ダンガンロンパ Redemption   作:ナーガ工場長

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お待ちかねの学級裁判となります。
自分で書いといてなんだけど、ぶっちゃけ犯人は分かりやすい…分かりやすくない?
感想も頂いたおかげでモチベーションアップなう。

【コトダマリスト】
1.モノクマファイル
被害者は超高校級の幸運、白暮夕斗。
厨房内にある冷蔵庫から発見された。
死因は凍死。死亡推定時刻は午後10〜午後11時。
その他、右側頭部に外傷有り。

2.白暮の死体状況
傷は凍りついており出血も止まっていた事から、長時間冷蔵庫に入っていたと考えられる。

3.壊れたモノドロイド
白暮の死体の近くで発見。壊れているため、起動しない。

4.モノドロイドの性能
水と衝撃には強いが極度の高温低温に弱く、10分程度で壊れてしまう。

5.東雲の検死結果
正確な死亡時刻は午後10時半頃。
筒状の物を使って頭を二度殴り気絶させた模様。
気絶後は一度も意識が戻らず死亡。

6.東雲の証言
9時〜10時頃はプレイルームに皇、本代、葛城、東雲、八咫、夜桜、柊、飛田がいた。
部屋を出たのは、本代と柊の2人。本代は9時50分に戻ってきた模様。

7.急速冷凍モード
設定時間になるまで、ロックがかかる仕様。
事件時は昨晩10時〜朝7時の設定になっていた。

8.剣崎の証言
厨房内にいたのは宵月と剣崎の2人。
9時半過ぎ頃に本代が瓶を捨てに来た。

9.ガラスの破片
ゴミ箱に入っていた物。いつ入ったかは不明。

10.隠し扉
倉庫内から中庭に通じている。
知っているのは暁日、小鳥遊、アレックスの3人。

11.白暮の個室の状況
綺麗に整えられており、荒らされた形跡がない。

12.紙切れ
『脱出の手掛かりになりそうな物を発見。夜の9時40分倉庫に集合。』
と書かれている。


学級裁判パートは先駆者様にならって発言者の名前追加しています。ウィークポイントはそれぞれ《》が論破、〈〉が同意となっています。
(ホントはフォントとか変えたかったけど、スマホだと多機能フォームがクッソ使いにくかったので断念しました…。)


非日常編2 学級裁判・前編

全員が席に着いたのを確認するとモノクマが嬉々と司会を始めた。

 

 

席は時計回りで、

夕斗→宵月→葛城→剣崎→八咫→夜桜→氷室→柊→

小鳥遊→俺→皇→獅子谷→飛田→本代→東雲→アレックス

の順になっている。

 

 

 

モノクマ「じゃー全員席に着いたようだし、早速始めましょうか!皆お待ちかねの学級裁判を!」

 

 

 

学級裁判 開廷!

 

 

 

モノクマ「では始めに学級裁判の簡単な説明をさせていただきます!学級裁判では『誰がクロか?』を議論し、その結果はオマエラの投票に決定します!」

モノパパ「正しいクロを指摘できればクロだけがオシオキ、だが間違った人物をクロとしてしまった場合は…。」

モノクマ「クロ以外の全員がオシオキされ、生き残ったクロにだけ晴れてこの学園から卒業する権利が与えられます!」

モノパパ「以上、これが学級裁判のルールだ。では諸君、健闘を祈る。」

 

本代「俺達の判断一つで生死が決まる…か。フッ、心が躍るな。」

剣崎「そんな呑気な事、言ってる余裕は無いと思いますが…。」

 

皇「質問がある。仮に犯人が共犯の場合はどうなる?両方に投票すればいいのか?」

モノパパ「その場合、最終的にシロに直接手を掛けた人間をクロとして扱う。なので共犯をするメリットは無いといって良いだろう。ここテストに出るから覚えておくように。」

小鳥遊「そんなの勉強したくないんだけど…。」

 

