ダークソウル あれ?     作:BANG(いつか帰るところ)

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クラーグ姉さん。

しゃべり方は蜘蛛姫と区別するため、少し変えています。



ダークソウル 混沌刃編

ダークソウル 混沌刃編

 

 

 馬鹿な男がおった。

 うん、他に言い表し様がないから馬鹿な男じゃな。

 どんなにぶちのめしても何度も何度も現れては訳の分からんことを言っておったわい。

 

 

 

 

 暗くて陰陰滅滅とした話。

 

 クラーグは妹のために人間性を狩り続けていた。向かってくる者であろうと逃げる者であろうと。

 時には女子供にまで手をかけた。人間性に年齢性別は関係が無いから。数えきれない程。

 最初は心を乱した。半狂乱になる程に。その内、どうでも良くなった。心が死んだ。何も感じなくなった。

 

 だからか、黒髪の妖艶な美女はいつしか下半身に蜘蛛を持つデーモンと化していた。

 

 

 別になんとも。

 逆に狩りがしやすくなった分ありがたい話じゃな。

 優越感?

 無いと言えば嘘になるかの、我を前にしては皆、然したる抵抗もできず逃げ惑い、人間性を狩られるだけじゃったからな。

 

 持つ剣はいつしかどす黒い炎を纏うようになった。下半身の蜘蛛はいつしか炎を吐き出し、溶岩帯を作るようになった。

 

 くくく、圧倒的ではないか。

 

 

 

 

 妹は何も言わなくなった。

 白い妹はクラーグと同じく蜘蛛の下半身を宿し、岩の洞穴深くに佇んでいた。

 

 愛する者と狩る者、交われる訳がない。

 しかし姉妹の縁は切れない。

 

 妹は何か言いたげな瞳でクラーグを見上げるが、デーモンになった姉を見つめるだけだった。

 ありがたいとクラーグは思う。

 色々言いたいことはある様だが、それはクラーグも同じこと、何も言われなければ、クラーグも口を閉じていられる。

 

 妹は馬鹿者じゃ、デーモンと化した我も馬鹿じゃが妹程ではない。

 そんな混沌とした救い様の無い日々が積み重ねられていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「お姉さん、ちょっと黒髪が邪魔でおっぱいが見えません。少し髪を掻き上げて貰っても良いでしょうか?」

 

クラーグ「・・・」

 

 

 正直、訳が分からんかったよ。実際、双眼鏡を構えた男を前に我は思考を停止させられておった。

 

 

不死人「あ、目線はこちらを気だるげに見たままで、後、舌先で唇を舐めて見ましょうか」

 

クラーグ「・・・」

 

 

 全身全霊の体当たりなど初めてじゃったが、男は綺麗な放物線を描いて吹っ飛んでおったの。

 あ、人間て飛べるんだ。ぼんやりとそんなことを考えたの。

 

 まぁ、悠久の年月、たまには頭のネジが抜けた輩も出てくるのじゃな、そう結論付けた。

 しかし、しかし馬鹿はまたやって来た。

 不死人じゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「あのさ、いきなり攻撃はどうかと思うんですよ。」

 

クラーグ「・・・あ、お・・・っっ!」

 

 恥ずかしながら何年も声を出さず、妹とも会話しなかった結果、我の喉は掠れた音しか発せず、言葉を紡ぐ事は出来なかった。

 

不死人「おやおや、自分の悪行に声も出せませんか。分かれば良いのです」

 

クラーグ「だっ!・・・おっ!!」

 

不死人「まぁ、こちらもいきなりおっぱい丸出しは無理な要求だったかも知れません、反省反省です」

 

クラーグ「ーーーっっ!!!」

 

不死人「では、手ブラから始めてみましょう、まずその柔らかそうで大きなおっぱいを掌で隠してみましょう。あ、おっぱいを押さえつけては駄目ですよ?あくまで添えるだけ、それで慣れてきたら人差し指と中指の二本だけで乳首ちゃんを隠してみましょう、ドキドキ?なんならピースして指を開いて乳首ちゃんを御開帳しても良いですよ、それと顎を引いて上目遣いでこちらを見て下さい、・・・あれ?顔が真っ赤ですよ?どうしました?」

