俯いたまま。この状態を産んだ張本人でもある夕呼は、淡々とコーヒーを飲みながら10数秒。経過した後、絞り出すような声が夕呼に向けられた。

 

「………それで、どうしてアンタは私をモトコ母さんに預けたまま―――」

 

「名乗り出れば、まず間違いなくまともな人生は送れないと分かっていたからよ。私も、やることが山積みだったし、ね」

 

両目をゆっくりと一度、瞬きしながら夕呼は言う。自分たちの実子だと知られれば、まず間違いなく今のアンタにはなれなかったと。

 

「ま、朝陽には感謝して欲しいわね。今の医大でもトップ中のトップでいられたのは、間違いなくアタシの遺伝で―――」

 

「―――そんな風に態と悪ぶって、徹底的に嫌われようとするつもり? モトコ母さんの予想通り過ぎて、底の浅さが伺い知れるわ」

 

「……口ばっかりは減らないわね。誰に似たのかしら」

 

「同族嫌悪でしょ、きっと」

 

視線を逸しながら、朝陽が悪態をついた。

 

それでも、仕草からは再会した当初のような棘が抜けていることに気づいた夕呼は、率直に尋ねた。朝陽は医大でも医師になってからも見破られたことがない自分の隠蔽が短時間で見破られたことに驚いたが、腐っても歴戦の女狐かと呟き、観念したように口を開いた。

 

「―――少なくとも、納得できるものだったからよ。最悪は、支援勢力だとかいうテロリストが父親って線も考えていたから」

 

自分は望まれない子供ではなく、間違いなく望まれた子供だった。捨てられたのではなく、預けられた。諸々と文句や罵倒が浮かぶが、それ以上に安堵と嬉しさが勝っている自分の心境に朝陽は戸惑いながらも、悪いものではないと内心で呟いていた。

 

「ていうか、マジでっていうかやっぱり、っていうか……あの人が父さん、ね。てっきり、ただの女好きだと思ってたわ」

 

「ああ――やっぱり、ね」

 

出会った武のことを、自分に粉かけに来た不届き者と誤解していたのね、と夕呼は苦笑した。さり気なく接しようと画策した所、変なおじさん扱いされて追い出されたことを一週間も引き摺っていた誰かの姿を思い出しながら。

 

だが、夕呼は武自身の自業自得だということで慰めることはしなかった。

 

「………って、ちょっと待ちなさいよ。結衣奈さんってひょっとして」

 

「ええ、アンタにとっては腹違いの姉ね。あっちも知らないみたいだけど」

 

夕呼は笑顔のまま、朝陽の斯衛の中でも特に親しい友人である、とある家の次女の素性を暴露した。朝陽は聞きたくなかった、と目を覆いながら人生という理不尽に頭痛を覚えていた。

 

そのまま、切り替えるまで5秒。気を取り直した朝陽は、夕呼の目を真っ直ぐに見ながら告げた。

 

「―――アンタを、母親と呼ぶことはしない。私にとっての親は、モトコ母さんただ一人だから」

 

決然と、朝陽は自分の意思表明を口にした。夕呼は当然ね、と頷き反論することもしなかった。

 

あるのは、ただ感謝だけだった。自分の無茶振りと恥知らずな申し出に対し、苦笑しながらも頷いてくれた姉のモトコには、感謝してもしきれなかった。同じぐらいに、かつては想像も出来なかったこと。自分よりも年下でありながらも、会話をするだけで今も何かを与え続けてくれている眼の前の存在に対しても、ありがとうという5文字を自然と思い浮かべることが出来ていた。

 

頭脳と小細工、悪巧みは得意そうでも、必要な時は人を真っ直ぐに見ることができる所はやっぱり、と嬉しくなるこの想いは口が裂けても声に出来ないけど、と内心で呟きながら。誤解させてしまったのか、あるいは別の何かを悟られたのか。ジト目になりながら怒りの感情を顕にする朝陽を見た夕呼は、こういう所も似てるわね、と更に頷いた。

 

「……もういいわ。あと、腑に落ちない点があるんだけど」

 

朝陽は眼の前の女のプライドの高さに関しては、折り紙付きだろうと察することが出来ていた。恐らくは、年下など性別認識の範囲外だと口に出してそうだと。

 

だというのに、何故その状況で身を重ねることをしたのか。色々な要因が重なり弱っていたとはいえ、年下と肌を合わせたのか。

 

夕呼はその質問を予測していたように、コーヒーを一口こくりと飲み込んだ後、ゆっくりと口を開いた。

 

「そう、ね。適切な表現があるとすれば―――行きずりの関係?」

 

「よりにもよってッ?!」

 

予想外の答えというか最低過ぎると叫ぶ朝陽を前に、夕呼は笑みを浮かべながら、まだまだ未熟ねと苦笑した。

 

あらゆる行動を、その理由の全てを言語化することはできるかもしれない。だが、それが分かっていてもしたくないものもまた存在することを、この子は経験していないと分かったからだ。

 

共犯者として、同じ罪を、同じ時間を歩いている時に。互いに少し弱くなっていた所に、触れ合ったからかもしれないわね、という想いもある。

 

だけど、言葉にしないものもまたあった。明け方のコーヒーと共に会話し、笑いあいながらの会話で、分かったのだ。

 

武も同じく、子供だてらに戦う中で奇異の視線に晒されたことを語り、苦笑した。その辛さは想像できるから、という呟きと共に。

 

だから分かりあえたのだと、夕呼は言うつもりはなかった。ただ、同じような空気の中で生きていたこと、だからではないが、共に分かち合える何かがあった。

 

だが、それだけでお互いに子供まで残そうと思うほど無責任ではないと互いが知っていて。無責任の極みと罵倒されるのは当然で、当の本人から嫌われ、憎まれようとも、夕呼は後悔だけは欠片も抱くつもりはなかった。

 

分かたれた道、共に過ごせなかった時間はもう戻らない、これからも普通の家族のように再び交わることはないだろう、それでも―――と。

 

それ以上の、何かが。年下がどうの、ではない、それさえ越えた白銀武という存在との繋がりに対して、細かい理屈を越えた何かを持っていた結果、袖と袖のようにすり合った中で、産まれるものがあったという話だから、と夕呼は言い訳をするような言葉を繰り返し、それ以上に―――と。

 

夕呼は結論とも言えない結論と共に、静かにコーヒーを飲み続けた。

 

その様子の中に先程まではなかった変化を見た朝陽が、何かに気づいたようにニヤリと笑いながら、手を上げた。

 

 

「最後に、一言だけ良い? ―――年甲斐もなく、耳真っ赤にしてんじゃないわよお・ば・さ・ん?」

 

ガチャリ、と夕呼が持っていたカップが音を立て。

 

動揺を察した朝陽が、母親譲りの意地の悪そうな表情を浮かべた。

 

夕呼はその笑顔に笑顔を返しながら深呼吸を1回、それだけで人類屈指の戦略家としての戦闘態勢に入り。

 

 

そんな不穏な空気が流れる部屋の外では、はらはらとした様子で右往左往している武とイーニァに背中を見守られた、人類統合体の初代総監が。

 

夕呼の最初の子供として、姉としてここは私が、と決意を抱いた霞が、二人を仲裁するという人類最高難易度の任務を果たさんがために、部屋の中へと入っていった。

 

 

―――その、数分後。部屋の中で胸を張って姉ぶる霞に対し、嫌々ながらも協力しあった夕呼と朝陽が興奮を収めるように説得の言葉を掛け合う姿が見られたのは、また別の話である。

 

 

 

 


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