暁日「なぁ俺からも聞きたいんだけど……あれ、なんだよ。」

そう言って俺は本来夕斗がいるべき場所に置かれた遺影を指さした。遺影には大きく×印が描かれていた。

 

モノクマ「あぁ、あれね。死んだからって仲間外れにしちゃ可哀想だからね。せめて形だけでも一緒に参加させようっていうボク達からの粋な計らいだよ。」

氷室「全く…吐き気を催すほど悪趣味だな。」

 

モノクマ「そんなことより、オマエラ油を売ってていいのかな?早く議論をしないと時間切れにしちゃうよ?」

 

柊「議論しろって言われても、何を話せば良いのかなぁ?」

葛城「裁判経験がありそうな人と言えば…。アレックスさん、君の意見を聞きたいだけど。」

シルヴィア「そうね…裁判と銘打ってるけど、ここには弁護士も検事も裁判長もいないからワタシの経験はアテにならないわね。この状況だと、それぞれが弁護士、検事、裁判長を務めて結論を出すと考えた方がいいわね。」

 

暁日「だったら、まずは事件の内容をまとめないか?もしかしたら何か見通してるかもしれないし。」

皇「そうだな。まずは事件概要をおさらいしよう。」

 

 

どんな些細な綻びも見逃さない…。どこに手掛かりがあるか分からないからな。

 

 

 

 

ーー議論開始!ーー

 

 

葛城「じゃ、俺がモノクマファイルを読むよ。被害者は《超高校級の幸運、白暮夕斗。》死体は冷蔵庫から発見された。」

氷室「幸運が最初に死ぬとは…。何という皮肉か…。」

葛城「死亡推定時刻は《午後10時から午後11時の間。》他、右側頭部に外傷有り。…以上だよ。」

八咫「頭部の外傷という事は、殴って気絶させたのでしょうか?」

剣崎「殴るとなると…やはり、《ハンマー》でも使ったのでしょうか。」

シルヴィア「不意打ちするとは…。卑怯者ね。」

 

……明らかに俺の記録とは食い違う証言があったな。

 

《ハンマー》←〈東雲の検死結果]

  論 

「それは違うぞ!」 

     破

 

ーーBREAK!!ーー

 

 

 

暁日「剣崎、夕斗の頭を殴ったのはハンマーじゃないと思うぞ。」

剣崎「暁日様、それはどういうことなのでしょうか?」

暁日「夕斗は筒状の物で殴られた…。そうだろ?東雲。」

東雲「あぁ。間違いない。彼は筒状の何かで殴られていた。」

剣崎「そ、そうなのでしたか…。失礼致しました。」

 

八咫「筒状の物ですか…だとすれば、凶器は大分絞られますね。」

夜桜「では、次は凶器について詳しく議論しましょうか。」

 

 

 

 

ーー議論開始!ーー

 

 

飛田「筒状で気絶させられそうなもの…。〈鉄パイプ〉とかは?」

宵月「そんなもので殴ったら気絶どころじゃないと思うわ…。」

獅子谷「………間違いなくトドメを刺すだろうな……。」

柊「〈砲丸〉で後ろから、ガツンっ!…はどう?」

八咫「そもそも形が違うじゃないですか…。」

葛城「〈瓶〉ならどう?あれなら、気絶程度で済むと思うけど。」

 

俺が持ってるあの証拠の正体…もしかしてあれなんじゃないか?

