神浜のタルトさん   作:ゆめぴー

3 / 5
気付けば大晦日、私は寝落ちしてなければガキ使見て年を越してます。


3話 ゆく年くる年

「…ここに第1回みかづき荘、年越し会議を開催するわ…」

 

見たことない程真面目な顔でやちよさんが宣言する、正直びっくりしました

 

「年越し会議…つまり『アレ』ですか…」

「そうよ、環さん、『アレ』よ」

「全員違う家庭の出ですから…『アレ』については会議する必要ありますもんね…」

「オレは最近『アレ』見てなかったな…」

 

『アレ』…年越し……あ、もしや…

 

「……蕎麦かうどんか…ですか?」

「違うわタルト」

 

違ったらしい。

 

「…じゃあなんですか……?」

「ガ█使か█白かよ……!」

 

話によると年越しに見る番組のツートップ(やちよ調べ)らしいです。

 

「…と、言うわけで、意見を言いなさい」

「こ、█白がいいです…!」

「オレはガキ█!」

「私は紅█ね……環さんは?」

「え、えと、ガ█使見てみたいです!見たことないので!」

「2:2ね……流石に鶴乃は大晦日は来ないだろうし………タルトは?」

「えーと……」

 

ぶっちゃけた話どういう番組かもよく分からないので困りますね……。

 

「こ、紅█歌合戦見ましょうタルトさん!皆で色んな歌を聴いて!ほのぼのと年を越しましょう!」

 

と、さなさんが。

 

「いや、ガ█使みよーぜタルト!せっかくの年越しなんだし!みんなで笑ってさ!」

 

と、フェリシアさん。

 

「「……」」

 

真剣な眼差しでこっちを見つめてくるやちよさんといろはさん……この選択がかなり重要なのでは…?もしかしたら世界の命運とか分けてしまうのでは……?(分けません)

 

「……決めました…」

「……!」

「…ど、どっちですか……?」

「「……(ゴクリ)」」

 

私が……見たいのは…!

 

「……紅白歌█戦です!」

「な…ッ…!?」

「やった…っ!」

「……(小さくガッツポーズ)」

「あー…そっちでしたかぁ…」

 

なんとなく申し訳ない感じがしましたけど、まぁ仕方ないですよね、はい。

 

「……さて、紅白歌合█を見ることに決まったし、諦めなさい、フェリシア」

「くぅ……仕方ねぇか……」

「…さて、年越し蕎麦の準備してきますね」

「あ、手伝いますー」

「……というか年越しなのに私紛れ込んで大丈夫なんですか…?」

 

ふと疑問に思う、私は家族…と言うには私は少し遠いような……?

 

「……まぁ、全員血は繋がってないし、貴女も大して変わらないポジションでしょ」

「そんなもんですかねぇ…?」

 

とかなんとか言いながら、紅白█合戦の時間に、ちょうど年越し蕎麦も仕上がる。

 

「よーし、食おうぜー」

「あ、温蕎麦派でしたかー」

「あら、温蕎麦駄目なタイプ?」

「いえ、大丈夫です、ただ、ウチは冷蕎麦だったかなぁ……と」

「冷蕎麦の年越し蕎麦もあるんだ…知らなかった」

 

年越し蕎麦、細く長くという事で縁起がいいらしいですが、なぜ細い方がいいんでしょうか…太い方が縁起よさそうですけど……と、個人的に謎です……

 

「タルトさん、嬉しそうです…」

「あっ、いえ、お蕎麦好きなんですよ、私」

「あら、そうだったのね」

 

少し雑談して……

 

「じゃあ…いただきます。」

「「「「いただきます!」」」」

 

適度に雑談したり紅█見たりして、お蕎麦食べて……。

 

「「「「「ごちそうさまでした!」」」」」

 

紅白歌合█見て、年が変わる10分前…

 

「眠ぃ……」

「フェリシアさん…がんばって…」

「……二人とも無理しなくていいのよ…?」

 

フェリシアさんとさなさんがオチそうな状態…

 

「コーヒー淹れてきましたー」

「ありがと…タルト……」

「ありがとうございます…」

 

コーヒーでなんとか持ち直した二人……

 

「…なんとかなる…起きてられる……」

「はぃ…!」

 

これで何とかあと5分……

 

「…さっきからいろは静かじゃね……?」

「えっ……」

「……スー…スー…」

「た、環さん!?駄目よ!寝たら死ぬわよ!?(揺さぶり)」

「ひゃひぃっ!?(ビクンッ)」

「死ぬんですか!?」

「…いや死なないわ」

「ですよねビックリしました!」

「すみません……」

 

そして……

 

「新年まで……」

「5!」

「4!」

「3!」

「2!」

「1!」

「「「「「あけましておめでとうございます!!」」」」」




「とゆーわけでお年玉くれやちよー!」
「まだ早いわよ…初日の出見てから渡すわ」
「あっ、あげるんですね……」
「まぁ一応ほぼ保護者だしね」

というやり取りが脳裏に過った((
多分
フェリシア2000円
さな3000円
いろは5000円
で、フェリシアがタルトにもタカって
「すみません…実はそんなにお金なくて…」って言って断って
それを見たやちよさんが5000円位くれる感じ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。