二天龍が笑った   作:天ノ羽々斬

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俺、ひょうどういっせい。ゼロ才です。

さて、と。俺か生まれて2ヶ月。それだけの期間を要して、やっと心が落ち着き現実を受け止めることができた。母親の乳を吸いながら思う。……もし、これがやり直しなのならばと思い、心の中でドライグを呼んでみることにする。

 

こほん。えー、ドライグ、ドライグー? おっぱいどらごーん? ちちりゅーてー?

『ええい黙れ相棒! 俺だってまだ頭の整理がついてないんだ!』

おっすドライグ。生きててよかったわ。

『ま、まぁな。俺も何が何だかわからんのだ。お前から離れたらお前にくっついてるとは……』

まぁいいじゃねぇかなんでも。俺がいて、お前がいる。理由なんざなくても、それだけで十分だ。そうだろ?

『ああ。…………くそ、あいつらが惚れるのも判るなこれは……』

ん? ドライグなんか言ったか?

『い、いや』

そっか。んで、籠手の状況はどうなってんだ?

『うむ。正確には俺とお前は逆行に近いことになっている。残留意思もばっちり復活してるぞ。怨念の状態で』

げぇ、先輩達復活かよ。白龍皇のは?

『ばっちり消えてるぞ』

えー……あんな痛い思いしたのに……

『そうくよくよするな。この時点で俺が目覚めている。つまりそういうことだ』

そうか、前よりも強くなれるんだ。

……でも、体は鍛えずに、技術力だけ磨くわ。木場みたいな才能は無いけど、剣道でもやってみるかなぁ。最悪のケースを想定してさ。

『悪魔になれないケースか?』

おうよ。レイナーレ(あ い つ)にまた裏切られて殺される義理なんてねぇよ。

しかしアレは殺すにはもってこいのシチュだったなぁ。

 

―好きです、付き合ってください!―

 

―死んでくれないかな?―

 

―楽しかったわ、貴方とは。初々しくて―

 

―そんな、私は至高の!―

 

―お願いイッセーくん、私を助けて!―

 

……やめよう。鬱になりそうだ。俺は思い出すのをやめる。

 

……なぁ、相棒。俺はリアス・グレモリーに相応しい最強の兵士になって、それで、皆を守れるほど強くなる。もう一度、目指してみる。自惚れかもしれないけどさ、お前がいる。そうだろ?

『……わかった。俺も全面的に協力しよう』

サンキューな、ドライグ。

『気にするな。……イッセー』

それにさ、やり直しならさ、あのおっぱいの素晴らしさを教えてくれたおっさんもいるんだろ!? いやー懐かしい。

『相棒は相変わらずだな……だが、そいつが相棒をある意味作ったのかもな』

かもなぁ。もしあのおっぱいの素晴らしさを教えてくれたおっさんに出会わなかったら、俺はエロエロじゃなくて、禁じ手も真紅の赫龍帝も、乳神様のご加護も無かったんだよなぁ。もしかしたら、リアスにも出会わなかったかもしれない。

『ま、まぁな』

つまり、今まで俺の命が繋がってたのは、あのおっさんのお陰!?

まさか、あの人こそが乳神様か、その使いなのでは!?

御使いみたいに、乳神様に使える天使とか!?

『はぁ……頼む、胃薬をくれ……ちょっと格好いいとか思った“私”がバカだった……』

……ん? ドライグ、今、“私”って……?

『き、気のせいじゃないか?』

そうか。ちなみに胃薬なんかやれないぞ。俺自身も肉体的に無理だし。

『それは残念だ』

「んぅ、もぅ、だめよイッセー。そこは、敏感なんだからぁ」

あれ。母親の乳を吸ってたら喘ぎ声を聞いたような気がする。……まぁ、気のせいか。

 

その夜、両親が激しすぎて眠れませんでした。子供の横でヤるな。親のヤってるのなんかみても気まずいだけだわ。エロいだけ余計に。

『親で発情か?』

いや、ねーよ。

『下半身のほうが正直だな』

……ええい見るな!

……本当、どうしよう。




原作入りはもう二、三話あとになるかと。
原作前にやっておきたいことが二つあるので……
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