選択肢に抗えない   作:さいしん

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二転三転、というお話。



第47話 vs.学園最強

 

 

 

「………………………」

 

「ん~? もしかして警戒されちゃってるのかな?」

 

 見知らぬ痴女が部屋に入り込んでたら、当たり前すぎるんだよなぁ。

 しかしこの女……この状況を、いや上半身裸の俺を楽しそうな笑顔で眺めているだと? やっぱり変態じゃないか。

 それに全体的に余裕を感じさせる態度。しかも嫌味ではなく、どこか初対面の俺を落ち着かせる雰囲気まである。

 

 厄介だ。

 

 初めて不法侵入されたあの頃の俺とは違う。あの時の俺は、まだ篠ノ之道場に通いだして1年しか経っていなかった。武をかじった程度のガキで、相手の力量を測れるほどではなかった。

 

 今は違う。

 だから感じてしまう。

 この涼しげな顔をした女が纏う異質な雰囲気を。

 

 思い出すのは、ISを起動させてから入学するまで喧嘩させられまくった日々の事。自称ケンカ大好きなわんぱくお兄さん達ばかりだったが、中にはただの不良じゃない奴も紛れ込んでいた。ナニかをやっている者だ。それは空手だったり柔道だったり。

 

 この女から兄ちゃん達と同じ気配がする。

 まったくもって嬉しくねぇ事に、兄ちゃん達よりも気配が濃く出てやがる。確実にこの女は何らかの武を身に付けている、上のレベルで。

 

 非常に厄介だ。

 軽くペチッてしてペチペチッてして、ペンでキュッキュってうんこ書いて、正義の鉄槌を成し遂げる予定だったが……事はそう単純にはいってくれなさそうだ。

 

 ちっ……武闘派変態女とか新しすぎんぞオイ。新しいし怖いわ。武に物言わせてハニトラ仕掛けてくるとか、俺たち男にとって最恐すぎんだろ。一旦、ここは穏便に話すだけに留めた方が吉なんじゃないか…?

 

 

【ナニかあったら怖いし、そうしよう】

【次に狙われるのは一夏だ。友を危険に曝すつもりか】

 

 

 む……確かに俺の次は一夏だろう。武から3年も遠ざかっている一夏が、この女に襲われて勝てるか?

 

 

『アナタがパパになるのよ!』

 

『やだ! 小生やだ!』

 

『暴れんな、暴れんなよ…!』

 

『旋焚玖助けて!』

 

 

 うーんこの、これはとてもひどい悪夢ですね。

 

 脱童貞したと思ったら三段跳びでパパになっちゃった! とかIS起動させてない男でも普通にシャレになってないんだよなぁ。それが一夏なら、もっとやべぇ事になるのは想像するに難くない。

 

 やはりこの女はここで仕留めるに限る…!

 

「……! へぇ……か弱い女性に、遠慮なく殺気ブツけてくるんだ?」(あらら……ケンカしに来た訳じゃないんだけどなぁ……でも、言わない♪ 織斑先生をして世界一だと言わせるアナタの実力……肌で感じるのも一興ね…!)

 

 言葉とは裏腹に浮かべた笑みは崩さない、か。

 その余裕、気に入らねぇな…! 美人なのも気に入らねぇ…! こんな出会いでなかったら余裕で惚れてるわ! 

 

 つまりだ、お前のせいで俺の出会いが1つ潰れちまった事にもなるんだよ。許せる訳ねぇよなぁ、純情な感情を弄びやがって!

 

「……む」

 

 凄まじいな。

 常人の倍はあろうかとも言える女の間合いが見えてしまった。その脅威が俺の足を竦ませる……が、ンなこと知るか、行っちまえ…!

 

 何の工夫もなしにズカズカ入り込む。

 かつてキチガイうさぎにやったのと同じく、無造作に女の腕を掴んだ。女は待ってましたと俺が握る手を返し、そのまま床へと投げ落としにかかった。

 

「ッ……あ、あれれ?」(うっそでしょ!? な、なんでっ、タイミングはバッチリだったのに…!?)

 

「なのに投げれない」

 

 この女は強者だ。

 腕を切り返される事など最初から予測済みだ。なら切り返される前から、重心の切り返しを済ませていればよい。ただそれだけの事だ(どやぁ)

 

「一体、どういうマジックかしら?」(彼の両足がまるで地面とくっついていた錯覚すら覚えたわ……なるほど、垣間見せたわね…!)

 

「縛り上げた後に教えてやる」

 

「あらやだ、緊縛趣味まで持ってるの? やっぱり変態さんなのねぇ」

 

「お前に言われたくねぇよ痴女が!」

 

 離れかけていた間合いを縮める為に1歩踏み込む。同時に女も1歩だけ下がってみせる。この距離感を保つつもりか? させねぇ! 

