苦労人戦記   作:Mk-Ⅳ

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第十四話

「ん?」

 

連邦軍施設内に設けられた連合王国軍駐屯地内にて。ベットに横になり睡眠を取っていたトウガは、異変を感じ目を開く。就寝前に感じていたよりも肌寒さを感じたのだ。冬場の北国である邦領国内にいるのだから当然なのだが、それでも降雪期前にしては異様な寒気に、体調不良を疑うも特段肉体に異常は感じられず。単純に気温が下がっているだけのようである。

他の者もこの異変に気付いたのか。耳を澄ませば宿舎の外がざわついており、敵襲でないにせよ何かが起きているのは間違いないようである。

 

「――――雪じゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

原因を探りに行こうと行動を起こそうとした瞬間、馬鹿(ロイド)のはしゃぐ声が答えを教えてくれるのであった。

 

 

 

 

「まさか、こうも早く冬将軍に謁見できるとはな」

 

駐屯地に設営されたブリーフィングルームにて。ドレイクが困惑と疲労の色を隠せずに話す。

例年よりも早く始まった降雪に、大慌てで防寒具等の寒冷装備の手配に走らされたのだから無理もないだろう。

 

「こういった事態も想定して、物資を調達してくれていた上層部には感謝しかありませんな」

「まったくだ。ところでオルフェス中尉、この状況下でもネクストは使えるのかね?」

「既に寒冷地仕様に調整しておりますので、問題ありません中佐」

 

それは何よりだ、と安堵した様子のドレイク。

元来氷点下である高高度での運用が想定される宝珠は、他の兵器よりも環境の変化にも強いものだが。従来品とは異質な構造をしているネクストは、そういった点も考慮して作られているが、万全な状態で運用するにはある程度その場の環境に合わせた細かな調整は必要なのだ。

 

「ともあれ、時間が欲しいこちらとしてはありがたい限りですな」

「ああ。これで連邦も多少は足並みが揃えられるだろう」

 

不意打ち同然で攻撃をしかけた連邦であったが。政治闘争にて上級将校ら軍部を大量に処刑した結果、粗末な攻勢しかできず難なく帝国に弾き返されてしい。逆に反撃を受け国土を蝕まれていたのだった。

首都を爆撃までされた結果。流石の共産党も慌てふためいたようで、ミケル大佐ら魔導師を始め、前政権側に立った者達――すなわち反体制派だった者達すら復帰させて組織の立て直しに奔走していた。

対する帝国は、その隙を与えず攻めたいだろうが。世界有数の国土の広さを持つ連邦の地は兵站に多大な負担がかかり、補給が追い付かず足踏みせざるを得なかった。

時間を稼ぎたい連邦と、時間を与えたくない帝国――神は連邦に微笑んだ。古来より数多の侵略者から東欧の地を守り続けてきた厳しい冬の様子をいつしか『冬将軍』と呼び、敵味方問わず恐れられるようになっていた。

科学が発達した現代でもその脅威の前に人は無力であり、内戦戦略により本土から離れた地での活動に多大な制約を受けている帝国軍にとって、早過ぎる冬将軍の襲来は悪夢以外の何物でもないであろう。

 

「それで中佐。例の多国籍部隊については?」

「ああ。それについては上は正式に認可したよ。我が隊が代表して参加するようにとのことだ。そちらは?」

「こちらも同様に、友邦に対し最大限(・・・)協力するようにとのことです」

 

連邦が各国に協同を呼びかけた際に。国際的な紐帯(ちゅうたい)を示すためという名目で、各国から選抜された部隊を一つの枠組みに組み込み、共同で運用する多国籍部隊構想が持ち上がったのだ。

内向きへは、対帝国における合同運用経験を得るための先行事例たり得ることが期待されて試験的に設立されるモデル部隊と言えた。

これに連合王国と合衆国はいくばくか渋った末にではあろうが賛同し、ちょうど連邦領内に派遣されていたドレイクら海兵魔導部隊とトウガら特派がそのまま派遣される運びとなったのであった。

