アクセル・ワールドに白龍皇を! 作:グウィビ丸
続々とお気に入り登録が増えていって嬉しすぎます!!
読んでくれている皆さんにご満足していただけるように粉骨砕身して書いていきますので、これからも宜しくお願いします!!
私、掛居美早ことブラッド・レパードは、今自分の子である大切な友達のリュウことホワイト・アルビオンの戦いを観戦している。
勝っても負けてもいい。勝ったらめい一杯抱き締める。例え負けても落ち込むであろうリュウを慰める。そしてコレからの対戦についてレクチャーする。リュウが心から楽しんでくれるのなら、私はそれで満足。他のギャラリーたちが口々にリュウたちの対戦についての感想を言い合っているがどれも興味がない。対戦相手の菫色の女騎士アバターは、槍を使った近接系統な筈。リュウの元々のファイティングスタイルは拳と蹴りで喧嘩慣れもしているから彼女といい試合をしている。でもリュウに無くて彼女に備わっている物がある。それは必殺技だ。リュウに必殺技についても説明をしたけど、有ると無いではかなりの差が出てしまう。
そして試合はリュウの渾身の一撃でブリュンヒルドを吹き飛ばした。Nice Punch。追撃を加えようとしたがブリュンヒルドから繰り出された必殺技により左腕を切り落とされ、ビルから落下してしまった。体力ゲージはもう殆どない。残り時間はまだ残っているがこのままではリュウは高所からの落下の衝撃で負けてしまう。他のギャラリーたちが口々に「全然ダメじゃん〜」「見掛け倒しかよ。あの色被れ」とリュウの悪口を言う。ムカつく。誰もがリュウの敗北を確信した、でも私は全くそうは思わなかった。だってリュウの、アルビオンの体力ゲージはまだ残っているのだから。
「翔べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
まさにそれは、眠れる龍が目覚めの咆哮を上げているかの様に聞こえた。
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「翔べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
獣の雄叫びに聴こえる咆哮を耳した瞬間、下から一つの、まさに流星とも言える光が飛翔した。
ギャラリーを含めた此処にいる全ての者達の視線が満天の星空の
空を見上げる者達の視界に白い輝きが映った。一際空に移る星々と同様に明るく輝く星と見まがうほどの美しい輝きはこのステージにいる誰もが息を飲み、視線を外す事も出来ず魅了された。
その輝きを放つのは一人のデュエルアバターだ。白き輝きを放つ騎士型のデュエルアバターが満天の星空のもと雄大に構えている。各部に青の宝玉が埋め込まれた穢れなき白き身体に、その身体を包み込める程の青い2枚の光翼を持つ者は一人だ。
孤高の白龍の皇帝に憧れたホワイト・アルビオンこと霧島龍元だ。
本当に翔べた。オレが、ヴァーリのように空へ登る事が出来た。誰もがオレに驚愕している。当然と言えば当然か、オレもビックリだ。オレ達の対戦を観ているギャラリー達の中にパドがいた。
ありがとうな、美早。お前が言ってくれた様にコイツはオレの願いに応えてくれたよ。観ていてくれ、オマエの子のバトルを!!