 

 女がバックステップしてみせれば、当然エプロンがヒラリと舞う。いつまでも進んで引いてを繰り返している訳にもいかない。展開を起こすには、それを掴むしかないだろう!

 

「やんっ……んも~う、女性の衣装を掴むなんて男性としてどうなのかしらん?」

 

 あ、簡単に掴めちゃった(極限集中)

 

「ハッ……その余裕、いつまでもつか見ものだな…!」

 

 イヤッッホォォォオオォオウッ!!

 

 イエスッ! イエスイエスイエスッ!! イエェェェェェエエエエエスッ!! ひゃっほぉぉぉぉい! やっほやっほやっほっほぉーい!  

 

 俺、IS学園に来て本当に良かったよぉぉぉぉッ!! ありがとう一夏、これも全てお前のおかげだ! 俺が日本を支配したら総理大臣にしてやるからな!

 

 何よりこれは偶発的なものである。男女間における格闘時にありがちな事故である。決してやましい気持ちで捲る訳ではないのである。そして悲しいかな、戦闘中に相手から目を放す事などあってはならないのである。私は武術家ゆえに、この女の裸体を凝視する義務があるのだ。

 

「……………………」

 

 だからおっぱい見せろコラァッ!!

 

 裾を掴んだ手に力が入る。

 

「……なら、こうしちゃう♪」

 

「む…!」

 

 俺が捲るよりも早く、女はエプロンのヒモを自ら解いた。やっぱり痴女じゃないか! ありがとう!

 

「じゃーん♪ 水着でした~!」

 

 は?(本気の殺意)

 

「んふふ、もしかして期待しちゃってたの?」

 

 何だこのアバズレ。

 穢れ無き少年の純情な感情を弄んで、どうして笑っていられるんだ?

 

 

【美人のおっぱいが見れなくて咽び泣く】

【変態になりきれない弱き者を蔑む】

 

 

 乳が見れねぇくらいで誰が泣くかアホ!

 

 ああ、蔑んでやるよ! 

 思いきり蔑んでやる!

 

 誰だか知らんがテメェ覚悟しろよ!

 

「やぁねぇ、そんなにジッと見つめられちゃったら、お姉さん困っちゃうわ」

 

「はんっ……勘違いも程々にしとけよ、腰抜けが」

 

「……どういう意味かしら?」

 

 いやんいやんと上機嫌でケツをプリプリ、腰をくねくねしていた女の動きが止まった。声のトーンも下がったって事は……俺の言葉の意味が、何となく伝わったみたいだな。

 

 俺を見据える女の視線が初めて鋭くなった。だから何だ? こちとら普通に煮え切ってんだよ、今の俺が簡単に目を逸らす雑魚だと思うなよ。

 

 心は熱く頭は冷静に。

 頭が冷静なだけに、ビキニを着た女と上半身裸の男が睨み合ってるこの状況がシュールすぎてたまらん。だが、引かない。心は熱いままだ。

 

「中途半端なんだよお前。エプロンの下に水着だァ? ビビッてる証拠じゃねぇか」

 

「そ、それは―――」

 

「ビビッちまうのはまだ良い。だが中途半端なのが一番いただけねぇ。裸エプロンに抵抗があるなら最初から服だけ着てりゃいいんだ」

 

「うぐっ……い、言ってくれるじゃない」(ず、図星すぎて上手く反論ができにゃい)

 

「変に水着なんて着るからややこしい事になる。それでプライドを守ったつもりかよ? 随分ちっぽけな自尊心だな、ええオイ?」

 

「なんですって…! アナタ私にケンカ売ってるの?」

 

 最初に売ったのはテメェだろが!

 上げて落とされた俺の気持ちも考えろよ!(ナマ乳的な意味で)

 

「馬鹿言ってやがる。着ないなら着ない、着るならちゃんと着る。裸エプロンに徹しきれなかったお前は既に負けてんだよ! 俺にケンカを売られる価値すら無ェ!」

 

「……ッ!?」(くぅぅぅ! く゛や゛し゛ぃぃぃぃッ!! 言い返したいのに言い返せないよぉぉぉぉ!!)

 

 テメェこんなモンで終わらせねぇぞ。

 2度とフザけた真似できないよう性根を叩き潰してやる。

 

「乳も出せねぇくせに、経験豊富を装いやがってこの処女ビッチが」

 

「(ムカッチーン…!)本当に随分な事を言ってくれるじゃない…! 偉そうに人のことを処女扱いしてるけど、そういうアナタは経験豊富だとでもいうの? とてもそんな風には見えないけど…!」

 

 てンめぇぇぇ! 

 

 今、顔見て言いやがったな!? 俺の顔で非童貞とか都市伝説だってか!? そう言ってんだな!? いいぜ、ジョートーだよ…! この俺に口上戦で勝てると思うなよ!