 

「…恐ろしきは、宮仕えかな。おかげで海が恋しくてたまらんし、麗しのパブで一杯引っかけることもできん」

「自分も祖国の空気が吸いたいものです」

 

どちらともなく、疲れを吐き出すように息を吐く。

辞令一枚で、連邦軍との合同作戦任務。特殊な指揮系統の都合上、彼らに与えられた裁量権も絶大であった。

帆船時代が戦列艦の勅任艦長でもあるまいに、『依頼に対し、最大限に協力されたし』などという古文調の命令書を与えられた瞬間は、全く笑い出しかけた程である。

善意と敬意でもって(・・・・・・・・・)、同盟国の作戦行動に対して可能な支援(・・・・・)を行うべし。つまり、無理ならば協力せずともよしという訳だ。

命令書を現場の知恵と工夫で介錯するまでもない。誰がどう読んでも、事実上の拒否権と読むしかない代物だ。彼らの国の軍当局は、一介の中佐と中尉に連邦軍司令部への拒否権を付与したもうたのである。

 

「連邦も、よくもまぁ…」

 

こんな条件を吞んだものだ、と連合王国軍人であるドレイクが口にするのは流石に憚られる。

トウガとしても。それだけ連邦も余裕がないのか、それとも他に狙いでもあるのか勘繰りたくなるが。下手に藪をつつきたくないので、頭の片隅に放り投げることにしたのだった。

 

 

 

 

楽しくない話ばかりで気が滅入る、と気分転換のために外でもぶらつこうというドレイクの提案を、断る理由もないのでお供させて頂くことにするトウガ。

麗しい理想を掲げ、国際協調の輪を広げるべく設立された連合軍合同作戦群は門戸を広く開放しているが、実態は寄せ集めとしか言いようがない。

世界中から集った兵の出身母体を見れば、肯定的に語れば效範な世界性が感じられるだろう。軍装を見るだけでも、連合王国軍、連邦軍、自由共和国軍、それに最近合流した合衆国系の義勇兵。それに協商連合亡命政府すら見られた。

帝国という単一に対する多様性の対抗。

他民族が一致し、帝国という強大な敵と戦うべく結集するというスローガンの下で、人類の進歩と普遍性を高らかに提唱し得る最高のデモンストレーションだ。写真映えは最高であろう。

プロパガンダ、という点では連邦共産党は大変に素晴らしい手腕を惜しみなく発揮したといえるだろう。気づけば賞賛すら抱いてしまう。

ぶらぶらと軽く野外を流しながら、ドレイクとトウガは感嘆の言葉を惜しまない。

 

「本国植民地省の官僚でも連れてくるべきだな。連中は、少しばかり連邦の広報手腕でも学んだ方が良い」

「合衆国もこの点だけは、素直に称賛し見本にすべきかもしれませんね」

 

海を越えて多くの領地を取り込んでいった連合王国と、同じ土地に元々住んでいた民族と後から押し寄せた民族が混じり合った合衆国。どちらも他民族国家でこそあるもその内実にはそれなりの差異はあるが。それでも、どちらも不満がある者は力で押さえつけようとすることに変わりはなく、人の心を渇望をくすぐり、惑わし潜在的な活力を束ねて活用するという点では共産主義者からも学ぶべきことはあった。

 

「とはいえ、上が思っている以上に現実は綺麗ではないものですな」

「…プロパガンダに付き合わされる側はなぁ。たまったものでもない」

 

互いにぼんやりと空を見上げ、綺麗ごとでコーティングしようと企む国家のエゴを地上に見つければ嘆きたくもなる。

散歩に乗り出してくるまでに、2人が聞き取れただけでも、多国籍軍という背景故に。数か国語入り乱れる多言語の坩堝(るつぼ)に、頭痛が酷くなりそうな気分になる。

これだけでも逃げ出したくなるのに。そこに止めと言わんばかりに、入り乱れた指揮系統がこれに加わる。

 