 

 なるほど、勢い良く溶岩を吹き掛けると人間てあんな風になるんだ。グロいなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「なんで攻撃してくるんだよっ!」

 

クラーグ「何故、攻撃されんと考えるのじゃ?」

 

 実はクラーグ、誰も居ない棲みかで、あーとかうーとか、あ・あ・あとか発声練習をしていた。

 何をやっとるんじゃろうかとチラリと考えたが、言われっぱなしは気に食わなかった。

 一言言わねば気が済まん。

 

クラーグ「ここは我が棲みか、立ち去れぃっ!そもそも貴様は・・・」

 

不死人「わ、ハスキーボイス!お姉さんぴったりだ!」

 

クラーグ「は?」

 

不死人「ちょっと『もう仕方のない奴じゃのう』って言いながらおっぱいを両手で抱えてこちらに差し出してみて貰えませんか?『い、痛くするでないぞ・・・』って続けて下さい、あと、おっぱいをユサユサ揺らしながら『こんなことが楽しいのか?』と恥ずかしそうに言ってくだ・・・」

 

クラーグ「斬っ!」

 

 なるほど、炎の剣で人を脳天から真っ二つにするとあんな風になるんだ。

 発声練習をした意味は無かったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「分かりました、エロ方面はお気に召さないと」

 

クラーグ「貴様の存在がお気に召さぬのじゃ」

 

不死人「あら、嫌われちゃったかな?」

 

クラーグ「・・・嫌われない要素があったとでも?」

 

不死人「はぁ・・・それじゃあ、勝手に双眼鏡でおっぱいを見てますのでお姉さんも気にせずにいて下さい」

 

クラーグ「貴様、デーモンだからって何をしても良い訳ではないぞ?」

 

不死人「?」

 

クラーグ「普通の娘にはこんなこと言ったり、やったりせんじゃろうがっ!!」

 

不死人「やりますが?」

 

クラーグ「なお悪いわっ!!」

 

 

 なるほど、蜘蛛の足でも角度と速度が良ければ鎧を貫くことが出来るのじゃな。

 なかなか善き手応えじゃったわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラーグ「しばらく姿を見せんと思ったら、こんな隅っこでコソコソと・・・」

 

不死人「・・・100点満点!」

 

クラーグ「はぁ?」

 

不死人「余すとこなく観察させて貰いましたよ・・・えぇお姉さんの胸のおっぱいちゃん、いえ、揺れる美双丘を!!」

 

クラーグ「なっ!!」

 

不死人「ふ、お姉さん、完敗です、お姉さんのおっぱいに乾杯です!大きさはFカップでありながら奇跡の吊り鐘型!ツンと上向きのおっぱい、あ、ロケットおっぱいと僕は呼んでます。少しも垂れていないのは驚愕です、垂れ始めてもそれはそれで妖艶さは増しますがね。そしてお姉さんが歩く度にユサリユサリと動きますが、柔らかげでありながら弾力のあるブルンブルン感も見てとれました。ふふ、白めの肌色ですが炎に充てられてたまに上気していましたよ?桜色おっぱいでしたよ?そして感動の乳首ちゃんは・・・」

 

クラーグ「・・・とう」グチャリッ!

