ザラブ星人は地球に来て身につけた影分身の修行方法でドラゴンボール並みの修行をしている。たゆまぬ訓練こそが強さの秘訣。
Fail0ザラブ星人
ザラブ星人。15年前にこの宇宙に漂着した。この作品における一応の主人公。なんか訳のわからない強さで今日も地球と生活の平和を守る。
正義の味方じゃないからウルトラマンなら手を出さないことにも手を出す。中立ではない。
地球人の姿では割と整った顔立ちにしている。
「顔がいい方が得をするのは確かだからな。」とは本人の弁。
地下室に高度な科学力の研究所を持っており、元の宇宙に帰る方法を探している。
最有力な方法はすべての宇宙につながっている怪獣墓場を通ることなのだが、怪獣墓場は帰りたくないアパート住民によって隠されている。
最近の悩みはアパートの住民に女の子が多すぎてあらぬ誤解を受けていること。
普段は普通のサラリーマン。職務中に怪獣が現れたら影分身して向かう。
Fail1ベムラー。
凶悪怪獣ベムラー。それは地球に来たウルトラマンが最初に戦った怪獣である。この宇宙における地球でも最初に確認された怪獣だったのだが…。
「おねえちゃーん!」
「うちの子を泣かせた奴は誰だー!!」
生来の気質はどこへ行ったのやら、今ではなんとまあ丸くなっている。
ニセウルトラマンことザラブ星人に負けて地球人の姿にされた当初はまだ暴れて手がつけられない状態だったというのに、ある日この地球にやってきたタマゴから生まれたゴモラに懐かれて以来お姉ちゃん気質に目覚めたというかなんというか。
今では料理を手伝い、掃除を手伝い、洗濯も手伝う、家事全般を手伝ってくれる模範囚とかしている。
その有様はもはやママというかなんというか雰囲気が既にお母さんっぽかった。
しかし、暴力的な部分は決してなくなったわけではない。
ゴモラを泣かせた奴や悪さした奴には容赦なくプロレス技を仕掛ける。
たまにザラブ星人にも仕掛ける。
「や、め、な、さ、い、って、いっ、て、ん、の、よー!」
「ぎゃー!ギブギブ!参った!もうやらない!もうやらないからー!」
ちなみにこれはメフィラス星人が悪巧みをしてバレた時のお仕置きである。この時はゴモラに悪質な嘘を吹き込んでいた。
「私のスイーツを勝手に食うんじゃないわよ!」
「ぬをををを!す、すまん!余が、余が悪かった!だからやめるのじゃー!」
かけられている相手はエンペラ星人。見事な卍固めだ。
「ねえ!たまには休日に何処か連れてって欲しいわ!」
「わかった、わかった!」
ザラブ星人に後ろからの抱きつき攻撃。
Fail2科学忍者バルタン星人
このアパートに二番目にきた住人、バルタン星人。
彼女の順応は早かった。暴れることもなく大人しくしていた。
しかし、十分反省したと判断されて解放された後もアパートに居座った。
「勝手に美味しいご飯がでてくるのでござるよ!こんないい物件出て行くわけないでござる!家賃も安いし!」
何せ朝食と夕食と休日は昼食が勝手に出てくるのである。
しかもザラブ星人の作る飯はとてもうまかった。
一度説得したことはあるが、
「いやしかし君、ここは刑務所のようなものであってアパートというわけじゃないんだ、居座られても…。」
「いやでござる!出て行かないでござる!金を払ってでも居座るでござる!テコでも動かんでござるよ!拙者!」
勝手に地球に滞在されるよりかはマシということで結局ここにいる。
元の姿に戻るための怪獣ストーンも渡されたのではあるが、
「地球でならこの姿の方が楽でござる。地球のご飯もこっちの方が美味しいでござる。」
といって元の姿に戻らない。
そんな彼女は普段はOLとして働いている。
奇しくもザラブ星人と同じ職場であった。
また、ザラブ星人と同じ趣味を持っていてオタク趣味でサブカルには色々手を出している。よくザラブ星人と貸し借りをしたり観賞会をしたりしている。
仲がいい上に同じアパートということで職場では、できているんじゃないかなどと噂されている。
「フィーヒヒヒwキタコレwテンション爆上げでござるw」
「バルタン!変な笑い声を出すな!」
Fail3暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人
「ほう、まだ挑むつもりか。よかろう、今度は跡形もなく消し去ってくれる。」
「…」
「むうん!」
レゾリューム光線を放つエンペラ星人。しかし、それはザラブ星人の体をすり抜けていく。
「…」
「ふむ、どのようなカラクリかは知らんがそれならば周りごと吹き飛ばすだけだ!」
前方をまるごと吹き飛ばすエンペラ星人。しかし、ザラブ星人はいつのまにか背後に立っていた。
「なにい?!」
ザラブ星人の攻撃により多大な傷を受けるエンペラ星人。
「こ、これは!その深い哀しみを背負った顔は…!ぬ、ぬおおおお!!」
3万年前に怪獣軍団を率いて光の国に侵攻した宇宙人で、宇宙警備隊が結成されるきっかけとなったウルトラ大戦争を引き起こした元凶。
GUYSのメンバーと一体となったメビウスフェニックスブレイブとゾフィー、「ウルトラマンと人類の絆」によって退けられたはずだった。
しかし、何があったのかわからないが突如復活してこの宇宙の地球に降り立ち、ザラブ星人も一度は退けられた。流石に宇宙警備隊も慌てて助けに行こうとしたが、アパートを破壊され、深い哀しみを背負ったザラブ星人が夢想転生を発動しあらゆる攻撃が通用しなくなったところをテ-レッテ-された。コメディ故の中の人ネタとギャグ補正による敗北であった。
地球人の女の子にされた後も、常に怪獣ストーンを取り戻して寝首をかく機会をうかがっているが、何だかんだ地球での生活を満喫している。お気に入りはゴスロリファッション。
常にゴスロリに身を包み薄暗い部屋に基本的に引きこもっている。
インターネットで色々してる。
ついたアダ名が闇ニート、もしくはゴスロリのじゃのじゃ暗黒大皇帝。
推しは神崎蘭子。熊本弁一級。
「雷まじ怖い。よく地球人はこんな星に住んでいられるのじゃ。」
雷が怖い。理由は太陽は常に登っているから嫌いなだけで怖くはないが雷はいきなりピカッと来るからとのこと。
意外と面倒見は良い。ゴモラとかもよく寝かしつけている。
口調から生活から威厳というものが大幅になくなっている。
何故こんな悲劇的ビフォーアフターとなってしまったのか。
が、本人は割と楽しそうなので案外幸せなのかもしれない。
ちなみに、雷が多い日はザラブ星人の布団に潜り込んでくる。
番外、ウルトラマンゼロ
たまに様子を見に来る。ウルティメイトフォースゼロと一緒にバンドしたりする。たまにパワーアップアイテムの実験台にされたりする。
飯を食べていく。
苦言を呈しにいったはずなのに騒動に巻き込まれてうやむやのうちに帰って、また来て別の事に巻き込まれて結局後日通信で伝える。
「なになに?まずウルティメイトイージスを装着して?俺は既に未来を掴んでいると言いながら掲げて?その後にブレスレットに装着して、ハイパーキャストオフと言ってツノを引っ張る。」
『HYPER CAST OFF!』
「なんか全般的に鋭角的になってるー!?」
「俺はゼロ!ハイパーゼロだ!なるほど!これはウルティメイトイージスの力を限定的に引き出すものだったのか!」
「いくぞ!ハイパーゼットキング!光を超えた速さでお前を討つ!ハイパークロックアップ!」