「バベルの塔が砕かれた直後とは、きっと、こんな光景だったのだろうな」

 

個々人での意思疎通だけでも困難であるのに、情報の伝達の段取りは、バカバカしいまでに凄まじい。

連邦語で発行された公式の文章を、多国籍の軍人らに理解できるように翻訳し、翻訳されたのに対する返答を連邦語へと再翻訳。

通常のやり取りですらこのありさまである。予想に違わず、集められた部隊の指揮官らは頭を抱える羽目に陥っている。大量の情報を即時処理しなければならぬ現代の戦場において、実戦に耐えうると心底から評価しうる軍人はいないだろう。

見てくれの良いプロパガンダのためとはいえ、道理を捻じ曲げるのには限度がある。

それらの解決のために連邦が取った術は至極単純。通訳を立てる。それも、大量に。

物量による正面突破。国中の言語学校から徴募されてきたと思し学生らが、生半可な習熟度にせよとにかく沢山の言語を喋り始めている。

現状において、喋れる人間というのは、いくらいても足りないものではない。人手不足は深刻であり、それこそ左官級であろうとも通訳を同伴できない程だ。なればこそ、自由に野外を散策するという贅沢を堪能できている訳だが。

そんなことを考えている彼らに歩み寄って来る1人の軍人に気づくと、ドレイクが思わずといった様子で溜息をつく。

 

「ミケル大佐殿?」

 

やあ、とばかりにこちらに手を振って近寄ってくる姿は連邦軍の指揮官。ドレイクもトウガも連邦語は喋れない。さりとて、身振り手振りで会話という訳にもいかず、辺りを見回すが手の空いている通訳がすぐに見つかるでもない。

 

「困ったな。失礼、今、通訳を…」

「無用だと思うがね、ミスター・ドレイク」

 

ミケルの口から放たれた言葉、その意味を2人の脳はしっかりと認識する (・・・・)

探してまいります、とジェスチャーで示そうとしていたドレイクはハタと身動きを止め、まじまじとミケル大佐の顔を覗き込んでいた。

トウガも予想外のことに思わず、目を丸くしている。

 

「懐かしい母国の言葉ですな…大佐殿が喋れるとは夢にも思いませんでしたよ。失礼ですが、随分と久々に小官の苦手とする発言を耳にした思いですね」

 

彼の口から放たれた言葉は、確かに連合王国語。それも、正統派のクィーンズであった。こんな僻地で、ロンディニウム上流階級のそれを拝聴する機会があろうとは、誰が予想だにしようか?

 

「錆びついたクィーンズ、と直截(ちょくせつ)に言ってくれて構わん。久しぶり過ぎて、舌がさっぱり回っていないのは自覚している」

「通訳をいつもつけておられましたが?」

「首輪つきでは、な。ギロチンの下では、自由な会話も儘なるまい、ミスター・オルフェス」

 

言外に、というには少々露骨だった。首輪とギロチンという単語は、比喩としては余りに控えめとは言い難い。

 

「…政治将校に聞かれたくない会話ですな」

「私が、と言うべきだろうな」

 

ははは、と笑いながらドレイクは頷いていた。

親し気に同盟国の軍人と話すだけで、大佐級の魔導将校が身の安全を講じなければならない社会は想像を絶する世界だ。

眼前で苦笑しているミケルは、良くも悪くも堅気の軍人として完成されている。そんな職業軍人が、忠誠を誓った祖国に疑われる?なんと、寒い時代だろうか。

冬の時代にあって、骨どころか魂まで凍てつきかねない冷厳な事実だ。

 