「待たせたなブリュンヒルド。こっからは第2ラウンドだ!!」
「驚愕です。まさか
「それがどうした!今は関係ねぇ話だろーが!!」
「同意です。しかし私が貴方に勝利します。《フラグメンツ・ワルキューレ》!!」
蒼く輝く光翼を手にしたオレはブリュンヒルド目掛けて突っ込む。対するブリュンヒルドも自身のアビリティを発動し水色のオーラが身を包み込んだ。
翼を手に入れた事でリュウは、光翼による瞬間推進力によりブリュンヒルドの槍術を軽々と躱し空中から繰り出す変則的な攻撃がブリュンヒルドの体力ゲージを減らしていくが明らかに体力ゲージの減り具合がおかしい事に気付いた。不審に思ったリュウはブリュンヒルドから距離を取った。
「そうか、お前のアビリティは自己回復能力か!?」
「肯定です。私のアビリティ《フラグメンツ・ワルキューレ》は微弱ながら自身の体力ゲージの回復です。貴方の拳では私の体力を減らす事は不可能。よってこの勝負は私の勝利です」
「ハッ!!残念だったな勝負ってのは敗者を決定して初めて勝利者が決まるんだよぉ!!」
「ッ!!」
残り時間が僅かとなった事を確認したリュウは雲より高く飛翔するが、一定の域に達すると高高度からの加速度を威力に転換した《
この出来た隙を見逃すリュウでは無かった。
残っている右腕をブリュンヒルドの首元へ伸ばし、見事ブリュンヒルドを捕まえる事に成功したリュウは、すぐ様高高度へ飛翔するや否や、ブリュンヒルドを離した。離されたブリュンヒルドは身動きが取れる事も出来ず重力に従い急速に落下していく。落下するブリュンヒルドに追撃とばかりブリュンヒルドより高高度の位置から加速度を威力に変えた二度目の蹴りである《
この状態になると、デュエルアバターは加速を終えるまで動けない言葉を発せないの浮遊霊のようなものになる。
そしてリュウの視界には【YOU WIN!!】の炎文字が現れて、リザルト画面に切り替わった。
しかしそれよりも衝撃を受けたのは、その対戦を見ていたギャラリー。
皆が皆驚きの声をあげ、何やら慌ただしく言葉を交わしていた。
それもそうだろう。
レベル1の見たことも聞いたこともない新人が、突然飛行アビリティを使い、見事大逆転勝利したのだ。これに驚かないバーストリンカーなどほとんどいない。こうしてリュウこと《ホワイト・アルビオン》のデビュー戦は、白星で華々しく飾ったのだった。
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一瞬の目眩を覚えたが程無くして全身の感覚が戻ったのを感じていると、
「…………ウ…………リュ………リュウ?」
「あ、ああゴメン美早、大丈夫だ」
何度も美早に呼ばれている事にすぐには気づけなかったのは申し訳ない。
「美早……オレ勝てた」
「うん」
「オレ、翼で翔べた」
「
オレへの労いの言葉を言いながら美早はオレを抱き締めてくれた。思考が停止した。
「……………み、みみみ美早!?////」
「店内では静かに」
いやいやいやいやそういう問題じゃぁーねぇーだろーが!?それに美早の柔らかい身体と接触している際でオレの精神パラメーターは加速しっぱなしなんだよ!!
しばらく抱き締められた状態から脱出出来ないままでいたが多少は落ち着く事ができた。
「オレさぁ、ビルから落ちていく時お前に見捨られると思っちまったんだ」
「…………」
「《プロミネンス》のサブリーダーの美早の子なのに何にもアビリティも必殺技も出せないままずっとこのまま負け続けるのかって思ったら怖くなっちまってな。情けないよな?」
「………そうは思わない。私もそういう風に怖くなった時期があった。だからNP」
「そっか………ありがとうな美早。楽しかったよあのゲーム」
「良かった。リュウは私にとって
その暖かい言葉を受け、
「その…………もう少しこのままでいさせてくれ」
「K」
暫くの間、狭い個室で美早と抱き合っていた事を寝る前に改めて思い出した事でベットの上で悶えまくってコマコマから顔面をツメで少々整形されたのはまた別のお話。
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あの後、もう3戦をし今日で2勝1敗となりまずまずの戦績となった。敗因は黄色系統の麻痺で高高度からの落下後にトドメを刺された。美早によりば最初でこの成績は良い方だと言ってくれた。そしてお互い帰宅し、オレはもう少し自分のアバターの闘い方を知るために7戦し、戦績は4勝3敗となった。そしてグローバルネットを切って寝た。
その日、ある夢を見た
雲一つない青空の元、黒き禍々しい剣を携えた黒き騎士が先導者となり率いる黒の軍勢と白き神々しい剣を掲げる白き騎士が先導者となり率いる白の軍勢が大地を戦場へと染め上げる
大地は戦火に燃え、青き空を血のような赤い空へと、多くの戦士だったモノから流れる液体が大地に血の池を作る
そして最後の1人となった者はチカラ尽き地に倒れる
