「神は死んだ」彼は悲しそうに笑う   作:パイル軽量逆関節

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ついででもだめだろ

ピンポ-ン

 

「おや?誰でしょう?」

 

いや、まぁ誰なのかはわかっている

 

ピンポ-ン

 

「・・・」ダラダラダラ

「ん?どうかしましたか?」

 

あれだけ絡まれてるし出たくないんだろう

それはまぁ、わかる

 

ピンポ-ンピンポ-ン

 

「ああ、出たくないんですね」

「・・・ああ」

「わかりました、俺も協力します」

「・・・感謝するぜ」

 

・・・護衛対象を無視して良いのかって?

良くはないが、このまま入室させるのはもっとマズい

護衛対象はキンジに興味がある

その興味の対象と一緒にいた俺は護衛対象の記憶に強く残るだろう

それは非常に良くない

どれくらい良くないかと言うとド〇ゴン〇ールのク〇〇ンが本気の主人公に勝っちゃうくらい良くない

記憶に残れば動きにくくなる

傭兵であること、依頼のこと、などなどがバレないようにと、いうのがクライアントの希望だ

が、記憶に残ればもしかしたら護衛対象と一緒に行動しなければならなくなるかもしれない

護衛しやすくなる...と、思ったら大間違いだ

護衛対象を守るために大きく動けば近くにいる護衛対象に見られてしまう

護衛対象は色々勘ぐるだろう

それが非常にマズいのだ

 

ピピピピピピピピピピピンピピピピンピピピンポ-ン

 

「だ~!!!」バタバタバタ

 

「あ、ちょ」

 

チャイムラッシュに耐えられなくなったのか

キンジがバタバタ音をたてて玄関に向かって行った

・・・マズいな

よし、仕方ない...変装しよう

変装変装...

 

「遅い!!!」

「ゲッ!?」

 

来たか...あとはこれとこれとこれとこれで...うん、バッチリ

 

「紫で...え?どちらさま?」

「やあ、どうも...(紫電です、変装してます)」ボソボソ

「え!?あ、おう」

 

「?」

 

「じゃ、飲み物を用意しますね...」

 

ちょうどクライアントから珈琲豆を貰ったし珈琲にするか~

珈琲挽機は...あったあった...

・・・あの様子じゃ晩御飯はまだみたいだな護衛対象

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、飲み物です...あと、そちらの方は晩御飯がまだのようなので賄いものですがこちらをどうぞ」

 

「あ、ありがと...」

 

「この短時間で...」

「他愛も無い特技ですよ(そういう依頼があるからな...)」

 

例えばお嬢様の護衛執事してくれとか...

 

暗殺者を殴ってお茶菓子を出して

侵入者を蹴り飛ばしてお茶を淹れて

スナイパーを撃ち殺してディナーを出して誘拐犯をスマキにしてお嬢様の背中を流して...その繰り返し...

この程度ならまぁ・・・

 

「美味しいわね...」

 

「ありがとう御座います」

「・・・で?何で来たんだ?」

 

「美味しい...は!?そ、そうだったわ...」

 

「「???」」

 

「奴隷になりなさい!!!...ついでにあんたも」

 

「ハァ!?」

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