 

 なるほど、人の話は最後まで聞くべきじゃが、そうしなくても良いときもあるんじゃな。

 勉強になったわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「何故、乳首ちゃんの話をさせないっ!」

 

クラーグ「あ、すみません、気持ち悪かったもので」

 

不死人「あれ、話し方変わった?!」

 

クラーグ「申し訳ありませんが、そちらの御意見は参考にさせていただきますので」

 

不死人「あ、これ、参考にもする気がないやつだ、相手にされていないやつだ」

 

クラーグ「それではお引き取りを」

 

不死人「その話し方でフト思ったんだけど、白色ワイシャツとスーツ着て貰って良いですか?胸元は少しボタンを開け気味で。パツパツ感を出すためにはワンサイズ小さい方がいいのかな・・・?勿論ノーブラね。ワイシャツに水を吹き掛けて湿らせておきますね、うっすら透ける豊満ロケットおっぱい、良いですね。あ、乳首は起っきさせときましょうね。表情はハァハァして貰えますか?」

 

クラーグ「お帰りはこちらです」グチャリッ!!

 

 なるほど、色々なシチュエーションで楽しむ・・・いや、待て待て、違う違う、馬鹿に引っ張られとる。

 誠に道理の通じぬ馬鹿の一念恐るべし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「どうですか!今のローリング、紙一重ですよ?キュンとしました?」

 

クラーグ「ブンブン飛び回る蝿にキュンとくる程特別な性癖は持ち合わせとらんわい」

 

不死人「人を虫扱いしやがった!」

 

クラーグ「最近、チョコマカ逃げることを覚えおって・・・うっとおしい、フン!」ブンッ!

 

不死人「おっと・・・」ゴロゴロ

 

クラーグ「ちっ!」

 

不死人「ふふ、いいんですか?そんな大振りして」

 

クラーグ「なにっ!」

 

不死人「お姉さんの大きなおっぱい様がブルンブルン素敵に揺れて僕を誘ってますよ?恥ずかしいけど本当は僕に見て欲しいんでしょ?分かります」

 

クラーグ「・・・」ドブルンッ

 

不死人「わーっ!敢えておっぱいを晒した?!」

 

クラーグ「おりゃあっ!」

 

 なるほど、こやつは胸を晒すと硬直して攻撃を叩き込み放題になるのじゃな。

 今のは気持ち良かったの。

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「そろそろ、触ってみても良いですか?」

 

クラーグ「死ねっ!」ブオッ

 

不死人「おっと」ゴロゴロ

 

クラーグ「ちっ、避けるな」

 

不死人「いや、流石に溶岩は熱いので・・・少し提案があるのですが」

 

クラーグ「なんじゃい」

 

不死人「僕がここを通る度にお姉さんにソウルを払って、お姉さんは僕におっぱいを使った御奉仕をおこなうという営業形態はどうでしょうか!」

 

クラーグ「は?」

 

不死人「本番無しで、まぁ、そこはお互いの努力ということで・・・僕はハッピーお姉さんもハッピーなハッピーハウスです!」

 

クラーグ「人ん家を如何わしい店にするなっ!」ブンッブンッ

 

不死人「ひえっ!」

 

 なるほど、馬鹿は馬鹿なりに馬鹿馬鹿しいことを考えるもんじゃな。

 しかし、こやつは我が、いらっしゃいませーとか言い出したらどの様な顔をするのかのぉ。

 くくく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラーグ「くっ!」

 

不死人「わっ、危ないっ!ごめんなさい!」

 

クラーグ「・・・戦いの最中に謝るでないわい」

 

不死人「うわー、もう少しでおっぱいに傷をつけるところでした」

 

クラーグ「フン、そんな緩い攻撃など当たるものか」

 

不死人「・・・最近、色々な場所に回って結構経験積めてるんですよ」

 

クラーグ「ほう、武者修行かの」

 

不死人「ええ、剣筋が早くなってるでしょ?」

 

クラーグ「ふん、大して変わっとらんわい、我に抗おうと必死じゃの・・・」

 

不死人「そんなものですね・・・あ、大丈夫です、今のところお姉さんのおっぱいを超えるおっぱいには出会ってませんから安心して下さい、あ、見ます?僕の出会ったおっぱいノート」

 

クラーグ「なんの修行をしとるんじやっ!」ブンッ

 

不死人「うおっと!」カキンッ!