 

「フッ……モノを知らねェってのは悲しいねェ」

 

「な、なによ…?」(この静かな威圧感は何…!? 織斑先生とは違う迫力…!)

 

「もういい歳だしよ、高校入ったらおとなしくしてよーと思ってたのによ。俺を知らねぇか……旋焚玖ったら地元じゃヤンデレもツンデるで評判のモテモテ野郎よ」

 

 何かこんな感じのハッタリを何処かでも言ったような気がしないこともない。

 

「俺の兄キは性病に罹りまくりだしよ。姉キは性病を撒き散らしてるしよ。お袋は売れっ子のエロ漫画家だしよ。親父はネカマが趣味だしよ。裸エプロン如きで怖じけづくテメェとは格が違うんだよ」

 

「な、なんてことなの……」(表情、雰囲気、瞳……! 全てに於いてまったく嘘を感じさせない…! 堂々たる彼の姿が私を信じさせる! それだけの凄みがあるわッ…! でも…!)

 

「あなた、ひとりっ子でしょ」

 

「そうだよ」

 

 あ、しまった。

 つい、いつものノリで頷いちゃった。

 

 あっと……無かった事にならないかな。

 

「ンンッ……どうしてそう思う?」

 

「アナタの事なら私、何でも知っているもの」

 

「……なんだと?」

 

「(さぁ、今度は私の番よ!)主車旋焚玖、15歳。誕生日は11月11日」

 

 ハッ……ただのプロフィールじゃねぇか。構えて損したわ。そんなデータ的なモンでドヤ顔してんじゃねぇよ。

 

「8歳の時、初めて篠ノ之道場に」

 

「……む?」

 

「そこで篠ノ之柳韻氏から剣道ではなく、篠ノ之流柔術を指南される事に。それからというものの、基本的に道場から自宅までは逆立ちで。中学からは指立てに移行。既に皆伝書も頂いている。男尊女卑の風潮にありながら、地元では女性からも常に生暖かい目で見守られている」(どやぁ)

 

 ヒェッ……初対面がドヤ顔でそこそこ深い個人情報を言うって普通に怖い。な、なんだこの女、一体何者なんだ…! ただの何ちゃって変態じゃなかったのか…!

 

「まだあるわよ? アナタ、小・中学の通知表に『とても優しくクラスの頼れるお兄さんです。ただ時折、前触れなく奇行に走るのが先生はとても心配です』とコメントされ続けたらしいじゃない。昨日のドゥドゥドゥペーイも奇行になるのかしらね?」(どどやぁ)

 

 な、何でそこまで知ってんだ!?

 

 

【これはストーカーですね、間違いない(ネガティブ)】

【これは純愛ですね、間違いない(ポジティブ)】

 

 

 ポジティブすぎィ!!

 

 いやいやこれが純愛ってお前……アレか? 俺の事が好きすぎて~、と思えって? 確かに好きな相手の事は何でも知りたくなるモンだが……いやでも、知りすぎじゃね? 過去の事までがっつり知ってるとか、普通にストーカーだと思うんですけど(名推理)

 

「……ストーカーがご趣味かな?」

 

「ふふっ、どうかしらねぇ」(うふふっ、流れが私に傾いたわね! 私を処女ビッチ呼ばわりした罪は重いわよぉ…! このままマウント取り続けちゃうんだから!)

 

 何故そこで濁すのか……クソッ、どっちか分かんねぇ反応しやがって…! コイツ、ちゃんと躱し方を心得てやがる。

 

 うむむ……俺に似たタイプって訳か。

 道理でやり辛い筈だ、いまいち攻め切れないのも頷ける。

 

 

【純愛なのか確かめる】

【純愛なので確かめない】

 

 

 ポジティブ押し付けるのヤメろや!

 

 それに確かめないってお前アレだろ!? この女は俺に惚れているデュフフって決めつけるって事だろぉ! 【下】選んだら、どうせそれ関連の【選択肢】出してくるんだろぉ! 分かってんだよバカ! バーカ!

 

 俺は確かめるぞおい!

 勝手に断定して苦しむより、聞いた苦しんだ方が絶対マシだ! もしかしたらマジに惚れられている可能性だってあるかもしれない!(ほのかな期待) 

 

「お前もしかして、俺の事が好きなのか?」

 

「は?」

 

「あっ……」

 

 思ってた以上にキツい反応が返ってきました。1ミリ足りともそんな事はないという感情が、とてもよく伝わってきました。じゃあもうこの人は、ただのストーカーという事でいいです。ここからはもうホントのホントに手加減はやめます。

 

 全身全霊を懸けて、この女を排除してやるッ!