この戦いに勝者はいない
ただ虚しさ、悲しみ、怒り、絶望………
様々な悪感情だけがこの地に留まり続ける
なんでこんな夢を観たのかは判らない。
でも主人を失った武器達がまるで消えゆく主人をこの地にいたと言う事を憶えて貰うために墓標代わりを務めるかのように観えた。
そして意識が途切れる瞬間
『忘れないで』
という言葉を聴いたのだった
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いつもの朝の恒例行事である愛猫コマコマを起こしてから、対戦を申し込まれる事を覚悟し、ナビに繋ぐためグローバルネットに接続してから発進する。
暫く走行していると、突然
そして対戦相手の名に驚き隠せなかった。その名前とは、
《アジュール・ディエンド》
名前に驚きを隠せずにいると、背後から視線を感じすぐ様飛び退くと、先程までいた場所に光弾が撃ち込まれた。
「へぇ〜今のを躱すのか。中々期待できそうだね
《
「青系統のクセに遠距離とか矛盾しすぎだろ」
今回のステージは深夜の廃墟を錆びたドラムカンからちらちら上がる炎が照らし出すし、建物のガラスは派手に割れており、柱は一部崩れ落ち、外壁には大穴が開いていたりする。オレに光弾を撃って来た相手は、この《世紀末》ステージのビルの屋上から此方を見下ろしているアバターがいた。メインカラーが青系統のアジュールつまり紺碧色で顔と胸部と両肩にバーコードのような黒い板が突き刺さったような姿をしたアバター。
「よく言われるさ。さぁ
「言われるまでもねぇーよ!」
翼を展開し、いつもの高高度からの奇襲とは違い今は、地面スレスレの低空飛行で撃ち込まれてくる光弾を躱しディエンドへ急接近する。対するデェエンドは全く動かず、右手に持っている二連銃の銃身側面中央部にいつのまにか持っていたカードをなんと挿入したのだ。そして銃身をポンプアクションのように前にスライドさせトリガーを引くと、
『ATTACKRIDE INVISIBLE』
という電子音が鳴り響くとディエンドの姿が消え、カーソルからも方向を確認する事が出来なかった。しかし、必殺技ゲージは減っているため永遠に消えていられるわけではない。そのため、一旦先程までディエンドがいた場所に降り立ち、持ち前の第六感で探ってみる。
さてと、ヤツが攻撃して来ないのなら透明化状態では攻撃不可能と考えるのが妥当か?いや、敢えてそう思わせて奇襲をしてくるとも考えられる。ディエンドの透明化への対策に頭を捻っていると、カタッ!と石が転がる音が聴こえた方向は背後だったので回し蹴りを放つと確かに蹴りが当たった感触があった。するとディエンドの体力ゲージが三分の一ほど減り、何も無い筈の背後の地面が削れた。
「いやはや、ついつい石コロが当たってしまったか。それに気づくキミも中々だね」
「ワザと分かるように石転がしたろ?」
「さぁ〜どうだろうね。なら次はこれで行こうかな?」
『KAMENRIDE CAMEL TOROOPER』
再度別のカードを挿入しトリガーを引くと、キャメル色つまりらくだ色の目も口を丸々隠す程のバイザーをした格闘型アバターが一気に三体も現れた。
「彼、キャメル・トルーパーは分身能力を持つアバターでね。本体を倒さなければ分身し続けるから頑張って倒したまえ」
そう言ってディエンドは別のビルへ渡り傍観に徹し始めた。
命令を受けた三体のトルーパーというアバターと戦う事になった。トルーパーの体力ゲージは存在しないためナニカしらのダメージを与えれば消えるはずだ。中学時代に複数人と喧嘩していた事も多々あるため攻撃を避ける事ができる。1人のトルーパーが銃剣で斬りかかって来るが身体を捻って避けると、避けた方向にもう1人のトルーパーが銃弾を放って来る。しかし、斬りかかって来たトルーパーの首を掴んで盾に使うと、盾に使ったトルーパーはヘッドショットを喰らい消滅した。残っている最後のトルーパーもオレの死角から銃撃してくるが、残りのトルーパーがオレの死角へ回り込むのを見ていたので、銃弾は左肩を掠っただけで済んだ所で、
オレたちのいるステージの空中にノイズが広がった。
オレも傍観に徹していたディエンドやギャラリー達も驚きを露わにし固まってしまった。
どうやら、こんな事態は誰もが想定外の様だ
そしてノイズが空を埋め尽くすと、
一番酷いノイズからあの夢に出て来た黒き騎士の禍々しい剣よりもっと禍々しく見ているだけでも背筋が凍る様な感覚を覚える程のオーラを放つ黒き邪龍がこの加速世界に降り立った
ブリュンヒルドはfateに出てくるヤンデレランサーことブリュンヒルデをそのままアバター化したのをイメージしています。
ディエンドはそのまま仮面ライダーディエンドで、キャメル・トルーパーは仮面ライダーファイズに登場する量産型ライダーのライオトルーパーです。
後書きにこの様にオリキャラの詳細を書いたりしますので宜しくお願いします!!
それでは次回もお楽しみください!!