無限の龍神と永遠のメモリ   作:サイクロンアクセル

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オカルト研究部

「こ、子供!?」

 

変身を解除したオーフィスを見て、赤髪の少女は驚いた様な表情を見せる。それを見て、バレてはなさそうだとオーフィスは思いながら、ちらりと赤龍帝を見る。ドライグが目覚めそうなら早急に離れる必要があるが、その兆候すらないので一安心だ。

 

「貴女神器持ちよね?」

 

赤龍帝に注意を払っていた為、少し反応が遅れるもそうだと返すオーフィス。まあ、実際は神器では無いのだが、似たような物なので説明する必要も無いだろう。それに、説明して悪用されても面倒なのだ。

 

「そう、なら今日はもう遅いし……小猫」

 

「はい」

 

「この子を使いに出すから、明日もう一度会えない?と言っても貴女が何処にいるかわからないから、明日の夕方この廃墟の前で待っていてくれないかしら?」

 

「塔城小猫と言います」

 

「わかった。よろしく」

 

コクリと頷いて、小猫に挨拶をするオーフィス。結局その後は何を話すわけでもなく、オーフィスは廃墟から出て行った。

 

 

翌日の夕方、オーフィスはちゃんと廃墟の前で待っていた。ただ待つのは暇なので、オーフィスは1年間の旅で手に入れたメモリの1つ、『牙の記憶』を内包したライブモード持ちのファングメモリをライブモードにして遊んでいた。

 

「すいません。お待たせしましたってそれなんですか?」

 

ファングメモリと遊びながら待っていると、小猫が走りながらやってきた。当然、ファングメモリに対しての疑問を聞かれるが、神器の一部と言っておく。下手に弄られるとファングメモリが敵と認知してしまう上、一度認知してしまうと幾らオーフィスと言えど変更はできない。だからそれだけは避けなければいけないのだ。

 

「なかなか可愛いですね」

 

と思ったのもつかの間、小猫にファングメモリがじゃれついている所を見ると、もう既に仲良くなりつつあるようだ。少し戯れあって思い出した様にハッとした小猫は一度咳払いをし、歩き始めた。それと同時にファングメモリは何処かへと行ってしまった。それを見た小猫が大丈夫なのかと言わんばかりの表情を見せてくるが、オーフィスはそれにいつもの事だと返す。

 

「そうですか。では、行きましょう。ついて来てください」

 

「ん」

 

先導する小猫に連れられて、オーフィスは駆王学園なる場所についた。多くの悪魔が集まっている場所があるのは二箇所、片方はドライグの気配、もう片方はヴリトラの欠片の気配が感じられる。二天龍と五大竜王と差はあれど、1つの場所に龍を持つものが2人もいるのはそれなりの驚きだったりする。

 

「部長、ただいま戻りました」

 

「そう、ありがとう」

 

案内された旧校舎の一室、そこには先日あった顔ぶれが揃っていた。相変わらずドライグの気配は薄くそっちに注意を払いながらも部長と呼ばれた女性を見た。

 

「私はリアス・グレモリー。えっと…限無ちゃんだったわね?」

 

「ん。それで合ってる」

 

「早速で悪いのだけど、悪魔や堕天使、天使について知っているかしら?」

 

「知ってる」

 

「そう。神器持ちが偶々巻き込まれたわけじゃないのね。なら話は早いわ。貴女、私の眷属にならない?悪魔になれば寿命が伸びたりするわよ?」

 

「それは無理」

 

「嫌とかじゃなくて無理?理由を教えてもらってもいいかしら?」

 

「我の神器地球と繋がってる。我を眷属にするのは地球を眷属にするのと同じ」

 

「だから無理と。……そうね。流石に地球そのものを眷属にするのは無理ね。それにしても、地球と繋がってる神器なんで規格外も良いところだわ」

 

実際問題そもそもオーフィスを眷属にするのは基本的に無理なのだが、オーフィスである事をバラす訳にはいかないのでそれっぽい理由を並べてみたところ、どうやら納得してくれた様だ。

 

「規格外の神器持ち……ねえ。出来れば眷属にしたかったけど、仕方ないわね。それは一旦置いておきましょう。そろそろ私たちオカルト研究部の部員の紹介でもしましょうか」

 

1人ずつ自己紹介を聞きながら、別室から感じる悪魔の気配の持ち主はいつ出て来るのだろうかと疑問を抱く。結局、別室の気配には触れる事もなく自己紹介は終わってしまい、余計な口を出して下手に勘ぐられたくないオーフィスもそれについて何か言う訳でもなく、不思議に思うに留まった。

 

「貴女が良ければなんだけど、たまにで良いから此処に顔を出してくれないかしら?」

 

「別に問題ない」

 

コクリと頷くオーフィスを見て若干満足そうにするリアス。実質的にオーフィスが悪魔の勢力に入った様な感じとなってしまったが、オーフィス自身はそこまで深く考えていない。そもそも、現在のオーフィスの目標はガイアメモリを集めることであって駆王町に来たのも偶々ドライグの気配を感じた為の気紛れでしか無いのだ。三勢力自体に興味のないオーフィスにとって側からどう見えるかはどうでも良いことだった。

 

「それじゃあ、私たちは部活を始めましょうか。限無ちゃんはゆっくりしててね。なんなら、帰宅しても良いわ」

 

「もうちょっとだけ見てる」

 

「そ。じゃあ、ゆっくりしていってね」

 

そう言って椅子に腰掛けるリアスの言葉に頷き、オーフィスはオカルト研究部メンバーとの交流を始めた。

 

 

 

 




知らずとはいえオーフィス相手にちゃん付けするリアス。正体がバレたらどうなるのだろうか。あ、ちなみに一応言っておきますが、エターナル以外のライダーも出すつもりはあります。タグにWは出ないとありますが、要望が強ければ出せない事はないです。まあ、後々になってしまいますがね。

最後に、本当にお待たせいたしました
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