 

「急に変な事を言ってごめんなさい」

 

 ペコリと頭を下げる。

 

「えっ? あ、ええ、別に構わないわ。そういう事もあるわよ」(あれほど張り詰めていた氣が霧散した…? 負けを認めたって事でいいのかしら…)

 

「あと……そろそろお互い、ちゃんと服を着ませんか? 俺の負けです。もうアナタを変に疑ったりはしませんよ。俺に用があるなら話をしてくれませんか?」

 

「……そうね、そうしましょうか」(なぁーんだ、思ったより簡単に負けを認めちゃうのね。背中を向けて隙を見せても、襲ってくる気配もなし……ちょっぴり残念かも)

 

「ちゃんと着替え持ってきてたんですね~」

 

 会話は絶対に途切れさせない。

 

「あはは、流石にこの格好で外は出歩けないわよ~」

 

「そうですよね~…あ、千冬さん、助けてください犯されそうです」

 

「は?」

 

 振り向いた時にはもう遅い。

 

「け、携帯電話!? いつの間にッ…!」

 

 うへへ、何のために俺が頭を下げたと思っている。何のために闘気を消したと思っている。そして、何のために服を着る提案をしたと思っている。女なら着替えるとき十中八九、男から背を向けるからだろうが…!

 

 あとは通話のマイクボタンをポチッとな。

 

『30秒で行く。ブツッ……プーッ、プーッ…』

 

 ドスを利かせた千冬さんの頼もしすぎる声が、静寂な部屋に響いた。つまりこの女の耳にも入った訳で。

 

「ちょっ……い、今の声って…!」

 

「確認してる余裕あんのかよ? あの人はマジで30秒で来れる人だぜ? アンタまだビキニのまんまじゃねぇか」

 

「~~~~ッ!!」(ま、まずいッ! まずいまずいまずいわ! 織斑先生に悪ノリは通じにゃいぃぃぃ!! 男子2人だと尚更ッ……ここは戦略的撤退よ!)

 

 事のデカさに気づいたか、服を手にもって扉へと猛ダッシュするビキニな敗北者。うわははは! 待てよこいつぅ~♪(勝者の余裕)

 

「どこへ行こうというのかね?」

 

「!?」(一瞬で私の前に立ち塞がった!? は、疾いってレベルじゃないでしょ!? どうする、相手している余裕はない! ホントにない! せ、説得して味方につけるしかない!)

 

「き、聞いて主車くん!」

 

「聞かぬ!」

 

「お願いだから! 私ね、実は生徒会長なの!」

 

 嘘つけアホ!

 テメェ此処をどこだと思ってんだ、神聖な学び舎だぞ!? 

 

「そんなエロいビキニ着た生徒会長が居てたまるか!」

 

 お嬢様学校ナメんなよ!

 

「うぐっ! ご、ごもっとも…! でもね、これはね、なんていうか…そう! お茶目なお姉さんっぷりを披露したかったっていうか!」

 

「お茶目にも限度というものがある……なァ、更識よ」

 

「ヒェッ……お、織斑先生…」

 

 世界最強を誇るガーディアンフォースのご到来だ。

 

「悪ふざけをするのは個人の自由だが、行動には常に責任が伴う。お前ほどの生徒が、まさか理解していないとは言わさんぞ」

 

「は、はいぃぃ……うにゅっ…」

 

 抵抗しても無駄だという事を分かっているのだろう。大人しく千冬さんに首根っこを掴まれていた。にゃんこみたいな扱いされてんな。

 

「すまないな、主車。コイツの説明はまた明日にでもさせてくれ」

 

「それは全然構いませんけど、何処へ連れて行くんですか?」

 

「布仏姉の部屋だ」

 

「!!?!!?!?!?」(はい死んだ! 私死んだよ! 死刑宣告されちゃった、ふえぇぇぇ……)

 

 へぇ、布仏に姉ちゃんが居たのか。何やらビキニなにゃんこがすっごい顔してるけど、親しくもねぇ他人を庇ってやるほど俺は優しくない。力の無さを悔いるが良い(イーガ)

 

 

【犯罪者に慈悲は無し。そのまま見送る】

【ここで優しさを見せる事で、後に良い関係になれるか・も♥(熊)】

 

 

 これは…!

 なんという的確で冷静な判断なんだ!(大賛辞)

 

 怒りで視野が狭くなっていたが、おかげで目が覚めた。そうだよ、最終的に庇ってやるのがモテ男なんだよ! うへへ、いい仕事してくれますねぇ、選択肢さん! 熊ってのが少し気になるが、ここは【下】一択だろ! 

 

 素人目には【下】が甘い言葉に見えるだろう? だがな、ここであえて釣られるのが通なんだよ。玄人にしか分からない、これは未来を見据えた選択なのさ!

 

「クマー!!」

 

「「!!?」」

 

 

 は?

 

 




これはモテない男(断言)


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