一太「課題多すぎ・・・。こんなに沢山出来ないよ・・・。」
私は大川瑠璃。といっても、今は違う。なぜならこんなことを言った数分後に、過労で倒れ、そのまま息を引き取ったからだ。そして気付いたら、どうやら記憶を持ったまま転生してしまったようで、産まれたばかりの赤ちゃんなのに前世のことを思い出せる。ちなみに、産まれた直後は勝手に体が動いて泣いてしまった。まぁ、仕方ないことだけど。ん?誰か来たみたいだ。
???「お父様、お母様、産まれたの?!」
新父「ああそうだよ。しかも双子だ。二人とも女の子だから、レミリアはちゃんとお手本にならないと駄目だぞ。」
え・・・。今、レミリアって・・・。しかも双子!?
レミリア「わかってるよ~。そういえば、名前はどうするの?」
新父「最初に産まれたこの白い髪の子は『リル』という名前にする。そして、後から産まれたこの金色の髪の子は『フランドール』だ。」
レミリア「リルにフランドール・・・。よろしくね!私はレミリアよ!」
新母「レミリア・・・。妹ができて嬉しいのはわかるけど、はしゃぎすぎよ・・・。それに、産まれたばかりだし、そんなこと言われてもわからないわよ。」
レミリア「あ・・・。ごめんなさい。私、こんなんじゃ良いお手本になれないもんね。ごめんね、妹が出来てはしゃいじゃったの。でも、あなた達妹は私がいろいろ教えてあげるからね。」
新しい母よ。私は記憶を引き継いでるから言葉はわかるぞ。というか、本格的にまずいことになってる気がする。まさか転生した先が東方projectの世界、しかもよりによってスカーレット家とは・・・。しかもリル・スカーレットという者は存在しないはず。ということは早死にする?まあ、良いや。いつ死んでも良いように楽しんで生きていこう。そんなことを思いながら、私は眠気に誘われるまま、ぐっすりと寝てしまった。
~とある村にて~
住民1「なあ、風の噂なんだが、吸血鬼の館の主にまた子供が出来たそうだぜ。」
住民2「おいそれマジかよ・・・。だったら今度こそあれを実行するべきじゃないか?」
住民1「ああ、そうだな。この村が世界最強になってまわりを支配するために。」
住民1・2「「吸血鬼の子供をさらって戦力にしてやろう。」」
住民2「さあ、捕らえる為の準備を始めようぜ。成長してしまう前にな。」
怪しい風が、村から館の方へ吹き始めた。一体、何が起きるのだろうか。それを吸血鬼達はまだ知らない。
いかがだったでしょうか?
不定期更新なので気長に待っていただけると嬉しいです。
では、また次の話でお会いしましょう。