前回のあらすじ
やっと変身した。
- side 文-
「何ですか・・・あれは」
私も口に出しはしないが椛と同じ気持ちだった。それほどまでに今の悠さんは異質だった。私達が呆然と悠さんの変身したアマゾンを眺めていると、悠さんは私達のそんな視線を気にすることなく、未だに私達の仲間を貪っているアマゾンへと突っ込んでいく。
「ウォォォォォ!!」
悠さんはそんな雄叫びとともに私から見るとコウモリのようなアマゾンの頭に向かって前蹴りを容赦なくお見舞いする。食事をしている最中にいきなり蹴られたアマゾンは勢いよく吹き飛んで行き、木に当たる直前でついている二枚の羽を広げ飛ぶことでぶつかる事は回避した。しかし、悠さんの攻撃はそれだけで終わってはいなかった。飛んだアマゾンに向かって跳躍しそのまま地面に引き摺り下ろした。そして倒れたアマゾンに馬乗りになると。そのまま頭に向かって何度も何度もパンチを食らわせていた。悠さんは先程私達と話していた時からは想像もできないくらいの変貌ぶりを見せていた。呼吸は荒く、戦い方は理性的ではなく野性的、そして容赦がなかった。悠さんはかなり戦い慣れているのか、コウモリのようなアマゾンは防戦一方であった。そして・・・悠さんが少しフラついて隙の出来たアマゾンに対し距離をとりもう一度腰に巻いた物のレバーをひねると音声が聞こえて
【Violent Punish!】
悠さんの腕についていた、刃状の物が少し大きくなり悠さんはそれを構えるとアマゾンに向かって突撃していく。相手のアマゾンも抵抗しようとするが悠さんは通り過ぎざまに腕についた刃を振り抜く。その直後に相手アマゾンの首は綺麗に切れていた。
———
- side 悠 -
久しぶりの戦いだった。鈍っていないかは心配だったけどなんとか倒しきることが出来た。そう思いながら僕はベルトを取り元の状態に戻った。そして振り向き文さん達がいる方に振り向くと。彼女達はまだ地面に倒れたままだった。そんな二人の顔には疑問と恐怖の感情が見えた。特に椛さんは今の僕の姿にかなりの恐怖を覚えているように見えた。僕はまず、文さんに近づいていき彼女に手を貸し立ち上がらせる。それを見ていた椛さんは我に帰り自分で立ち上がった。
「悠さん今のは一体・・・?」
文さんが僕にそう問いかけてくる。僕はそれに対してあれがアマゾンだと答えた。
「なぜ、この世界にアマゾンが?」
僕はその問いに対して分からないと答えた、何故なら僕たちの世界ではアマゾンは既に絶滅しているのだから。そう考え、僕は文さんに僕が生き残っている最後のアマゾンだということを伝えた。
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- side 文 -
アマゾンが既に悠さん以外に残っていない?それは一体何故なのでしょうか。そしてそれを言った時の悠さんの表情、とても辛そうでした。一体彼らに何があったというのでしょうか?今はまだ聞くべきではないのでしょう。とりあえずずっとここで話しているのも良くないと思い二人を連れて家に戻る事にしましょう。
やっぱり文章書くのって難しいです。ちなみにこの作品を書いている最中ではありますが練習も兼ねてもう一つくらい作品を並行して投稿していこうと考えています。そちらも投稿ができれば一緒に見ていただけると嬉しいです。