今さら気がついたけどイッセーの使い魔であるレイの表記が時折レナになってる話がある。
正確な名前は「レイ」です。
なんか今回は難産でした。
翌日。
今回の件をサーゼクスさまに報告したところ、片手間に書類処理をしながらこんな事を言っていた。
「成る程……こちらも救援を送りたいところなんだけど、英雄派の襲撃や魔王の末裔の扱いとかでちょっと慌ただしくてね。すまないけど冥界の戦力を動かすのは難しいんだ。できれば現場の戦力でなんとかしてほしい。……だが、くれぐれも無理はしないでくれ。リアス達の双肩には未来が託されているんだ」
とのこと。天界とグリゴリも似たような状況らしく、英雄派の書類が片付き次第、万さんを連れて来るそうだ。成る程、八百万の神々の代弁者である彼女なら仲介人として相応だろう。元は日巫女とかいう凄い巫女さんらしい。朱乃さんも日巫女という役職名を知ってるみたいだし。
「――で。御剣斬。本気なのね?」
リアスが冷たい声でそう問うと、肩を竦めてオーバーリアクションをする斬。
「ああ、俺は本気だぜぃグレモリー。今回に限り手を組む。戦力は少しでも多い方がいいだろう?」
リアスはその言葉に右手を顎にあてがい悩んでいた。
あの戦いの直後、彼女が「手を組んでやる」といったのだ。そういうわけで俺達オカ研と斬のチーム……XANというらしい。つまり、アーサーと黒歌、それに美猴がいる。
「……理由は?」
「どこまで神に対抗できるか……じゃあ不足かにゃーん? 俺は神が嫌いなんだ。――剣に誓ってもいい、この件では決してお前らに剣を向けないと」
……どこまでも胡散臭いしゃべり方だ。だが、最後の方は本気なのがわかった。
「……今回限りなら、ね。いいわね、アザゼル」
「ああ。今回の事が事だ。確かに戦力は少しでも多い方がいい。それに、その刀――
悪神、か。
リアスとアザゼル先生の了承を受けた
「にゃはは、よし、商談成立。俺と愉快な仲間達は代価として戦力を貸す。多少なら指示に従おう。そのかわり、俺達は神と戦う口実を得る。いいかにゃー?」
「ええ、いいわ」
「それともうひとつ。俺達
その言葉に一同が驚く!
「……まぁ、仮に禍の団所属ではないにしても協力者として挙げられるだろうな。それがないにしても何回か無断で冥界に現れているから、罰は免れないが……。ま、酌量措置程度にはなるだろうな、漆黒の侍」
と、アザゼル先生がそういう。
「まぁ、俺は人間だからお前らに比べりゃほんの数十年の寿命だにゃー。死ぬまで逃げ続けてやるぜぃ」
そういいながらカラカラと面白そうに笑う彼女であった。
「赤龍帝! 室内プール使ってもいいか!?」
そういう美猴にリアスが答える。
「ダメよ。今消毒中で塩素濃度が致死量になってるから」
「ちぇー。ならとなりの部屋にあるサウナは?」
「そこならいいわ。ただし、着替え位は自分で用意しなさいよ仏猿」
「口が悪いねぇグレモリーの」
「そうね。貴方もテロリスト紛いなんてやってたら初代孫悟空にどやされるかもよ?」
「ジジィの仕置きだけはマジ勘弁だぜぃ……!」
うーん、なんか違うような。
―?ω?―
「俺達にとっての平和が苦痛に感じてしまう者もいる、か……」
俺は思わずそうこぼした。
ここは俺の自室だ。キングサイズのベッドにヴァーリと二人で腰かけていた。
「……いつかと一緒だね」
そう返すのはヴァーリ。
「ああ、そうだな」
……そう、あのときと……。
「ねぇ、イッセー君。私、あのころは貴方に偉そうなことばっか言ってたよね」
「……そうか?」
「そうよ。……今の私を見たら、たぶん目を白黒させてたんじゃないかな、私達」
それは確かにそうだな。
「そうだな。俺達、あの頃から変だったよな……なんか」
「ふふ、そうだね。私は戦闘狂いだったし、イッセー君は……乳神だっけ?」
「……あの頃、本当に……なんであんなことしてたんだろ。おっぱいおっぱい叫んでてさ……」
「ふふ、私だって戦い一色だったもの。……ねぇ、イッセー君。私、元男だから、こんな……気持ち悪い、よね」
