タグにそういうの大好きだから勢いで恋愛とか入れちゃったけど、そんな経験のない私に書けるんだろうか?
まぁ、そんなことは置いといて
前回のあらすじ
悠が、山で食べ物を集めていたら
いきなり、ボッシュートされた。
では、第二話です。
- 妖怪の山 -
side:文
この私、射命丸文は、新聞記者である。
それと同時に彼女は幻想郷のパワーバランスの一角を担っている妖怪の山を治める天狗という種族の一人でもある。
ここ最近は、妖怪の山も穏やかだった。
特に異変もなかった為に文自身も新聞記者として自由にやっていることが出来た。
しかし、つい先日から妙な存在が幻想郷に現れているらしい。
曰く、人里の人間を襲う妖怪?が現れた(本当に妖怪なのかどうかは、微妙な所であるとのこと)
ここまでは、昔の人喰い妖怪と大して変わりは無い。
しかし、事はそれで終わらない。そいつらは、腕に変な顔を象った腕輪型の機械のような物を付けていたという。そして、その目が赤く光っていたとの事。
そして、その妖怪?達は、幻想郷のルールの一つである弾幕ごっこを知らないらしい。
なにより、それらは退治すると腕輪を残して消えてしまうのだと妖怪退治の専門家である霊夢さんも言っていた。
そんな事もあり、文も先日からその存在について調べる為に幻想郷中を飛び回り、さらに天狗の会議に参加させられ何かあった時のための対策についても話し合ったりしていた。
その結果、私は今現在とっても疲れている。
疲れているが、見てしまった。上空から妖怪の山に落ちてくる何かを。
それを見てしまった私は、記者としての魂、そして天狗の、妖怪の山の一員としてそれを見逃す事がどうしてもできなかった。
落下場所に向かって行く。そしてそこで目にしたものは、
「人間?」
そう、人間の男性と思わしき人物だった。彼は、気こそ失っているものの、上空から落ちたにも関わらず、ほとんど傷がないみたいだ。
(何故人間が上空から?)
不思議に思っていると気を失っていた男性が僅かに動き目を覚ます。
一応警戒しながらも、話しかけてみる事にした。
「あのー、大丈夫ですか?」
———
side:悠
気を失っていた僕が目を覚ますと、目の前に女性が立っていた。
そして、その女性が自分に大丈夫か?と問いかけてくる。
「あぁ、大丈夫」
「そうですか・・・。貴方空から落ちて来たんですよ?それなのに無傷なんて丈夫なんですねー?」
「空から?」
そう言って空を見上げる。
さっきまでのことを思い出してみると、確かに何かに吸い込まれて、そしていきなり宙に放り出された覚えがあるような・・・
「そっか・・・僕、何か目玉だらけの空間に放り込まれて・・・」
「あやや、目玉だらけの空間ですか。それはそれは災難ですね。貴方はスキマ妖怪にこの『幻想郷』に連れてこられてしまったんです」
「スキマ妖怪?それに、『幻想郷』?」
全く聞き覚えの無い、理解のできない言葉だった。妖怪という言葉は聞いた事がある。よく本などに登場する存在。人を食べたり、悪戯をするという存在の事を指す言葉だと。しかし、そんなものはおとぎ話の中の話であり、実在するはずが無い。そして、『幻想郷』という言葉は聞いた事もなかった。
「ねぇ、幻想郷ってなんなの?それに妖怪なんて実在しないはずでしょ?」
「そうですね、外の世界から来た貴方にとっては信じられない事かもしれませんが、妖怪は実在します。昔は、人も妖怪を信じていました。しかし科学が発達し、現代に近づくにつれて、妖怪の存在はだんだんと人に信じられなくなっていったんです。妖怪と言うのは、人間の持つ感情、自然現象に対しての畏れ等が実体化したモノなんです。それ故に、人間に信じられなくなれば、その存在を確立することが出来ません。そこで、ある妖怪がこの場所を作り上げました。それが『八雲紫』。先ほど言った、貴方をここに連れてきた妖怪です。ここは、人と妖怪が共存する世界。その名を『幻想郷』と言います。かくいう私も、人間ではなく天狗という妖怪なのですがね」
「君が、妖怪?」
見た目は人間となんら変わらないただの少女だ。それもあってか、僕には彼女が妖怪だという事が信じられなかった。
「ええ、妖怪ですよ?証拠もありますし」
そう言って、彼女は黒い烏のような漆黒の翼を広げて優雅に空を舞い、少しすると戻って来た。
「これで、信じてもらえますかね?」
これはもう頷くことしか出来ない。
「で、でも、どうして僕は此処に?」
「さぁ?それは八雲紫にしかわかりません。あの方の考えは、どこかぶっ飛んでいますし」
「そうですか・・・」
そこで彼女は、何かを思い出したようだ。
「そういえば、自己紹介もしていませんでしたね。私の名前は
『射命丸文』と言います。気軽に文とでも呼んでください」
「そっか、名乗ってなかったっけ。僕の名前は『水澤悠』って言うんだ。よろしく文さん』
「ええ、よろしくお願いします。そうですか、悠さんと言うのですね。とりあえず現状の整理も終わりましたし、少し移動しましょうか。ずっと外というのもなんですし」
そういうと、歩き始める文。それについて行こうとする悠だったが、すぐに文が振り返り
「そう言えば言っていませんでした。
ようこそ幻想郷へ、水澤悠さん。幻想郷は貴方を歓迎しますよ」
そう言ってまた、歩き始めた。
というわけで現状説明の第二話です。
小説書くのってめちゃくちゃ大変だなぁってやってみて初めて思いますね。
2000文字の文章書くだけでもこんなに時間かかるなんて思いませんでした。でも、頑張って書きたいなぁ。