平和主義イビルジョーの食事情   作:王道を行くヘタレウス

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投稿ペース乱れてすいません、、、
最近寝不足で…


そんなことはさて置き、
今回はあの‘神’が降臨しまーす!


どうぞ!!


竜と龍の差

 

俺がラギアクルス希少種(?)に襲われてから約一週間。

やっと動き回れるくらいに回復した。

イビルジョーの回復力を持ってしてここまでかかるとは、、

尋常じゃないなーアイツー。

尻尾を千切られたのが一番きつかったなー。

満足にバランスも取れなかった。

今は80%くらい治ったかな。

 

ラギアクルス(?)のブレスの破壊力は凄まじくて、

俺の胸から右肩にかけて、傷痕が残っちゃった。

イビルジョーの体の傷ってこうやって出来るのかな。キッツ。

流れ込んだ強力な電撃を封じるために、龍属性エネルギーは増大した。

 

そして、、、、、腹減ったああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

もう一週間なんも食べてないんだよー!

エリア10には黒炎王の亡骸があるだろうけどさ、

いるじゃん。アイツ。多分。

だから当分あっち方面に行けない。

なんかないかなぁー。

 

 

お?おおおおお!?

あ、あれって、、、灼けた甲殻!?

あのバルファルクのかな?

ーはっ!

もしかして…これ食ったら、古龍化いけるんじゃない?

ーいただきますー

おおー!美味い!

パリパリしてポテチっぽいかな、なんとなく。

味はピリッと辛いね、龍属性ってこんな感じか。

g…ググ… ?

んんっ!?

体が、、完全に回復した!

尻尾の鉱石も赫星石になってる!

それだけじゃない。

感じる。より強く。体に流れる龍の血を!!

あれ?なんだろう、こんな波動は感じたことないなー。

清々しくも雄々しい。まるで海の様な…

あ。水ブレスか。忘れてた。

でもなー。龍と違って使い方というかやり方が分かんないや。

 

『やっほー!!』

どわあぁぁ!!?!?

『だからぁ、そんなに驚かないでって〜。』

あ、祖龍様ではないですかぁー。

『久しぶりだねー。転生前以来かな?』

相変わらず呑気な方だなー。

『今回は君に大事な話をしに来たんだー。

さっき灼けた甲殻食べたでしょー?』

え。あ、はい。

『それによって、君は半古龍化したんだよ。

ちょうどいいや。君には竜と龍の違いを知ってもらおう!』

お、おう。

『まず竜についてね。

君は竜大戦って聞いたことある?』

あー、あれですか。めっちゃ昔に人間とモンスターが滅ぼしあったって言う。

『そーそー。あの戦争は私とバルカン、ボレアス、バトリオン、ミラオスが主軸の竜と

シュレイドを拠点とした人間の戦争なんだよー。

で、はじめは私達5体とシュレイドの戦争だったんだけど、

イコール・ドラゴンウェポンって言うエグい兵器を人間が開発して、

私達も龍の力を使わざる得なくなっちゃって、それに影響された昔のモンスターが

進化したのが、獣竜種、海竜種、飛竜種。

ふつーの動物は牙獣種とかになった。』

あんたらのせいかよ。

『仕方なかったのー。』

まあいいですけどー。

『つまり君は元は普通の大型爬虫類。』

なるほど。

『次に龍。彼らは、自然の結晶みたいなものだよ。』

わっと?

『戦争は拡大して、次第にモンスターはイコール・ドラゴンウェポンに使われて、

こっちの戦力がなくなって来ちゃったの。

そこで、私達は龍の力にそれぞれの属性を乗せて、強力なモンスターを創り出した。

それが古龍種。私が雷、ボレアス、バルカンが炎、水と氷はバトリオンがね。

君であるイビルジョーも古龍種候補だったんだけどー、他の属性を受け付けなかった。

でも龍は受け入れたから、竜の最強になった。』

化け物じゃんか。そりゃ災害って言われるわ。

 

 

まあ、俺らとあんたらじゃ次元が違う訳かー。

『もしも君が直に古龍の血を飲んだ場合、完全に古龍化すると思う。

そしたらまた来るねー。凄い差が出るから覚悟しなよー。』

わかった。

『ばいばーい!!』スッ

うわー。ふつーに瞬間移動したー。

なんかさっきより龍の血を繊細に感じる。

あと水も。心臓あたりから広がってる。

水ブレス、やってみますかぁー。

 

 




話は少し重いかもですが、ほのぼの回でしたー。

ストックはあるけど時間がないですぅ。

少し用語があるので、調べて頂ければ幸いです。



ではまた次回で!

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