 

〈瓶〉←〈ガラスの破片]

    同

「それに賛成だ!」  

    意

 

ーーBREAK!!ーー

 

 

 

 

暁日「葛城の言う通りだ。犯人は瓶で殴ったんだよ。……これ見てくれ。食堂のゴミ箱に捨てられてたんだ。」

葛城「これは…ガラス片?」

暁日「そうだ。このガラス片、注ぎ口みたいな形の物があるだろ?元々は瓶だったんじゃないか?」

皇「コイツが瓶だと裏付ける証拠があるのか?」

 

八咫「はい。事件当日、ジュースの瓶が二本持ち出されていました。一本は本代君達が飲んでいたものですが、もう一本はいつの間にか無くなっていました。ですので、そのガラス片が無くなった瓶で間違いないと思います。」

暁日「これではっきりしたな?夕斗を殴った凶器は瓶で間違いない!その後、冷蔵庫に閉じ込めたんだ!」

 

 

       反  

本代「お前の推理って、醜くないか?」

          論

 

 

本代「甘いな。そもそもその推理、根本から間違ってるとは考えなかったのか?」

暁日「間違ってるって…どこがだよ?」

本代「フン…それすら気づかんか。いいだろう、教えてやる。………さぁ、地獄を楽しみな!」

 

 

 

 

ーー反論ショーダウン開始ーー

 

 

本代「お前の推理だと、頭を殴り気絶させてから冷蔵庫に閉じ込めた……つまり他殺と言いたいんだな?だが、この事件自体が奴によって仕組まれた計画…自殺という可能性も否定できないんじゃないか?」

 

暁日「仮に自殺だとして、頭の傷はどう説明するんだ?」

 

本代「そんなもの、奴の不運体質のせいで偶然怪我をしたとか、操作を撹乱するためとかでいくらでも説明がつくだろ。はっきり言って頭の傷はそこまで重要じゃない。頭に傷を付けてから《予め急速冷凍にして》から冷蔵庫に入れば、発見時と同じ状況になる。友人が命を落として認めたくない気持ちも分かるが…これが真実だ。」

 

予め急速冷凍にする…?それは絶対に不可能だ!

 

           斬

《予め急速冷凍にして》←【急速冷凍モード】

    論

「その言葉、ぶった斬る!」 

       破

 

ーーBREAK!!ーー

 

 

 

 

暁日「事前に急速冷凍モードにしてから中に入る…。残念だが、それは通らないぞ。」

本代「何?」

暁日「厨房にある冷蔵庫は仕様がちょっと特殊で、急速冷凍モードにすると設定した時間になるまで扉が開かなくなるんだ。だから、夕斗が自殺したとは考えにくい。」

本代「何だと?そうだったのか…。」

東雲「加えて、頭部に傷を負って気絶した後は意識が戻っていない。他殺で間違いないだろう。」

 

皇「しかし、そういう仕様なら誰かが設定した時点で普通気付きそうなものだが…。剣崎、何か理由でもあるのか?」

剣崎「食堂に特に誰か来るような事は無かったので一度確認した時点で問題ないと思ったのです。まさか、目を離した際に死体を入れてたとは…。」

 

宵月「それより、もっと重要な謎が解決してないわ。」

飛田「重要な謎…?」

宵月「そもそも今回の事件は白暮君が朝、冷蔵庫から見つかった事で発覚した…。それ以前までは周りを警戒してずっと部屋に篭っていた彼が()()()()()()()()()()()のかしら?」

 

 

そうだ…。事の発端は夕斗が冷蔵庫から見つかった事だ。ずっと警戒していたはずなのに何故そんな場所に居たんだ?

もしかしたら、その原因って…?

 

【コトダマ提示】→〈紙切れ]

…これだ!

 

暁日「もしかしたら、これが原因かもしれない。見てくれ、夕斗の部屋のゴミ箱にあったんだ。」

飛田「『脱出の手掛かりになりそうな物を発見。夜の9時40分倉庫に集合』…え?そんな物があったの?」

小鳥遊「うーん、そんな物があったとは聴いた事が無いし多分、白暮君を呼び出す為の口実だったんだと思う。」

 

 

宵月「なるほど…。彼は部屋から一歩も出てないから外の情報を知らない。そんな彼に脱出の手掛かりがあったと伝えたら素直に出てくるでしょうね。」

本代「9時40分か…。襲撃して、冷蔵庫に閉じ込める時間を踏まえると丁度合致するな。」

 

柊「ねぇねぇ、この時間に夕斗くんと会った人っているのかなぁ?」

八咫「確かにその時間に会った人物こそクロである可能性が極めて高いですね。」

 

 

 

氷室「1人……。該当する人間がいるぞ。」

獅子谷「………何?」

氷室「その時間に最も倉庫に近い場所にいた人間…。それは、キミだ。……剣崎。」

剣崎「………えぇ!?」

剣崎が犯人…?本当にそうなのか?

