「…ここに第1回みかづき荘、年越し会議を開催するわ…」
見たことない程真面目な顔でやちよさんが宣言する、正直びっくりしました
「年越し会議…つまり『アレ』ですか…」
「そうよ、環さん、『アレ』よ」
「全員違う家庭の出ですから…『アレ』については会議する必要ありますもんね…」
「オレは最近『アレ』見てなかったな…」
『アレ』…年越し……あ、もしや…
「……蕎麦かうどんか…ですか?」
「違うわタルト」
違ったらしい。
「…じゃあなんですか……?」
「ガ█使か█白かよ……!」
話によると年越しに見る番組のツートップ(やちよ調べ)らしいです。
「…と、言うわけで、意見を言いなさい」
「こ、█白がいいです…!」
「オレはガキ█!」
「私は紅█ね……環さんは?」
「え、えと、ガ█使見てみたいです!見たことないので!」
「2:2ね……流石に鶴乃は大晦日は来ないだろうし………タルトは?」
「えーと……」
ぶっちゃけた話どういう番組かもよく分からないので困りますね……。
「こ、紅█歌合戦見ましょうタルトさん!皆で色んな歌を聴いて!ほのぼのと年を越しましょう!」
と、さなさんが。
「いや、ガ█使みよーぜタルト!せっかくの年越しなんだし!みんなで笑ってさ!」
と、フェリシアさん。
「「……」」
真剣な眼差しでこっちを見つめてくるやちよさんといろはさん……この選択がかなり重要なのでは…?もしかしたら世界の命運とか分けてしまうのでは……?(分けません)
「……決めました…」
「……!」
「…ど、どっちですか……?」
「「……(ゴクリ)」」
私が……見たいのは…!
「……紅白歌█戦です!」
「な…ッ…!?」
「やった…っ!」
「……(小さくガッツポーズ)」
「あー…そっちでしたかぁ…」
なんとなく申し訳ない感じがしましたけど、まぁ仕方ないですよね、はい。
「……さて、紅白歌合█を見ることに決まったし、諦めなさい、フェリシア」
「くぅ……仕方ねぇか……」
「…さて、年越し蕎麦の準備してきますね」
「あ、手伝いますー」
「……というか年越しなのに私紛れ込んで大丈夫なんですか…?」
ふと疑問に思う、私は家族…と言うには私は少し遠いような……?
「……まぁ、全員血は繋がってないし、貴女も大して変わらないポジションでしょ」
「そんなもんですかねぇ…?」
とかなんとか言いながら、紅白█合戦の時間に、ちょうど年越し蕎麦も仕上がる。
「よーし、食おうぜー」
「あ、温蕎麦派でしたかー」
「あら、温蕎麦駄目なタイプ?」
「いえ、大丈夫です、ただ、ウチは冷蕎麦だったかなぁ……と」
「冷蕎麦の年越し蕎麦もあるんだ…知らなかった」
年越し蕎麦、細く長くという事で縁起がいいらしいですが、なぜ細い方がいいんでしょうか…太い方が縁起よさそうですけど……と、個人的に謎です……
「タルトさん、嬉しそうです…」
「あっ、いえ、お蕎麦好きなんですよ、私」
「あら、そうだったのね」
少し雑談して……
「じゃあ…いただきます。」
「「「「いただきます!」」」」
適度に雑談したり紅█見たりして、お蕎麦食べて……。
「「「「「ごちそうさまでした!」」」」」
紅白歌合█見て、年が変わる10分前…
「眠ぃ……」
「フェリシアさん…がんばって…」
「……二人とも無理しなくていいのよ…?」
フェリシアさんとさなさんがオチそうな状態…
「コーヒー淹れてきましたー」
「ありがと…タルト……」
「ありがとうございます…」
コーヒーでなんとか持ち直した二人……
「…なんとかなる…起きてられる……」
「はぃ…!」
これで何とかあと5分……
「…さっきからいろは静かじゃね……?」
「えっ……」
「……スー…スー…」
「た、環さん!?駄目よ!寝たら死ぬわよ!?(揺さぶり)」
「ひゃひぃっ!?(ビクンッ)」
「死ぬんですか!?」
「…いや死なないわ」
「ですよねビックリしました!」
「すみません……」
そして……
「新年まで……」
「5!」
「4!」
「3!」
「2!」
「1!」
「「「「「あけましておめでとうございます!!」」」」」
「とゆーわけでお年玉くれやちよー!」
「まだ早いわよ…初日の出見てから渡すわ」
「あっ、あげるんですね……」
「まぁ一応ほぼ保護者だしね」
というやり取りが脳裏に過った((
多分
フェリシア2000円
さな3000円
いろは5000円
で、フェリシアがタルトにもタカって
「すみません…実はそんなにお金なくて…」って言って断って
それを見たやちよさんが5000円位くれる感じ