ヴァーリはそういうと俯く。……うーん……。
「なぁ、ヴァーリ。俺はさ、前もおんなじこといった気がするけど……難しいことはわかんねぇ。でもよ……要するに重要なのは自分がどうしたいかだろ? それに……俺は、気にしねぇよ」
これは素直な感想だ。確かにヴァーリは何度も俺の前に立ちはだかったし、男だった。
でも、それは過去の事だ。今は、俺に恋というか、愛を向けてくれる小さくて可愛い女の子だ。
……俺も、もう踏ん切りつけなきゃな。……よし、決めた。
俺、サイラオーグさんに勝つ。もし、また勝つことができたら――もう一度、リアスに告白する。
その為にも、ロキを
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「……蒼さん」
『すまなかった……』
「そうやって、謝れば済むと、思ってますか?」
『……思っちゃいねぇよ。ただ……俺の気がすまねぇんだよ』
「……近日中に、北欧の主神殿と会談があります。よって、手短ですが私からの罰を貴方に与えます。いいですね?」
『おう』
「……ひとつ問いますが。北欧のヴァルキリーと結ばれたというのは本当ですか?」
『ああ、そうだ』
「……ふう。そうですか。やっと――やっと、踏ん切りがつきました。やっと、諦められます」
『……やっぱり、お前は……』
「いえ、いいんです。――もう、過ぎた事です、から……あれ、なんで、私泣いてるんでしょうか……」
『天照、俺は……!』
「……わ、私は、貴方の事が、出会ったあの日から、ずっと好きだったんですよ? ……応えてくれないから、諦めきれなかった……」
『……すまん』
「謝らないで……」
『……。わかった。俺には、好きな人がいる。大事な、守りたいって思う奴が。だから、天照の想いには、応えられない。……だからせめて、俺の知らない別の誰かと、幸せを見つけてくれ』
「……ぅぁ……ろたんさんの、ばかぁ……うぅ……」
『……すまん』
「あやまらないでよ……ろたんさんの、ろたんさんのばかぁ……うぇぇぇん……」
「ゴラァァ! うちの愛娘泣かすとはどういう了見じゃボケェ! やっぱテメェはぶっ潰してやr」
「黙ってろこのシスコンKY子煩悩馬鹿親父がぁぁぁ!! 空気ぶち壊しやがって! そんなんだから娘達にも息子達にも嫌われるんだよ! 私の涙と切ない気持ちを返せ!!」
「ごふっ……!」
『うお、見事なストマットクロー……苦労してんのな、お前』
「……ありがと、蒼さん。それと、その彼女泣かせたら承知しないわ。もしやったら私が貴方を啼かせに行くから」
『ちょ、それ意味違……』
「あら、なにか言いましたか?」
『イイエ、ナニモ……』
神道の神々の紹介
・天照(アマテラス)
みんなご存じ天照大神。美女で苦労人。太陽を司る神。勝利の女神とされることもある。
・月読(ツクヨミ)
夜道を月明かりで照らす人。見えない道の先を照らす、つまり簡単な未来予知が可能。コミュ障。さらに言えば外来語(コンセプトとかそういうの)はうまく発音できてない様子。さでずむ。
・須佐之男(スサノオ)
馬鹿。昔ははっちゃけていたが、嫁ができてからは比較的落ち着いている。嫁に甘く、ちょろい。しかし戦神であり破壊神であり嵐神であり海神であるという多様な面を見せる。でもちょろい。
・櫛名田姫(クシナダヒメ)
スサノオが一目惚れした可愛い大和撫子。今もスサノオが大好きで、夜な夜な大運動会をしていることも。
・天細女(アメノウズメ)
高天ヶ原でも大人気のロリッ子ストリッパー。普段は倉庫管理をしている。ちなみに猿田彦の嫁。舞の神様とされる。
・猿田彦(サルタヒコ)
結構広い範囲を照らしてた神様。アメノウズメを嫁にしているため、夜が忙しそうな人。
ちなみにアメノウズメとセットで国際結婚の神とされる。
・建御名方(タケミナカタ)
諏訪の方にいる神様。乾を創造する力があるとかなんとか。風神であり、元戦神。