「大佐殿も大変でしょう。失礼ながら、例の政治将校、不幸な流れ弾がぶつかるということは近い将来に必要ではございませんか?」

「いやいや、その必要は。ご無用に願う」

「ほう、正直意外です。例のリリーヤ・イヴァノヴァ・タネーチカという女性について、そこまで高く評価されておられるのですか?」

 

敵対している国の人間であろうとも、基本的に批判的に見ることのないトウガにしては、厳しい言いようであった。

外交的に問題になりかねない発言であったが、ドレイクは止める様子もなく、寧ろ同意するような趣さえ感じられた。

彼女の内面はさておくにしても、政治将校なる存在を彼は共に戦う仲間としてどころか、同じ人間としてすら認めたくなかった。

人として超えてはならない領分を平然と犯す共産主義と、それを信奉している共産党に属する者全てを嫌悪さえしている。

ドレイクもこれまでの関りから同じような結論に至ったようで、少なくとも連邦軍以外の多国籍部隊の者達は、党の歯車でしかない政治将校を個人としてでなく、『政治将校』と心中では読んでいる。

名前とは、人間が先祖より受け継いできたものであり。『政治将校』という一個の装置には『政治将校』という名刺があるではないか。固有名詞で呼ぶ必要があるかは心底疑わしい。

 

「正直に申し上げて、仲間を嗅ぎ回る狗を、人として遇することは難しい。野犬退治ぐらいは、任せてもらえると思っていたのですがね」

「勘弁してもらいたいドレイク中佐。貴官らに敬意を払って…正直に言うとするか。アレはマシな部類なんだ。いや、相当にまともな(たぐい)と言ってもいいくらいだよ」

 

ぽかん、とたまらず間抜けな顔を晒してしまう。

これでミケルのクィーンズが流暢でなければ、マシ、まとも、といった単語の意味を間違えているのかと指摘させて頂いていたことだろう。

 

「大変に失礼ながら、よろしいですか。あの政治将校がまともな部類ですって?アレがマシですと!?私の知らない内に言葉の定義が大幅に改訂されていたのでしょうか?」

 

リリーヤ・イヴァノヴァ・タネーチカという人間について、奇妙な共産党員だ、という程度にしかドレイクらは認識していない。

しいて言えば、政治将校にそういうラベルがついているくらいの認識である。まとも、マシという単語を当てはめることは難しい。

 

「ドレイク中佐。私は、真実しか口にしていないがね」

 

冗談でしょう、と見つめるドレイクらの視線を浴びるミケルは疲れた顔を揺るがせもしない。

 

「碌でもない奴が配属されてくる可能性を考えれば、アレと上手くやっていくことを考えていく方が生産的だ:

「凄まじいですな。その一言に尽きます」

 

吐き捨て、ドレイクは空を見上げる。白い空は無慈悲な世界の象徴だろうか?祖国の曇天模様が、無性に恋しくて仕方なくなってくる。戦場ですら、ここまで不条理かといわれれば微妙だろう。

トウガも余りの現実の残酷さに、流石に不快さを隠せないようで、目に見えて顔を顰めていた。

 

「…はぁ、寒さが()みますな」

 

しみじみと呟き呟き、ドレイクは肩を竦めてみせる。そうでもしなければ、とても正気をでいられない。

 

「それで?秘密の密会へお誘い頂けた理由をお伺いしても?」

「感謝を。そして、ああ、そうだな。謝罪もだな」

「はて」

「同志イヴァノヴァ政治将校殿より、連合王国海軍ドレイク中佐と、合衆国義勇派兵部隊オルフェス中尉両名が口添えしてくれた、と聞いている。特にオルフェス中尉には、あの悪魔から部下共々護ってもらったことに格別の感謝を。貴官がいなければ今頃皆揃って海の藻屑になっていたかもしれん」

 

なにを、とドレイクは再び肩を竦めると、言葉を返していた。

 

