初めてかいた作品なので描写ができていないところもありますが、
どうか、最後まで見ていただけると、
ありがたいです。
ちなみにオリ主の名前はシオンで、フルネームはシオン・オルバートです。
では、本編の始まりです。
書き直した部分です、前に書いていたプロローグと違いがあります。ご了承ください
1.プロローグ
灰が空を染め、城は赤く燃え上がり、街は燃え尽きる。
灰には白と黒の線が走り、少しずつ灰が薄れていく。
私はそれを視界におさめながら走る。崩落していく城から抜け出すために足を所々擦りむきながらも走る。手にはここに来る途中に出会った銀髪の青年が渡していった赤い
綺麗に剪定されていた草木は戦闘の余波を受け荒れている。
それらを見ながら私は城の門の前までたどり着く。
「あ、お城が......」
そこで大きな音がし、後ろを振り向くとそこにあった大きな石造りの城は業火に呑まれて崩れ落ちる。
私は崩れるのを見るがすぐに走り出す。空では灰が薄れて来て黒い空が見え始めるがすぐに灰がその空を染める。しかしそれよりも速く黒い竜と白い竜が咆哮を上げ、灰を打ち落としていく。
そしてその灰の内一つが私のいる場所の近くに落ちてくる。
「ぐっ、あの野郎!」
そう叫んでまた飛ぼうとした時私と目があった。
私はすぐに逃げ出そうとしたが、灰の竜がすぐに私を捕らえようと大きな腕を伸ばして掴もうとする。
私は逃げ切れないと思い、目をぎゅっと瞑り、体を強張らせて、捕まれる痛みに耐えようとこらえていたが、いつまで経っても捕まれる感覚は来ない、私は意を決して目を開けると、そこには倒れ付した灰の竜と、白に紫が薄くかかった私と同じくらいの身長の少女に見える少年が操る白い竜が立っていた。
「あ、あの......」
「大丈夫か? こんなところにいるなんて......」
その少年は少し考えた素振りを見せ、誰かと話をしていたかと思うと私の近くによって膝を折ると、
「とりあえず安全なところまで連れていこう」
そう言い私を抱える。その結果、少年との距離が縮まり顔がよく見える。
ぶっきらぼうに見えるような素振りをしながらも、私を考えてくれていくのか、優しさが見える。
少年の顔は中性的で声も高めだが、近づいてみると身長もそこまで高い訳ではなくて、恐らくは私と同じくらいの年齢だろう。
「大丈夫か?」
「うん、ありがとう」
私は少年に感謝の意を伝えると、少し驚いた表情を浮かべ照れたように顔を反らす。
私はそのまま抱かれるまま少年の顔を見ていた。胸の奥で芽生えた甘い感情を無意識の内に理解しながら。
そうして少しすると少年は拠点だろうか?外縁部の外からテントが複数立ててあるのが見えた、そして少年はそこまで私を連れて行くと、
「城下町で帝国軍の奴に人質にされそうになっていた。手当てをしてやってくれ。俺はもう戻る」
中から出てきた医師だろうか? そんな感じの女性にそれだけ伝えると、また飛び立とうとする。
私は少年に急いで近付き、声をかける。
「ねぇ! 待って! 名前を!」
「......シオン、シオンだ」
「シオン。頑張って、帰って来てね?」
「当たり前だ、帰ってくるよ」
そう言って少年、シオンは飛び立ち、灰に囲まれていた黒に向かって飛んで行く。
その姿はとても格好がよく、神秘的にすら見えた。勿論私だけだろうが。
「帰って来てね、シオン」
私はそう呟いて、テントに入りすぐに気絶したらしい。
その日、圧政を引き、男尊女卑の風潮を使って圧倒的な支配を続けていた大陸最大の国、アーカディア帝国は滅びた。
クーデターを行ったアスティマータ伯爵は戦死し、その妹が新王国の王となった。アスティマータ伯爵の娘が王女の座に付き、クーデターを成功に傾かせた所属不明、名前不明の謎の黒と白の機竜使いを『黒き英雄』と『白き英雄』。と呼び世間に広まった。
はじめまして、蕾琉&昇華です。
初めてかいた作品なので描写ができていないところもありますが、
どうか、最後まで見ていただけると、
ありがたいです。
ちなみにオリ主の名前はシオンで、フルネームはシオン・オルバートです。
では、本編の始まりです。