緋弾のアリア Blackout   作:弱紙

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翔は学校帰りにふと…


2 Raider

帰り道、ふと何か気配を感じて山道で帰ることにした、その道中、山の中で昼には珍しい霧に遭遇していた珍しいなと思いつつ進んでいくと、ある違和感に気づいた

(ここ、夢と同じ場所だ)

僕は冷や汗を感じていた

(夢の通りだと僕は意識を失うはず)

僕はホルスターからイノックスを出し構えた、そしてポケットから赤い薬用カプセルを出し一錠服用した(本当は使いたくないんだよね、アドレナリン亢進薬)

僕は普通とは違う体質をしていた、僕の体はアドレナリンに反応して反射などの対応速度が常人を凌駕してしまう、アドレナリン自体興奮状態に頭のリミッターを外すことがあるが、僕はそれが簡単に外れる、初めは焦ったが次第に扱いに慣れてきたが、父は「まだ、第一段階に過ぎない」

と、言っていた(一段階もクソもないと思うんだけどなぁ)

すると、前から気配を感じた。

「だ、誰っ!?」

イノックスは朝のままだったのでコッキングもせずセイフティを解除して構えた。

銃を向けた先には何か歌いながら近づいてくる女子が見えた。

外国の童話のようなものだが僕には聞き覚えがあった(確かグリム童話のヘンゼルとグレーテルだったかな)

彼女が歌っているもののことを考えていると、いつの間にか目の前にいた、少し不審に思い、距離を置く、身長は僕より低いが同年代ぐらいだと思った。僕はこの子のことを知っている気がするのに思い出せないでいた、すると彼女が、

「ヘンゼルとグレーテルって、原本では魔女が親で子供が親を焼き殺すんだよね可哀想よね?」と、訪ねてきた。

「そ、そうだね、親も親だけど子供もなんかね…」と、言って内心引きながらも答えつつ顔を上げた直後、僕は真横に足をバネにして飛んだ。なぜなら、目の前の女の子が14インチSAAを撃ってきたからだ。

「え、な、何!?一体なんなの!?」

僕は驚きを隠せずにいた。

「あれ?あの頃なら有無言わずにこれを取り上げると思ったんだけどなぁ」

指をSAAのトリガーガードにかけクルクルと回していた。

(あの頃とか僕の記憶にないんだ…わかんない)

「あ、あのぉ、暴発とかしたりして危ないんじゃ…」

僕は刺激しないように言った。すると、こっちを見てニコッと微笑み遊ぶのをやめた。

僕は内心ホッとしながら(良かった話を聞いてくれて)と思ったのも束の間

ダァンダァンダァン

SAAを目にも止まらぬ速さで3連射、僕の胸部に発砲してきた。

「カァっ…ハッ…」

僕は一瞬心臓が止まった気がした、いや、多分一瞬だけ止まったと思う。

耐衝撃性のある制服の下に防弾・防刃ベストを着込んでいたとしても、僕と女の子との距離はほぼ

ゼロ距離、この制服やベストは弾を防いではくれたが衝撃はダイレクトに伝わった。

(.45LC弾か分かんないけど、なぜハイパワーの弾丸受けて意識があるんだよ自分ハハッ)

この時、僕は耐衝撃訓練も9mmルガーでしか受けてないはずだが、マグナム弾でも一応朦朧と今に飛びそうだが意識がある自分に驚愕していた。

すると彼女が

「頭が覚えてなくとも身体が覚えているね」

と、何か分かってるかのように言ってきた。

僕は朦朧と途切れそうな意識を保ちつつ問う。

「なん…の…ことだ…答え…ろ」

すると彼女は

「知りたかったら、DAESのことを聞いてみるといいよ、父親である貴一さんにね」

そして、僕は途切れかけの意識の中で聞いた。

「な…んで…お…お、やじ…が…」

彼女は一言

「私は鈴(すず)」と、言ってそのまま森の奥へと消えていった

「ま…て…」

僕は手を伸ばすが意識が闇に落ちていった。




前話と今回出てきた銃の説明は次回したいと思います

相変わらず下手ですねあはは…
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