 

 

 

 

ーー議論開始!ーー

 

 

氷室「キミは《普段は食堂》にいる…。だから、誰かを倉庫に呼び出すのは容易だろう。」

剣崎「た、確かに事件があった日も食堂にいましたが…、その時は〈僕以外もいました〉!」

氷室「そんな見え透いた嘘に騙される訳ないだろう?〈犯人は剣崎聖悟〉。答えは明白だ!」

剣崎「だから、違うってぇぇぇぇぇ!!」

柊「……あ、泣いちゃった。」

 

剣崎は嘘は言ってない。それを裏付ける根拠もある!

 

〈僕以外もいました〉←〈剣崎の証言]

    同

「それに賛成だ!」  

    意

 

ーーBREAK!!ーー

 

 

 

暁日「いや、剣崎の言う通りだ。食堂には確かに他の人間がいたんだ。だろ?宵月、本代。」

本代「確かにいた事自体は事実だ。と言ってもあくまでも瓶を捨てるためだから、ほんの5分程度だな。」

宵月「そうね、私も食堂にいたわ。」

 

剣崎「ほ、ほら!本当でしょ!?」

氷室「どうやら食堂にいたのは事実みたいだが、それだけでは弱いな。」

剣崎「え…まだ納得しないんですか?」

氷室「当たり前だ。あらゆる可能性を見逃すわけにはいかないからな。」

小鳥遊「君の性格…。ある意味僕より情報屋に向いてるかもね。」

 

氷室「本代はあくまで一時的なものだからノーカウントだ。問題は宵月、キミはいつまで食堂にいた?」

宵月「私が最後に食堂にいた時間は確か…9時30分ね。」

氷室「だったら、剣崎の主張は意味がなくなるな。」

剣崎「そ、そんな…。」

氷室「目撃者が誰もいない以上、アリバイはない。残念だがキミはゲームオーバーだ。」

…やっぱり、犯人は剣崎だったのか?

 

 

 

 

 

剣崎「ちょっと待ってください!」

 

 

 

 

 

氷室「……見苦しいぞ。素直に認めたらどうだ。」

剣崎「どうせ、疑われているのだったら…。分かりました。今まで黙ってた事を1つお話ししましょう。」

小鳥遊「黙ってた事?まだ何か隠してたの?」

剣崎「この事を話したら間違いなく疑われると思い、話さなかったのですが…。もうこの状況下である以上関係ありません!ヤケです!」

八咫「いいから話して下さい!何を知ってるんですか!?」

 

剣崎「実は僕、9時40分から50分まで食堂を離れてました。白暮様が冷蔵庫にいたのに気づかなかったのもそれが理由です。」

皇「離れていただと…?何故だ?そして何処へ行っていた?」

 

 

 

 

剣崎「それは…"白暮様に呼ばれて"いたのです。」

……………は?

 

 

剣崎「"寄宿舎の個室に夜食を持ってきて欲しい"という内容でしたが…。この事実がある以上、白暮様はその時間帯生きていたのではないでしょうか?」

 

 

 

 

つまりあの時『倉庫で襲撃された夕斗』と『個室で生きていた夕斗』の2人がいた………という事なのか?

 

 

 

一体どういう事だ?

 

 

 

 

 

学校裁判 中断!




長くなりそうなので一旦、ここで終わり!中断!
後半へ続く。


あっ、そうだ(唐突)。

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