「ここに至って奇妙な距離感を感じさせる響きだ、と申し上げても?」

「共産主義と自由主義が仲良くはやれまい」

「そうでしょうか?僭越な物言いですが、仲良くやれると思うのですが」

「これでも、自由主義防衛のために戦うつもりになっている軍人でね。共産党の応援に来た共産主義者とは上手くやれるか不安なんだ」

 

共産党は開戦して間もなく、民衆に『帝国という悪魔から祖国を守るために戦え!』というプロパガンダを行い始めた。祖国防衛――戦争状態となったどの国でも使われる文言だが、こと連邦では意味合いが異なって来る。国を守ること即ちそれを統治する政府を守ることでもあるが。連邦を治める共産党はそれに属する者か、それに近しい者以外、大半の自国民から嫌われている。敵である筈の帝国を応援しようとする者が出てきてもおかしくない程に。

故に共産党が謡ったのは、『共産党のためでなく、祖国のために戦ってほしい』というイデオロギーを投げ捨てナショナリズムに訴えかける綺麗ごと(・・・・)であった。

自分から喧嘩を売っておいて、逆に家を土足で荒らされたら被害者面して、捨て去った筈の民族主義を叫ぶ惨めな姿勢に、ドレイクもトウガも吐き気すら覚えるまでに狡猾で邪悪としか表現しようがない。

そんな悪魔共への、余りにも皮肉が効き過ぎた物言いに。まさか、とドレイクもトウガも笑いださずにはいられなかった。

なんとも捻くれた倒錯している。寒々しい連邦の雪原に、どうしようもなく笑い声が弾けて仕方がない。散々に笑わされた末に、2人は認めざるを得なかった。

党の言いなりになるのは甚だ遺憾だが。それでも、それでも生まれ育った地を命をかけてでも護れるなら、人形と嗤われても構わないとする彼の覚悟を。

 

「降参です。これは、我々がしてやられました」

 

とはいえ、とドレイクは言葉を続ける。

 

「よしんば、共産主義者であっても戦友であれば問題はないでしょう。親兄弟は選べませんが(・・・・・・・・・・)友人は選べる(・・・・・・)。自分が選んだ友人が共産主義者であるならば、それは、その友の個性として甘受するほかにない」

 

それに、とドレイクは笑って続けていた。

 

「…馬鹿にされたものですな」

「何?」

「我々は、連邦軍人の尻を追いかけるために、海を越えてやってきた訳ではありませんぞ」

 

RMSクイーン・オブ・アンジューの直掩として渡来して以来、軍人として戦ってきた。守ってもらうために来たのではない。

 

「戦争をするために来たのです。それも、戦友と肩を並べての」

 

策謀渦巻く国家の思惑で出会ったとしても、それがどうしたと言うのか。誰を友として手を取り合うかは自分達で決めてやればいいのだ。

 

「気に入るまいが、気にしたことか。友軍が戦うならば、肩を並べる。友軍が死ぬならば、そこで、死ぬ。それが軍人というものだ」

「国家に永遠の友情がないとしても、戦友は永遠である。自分はそう考えております」

 

ドレイクとトウガの言い分に。ミケルは痛快だと言わんばかりに笑みを浮かべる。

 

「ははは、最高だな、ドレイク中佐、オルフェス中尉」

「おや、同志と呼んでいただけないので?」

「貴官らは、戦友、と呼びたいものだな」

 

三者三様なれど、浮かべるのは信頼と友情を認め合う満面の笑みであった。

戦場を同じくした経験者ならではの共感、と形式ばっての無粋極まりない。ようするに、仲間に対する敬意なのだ。

 

「では、仕事の時間ですな」

「ああ、仕事をしよう」

「共に肩を並べて」

 

頷き、ぶつけ合うのは、硬い拳。

…多くを言葉にするまでもない。

 

「「「武運を」」」

 

それは、戦友の拳だ。

戦友の拳と語らっているのだ。

ならば、それ以上を言葉へ頼るまでもない。

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