二天龍が笑った   作:天ノ羽々斬

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装填開始:赤いアナタにフォーリンラヴ
バッドエンドなぷろろーぐ


 

―イッセー、イッセー!―

 

誰かが呼ぶ声が聞こえる。

 

朱乃さん、アーシア、ゼノヴィア、小猫ちゃん、木場、ギャー助、ロスヴァイセさん、イリナ、アザゼル先生……皆、ごめんな。

 

―イッセー先輩!―

―イッセーくん!?―

―イッセー、死ぬな!―

―起きて、御願い……ううっ、イッセー……―

―イッセーせんぱぁい……―

 

 

「ごめ、な。み、な」

 

駄目だ、意識が遠くなって行く。

 

……なぁドライグ。もう駄目か?

『ああ。……お前とは何だかんだで楽しかった』

お前ともお別れかぁ。なんか切ないなぁ。……なぁ、聞いてくれよドライグ。

『……なんだ? 相棒』

もし、もしさ、やり直せるなら、俺は……今度こそ、リアスや皆を守って見せる。

『……そうか』

泣くなよ、相棒……

俺まで、泣きたくなっちまうじゃねぇか。リアスをまだ抱いてないってのに……

『もうよせ、喋るな。体力を無駄に使うだけだ』

そんな、涙声で言うなよ相棒。

ヴァーリの野郎とも結局決着なんてつけられなかった。

 

みんな、ごめんな、駄目な俺で。

 

心残りは、オカルト研究部の皆と、ドライグ。そして今まで戦ってきたライバル達。父さんに母さん。友人。まだリアスを抱いてないし、それに……ああ、そうだ、あのエロ本まだ開けてなかったっけ。……最後までこんなこと考えるとかやっぱり俺は変態だな……さようなら、ドライグ。今まで楽しかったぜ?

 

『ありがとう……そして、さようなら、相棒。お前は歴代“最高”の赤龍帝だよ』

はは、ありがとよ……。

俺は、消える。龍殺しの毒、『龍喰者』の呪いで。

しかし、サマエルの呪い、か。

サマエル本人や、神様もどこか思うところがあったのだろうか……

 

 

 

意識が途切れ、再びなにかに引っ張られるように目を覚ます。

 

 

暗い、暗闇のなかに俺はいる。消えるってことはそういうことなのだろうか。

 

あの光、なんだろうか。

 

ん? 何か巨大なものにケツをつかまれた!

 

痛い痛い! あんまし強く引っ張るな!

 

そして、突然、世界が光に満ち溢れた。

 

「母子ともに無事です! 元気な男の子ですよ!」

「よかった……」

「子供を見せてください……」

 

「オギャー!?(ええええええええええええええええええええええええええええええええ!?)」

なんで!? なんで()()()になってんの!?

「貴方は今日から兵藤一誠よ。 一筋を通す、誠実な男に成りなさい!」

 

「オギャー!(お母様すみません。誠実は変態な俺には無理っぽいです)」

 

俺、これからどうなっちゃうの!?

本当に、どうなっちゃうの!?

だれか教えてくれぇええええええええ!!




はいっ!ってーことで、始まりましたー!ぱちぱちー。
……くだらねー。
まァそんなことはさておき。始まりましたよ! やりなおし!やりなおしですよ奥さん!
イッセーくんの波乱万丈な人生にご期待ください。日輪の力を借りて、今、必殺の!

サン・アタァァァァァァァック!!!
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