 

クラーグ「さっさと他の所に行ってしまえ」

 

不死人「ふ、嫉妬ですか?お姉さん」

 

クラーグ「・・・」

 

不死人「わー、生ゴミを見る目だ、お姉さんの気持ちが良く分かるなぁ」

 

クラーグ「分かって貰えて嬉しいのぉ」

 

 なるほど、最近、手こずると思ったらそんなことをしておったのか。馬鹿は放っておくと何をするか分からんのぉ。

 それにしてもおっぱいノートって・・・

 我の事はどの様に書かれておるのかの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 正直、うっとおしいよ。

 めんどくさかったよ。

 何せ、何をどう言っても、何度ぶちのめしても、何度も何度も何度も何度も現れるのじゃから。

 いい加減にしてくれと思った。

 良い加減を知れと思った。

 

 そう思うじゃろ?

 

 殺して死んでいた心が、バキバキと音を立てて軋まされたわい。

 

 我は貴様とは、はしゃげぬ人外の畜生化物じゃ。

 貴様と楽しい時間を過ごす事など許されぬ者じゃ、いや物じゃ。

 少しづつではあるが貴様の剣の腕が上がっていくのを実は嬉しく思っておったなどと言える立場ではない。

 

 だからの、貴様。

 

 我の胸元を貫く刀を呆然と見つめるな。

 そんな苦しげな声を紡ぐな。

 

 我は本気で貴様を殺そうとしておったよ。殺した心を更に押さえ込んで圧殺しての。

 一方で何度も何度も何度も何度も刃を重ねる内に次第に殺し合いながらの会話が長引いて、貴様の腕の上達ぶりを頼もしくも思っとったよ。

 嘘ではなく本当にの、こんな気持ちをなんと言えば良いのか、我は知らん。

 殺し愛。かの?

 

 だからの、貴様。

 

 悲しげに我の頬に手を伸ばすな、貴様の執着は我の胸ではなかったかの?100点満点なんじゃろ?今なら触り放題じゃのに、チキンじゃのう。

 まぁ、貴様に頬を優しく撫でられるのも悪くはない。

 

 何を泣く・・・。

 不死人の戦士の癖に。

 

 いや、我もデーモンの癖に。

 涙が止まらんわい。

 嫌な気持ちではないぞ。

 ふふ、涙を拭ってくれるのか?

 

 だから、我もそっと貴様の涙を指で掬ってやろう。

 ほれ、泣くな、進め。

 貴様が悔やまぬよう微笑んでもやろう。

 ほれ、泣くな、進め。

 

 この先にはのぉ、我のいけ好かない妹がおる。

 まあ、貴様好みではないかも知れんが、胸の残念な娘だが、大切な妹なんじゃ。

 貴様なら色々と面倒を見てくれるのじゃろう?

 多分。

 ほれ、泣くな、進め。

 

 

 体が、蜘蛛の、デーモンの体が、白く、溶けて崩れていくのぉ・・・

 

 貴様。

 

 馬鹿なりに進め。

 ではの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 我の、デーモンとなったクラーグの話はここまでじゃ。次の不死人の話を待つが良いぞ?待っても何も出んぞ?

 

 お前に人としての心があるなら、この話はここで終いにしておくれ。お前にも人の心はあるじゃろう?な?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうか、そうか、お前には人の心が無いのじゃな?

 ろくでなしじゃのう、人の嫌がることはするなと教わらんかったかの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして『混沌の刃』へ。

 

 

 

 

 

 

 

 え、なにこれ。あれ?

 

 ちょっと待って待って?え?え?え?

 

 我の魂を宿した?居合い刀に?は?なにそれ?誰が許可したんじゃ。

 

 あれ?妹?我が妹?

 

 なんで?仲良くなったの?いや、それは良いことなんだけど・・え、楽しそうにしとるの?

 

 え、なんで、妹の小さいおっぱいを揉んだりするの?なんでも良かったのかの?

 

 あれ?何か納得がいかんの?

 

 は?好き嫌いするな?馬鹿妹が何を偉そうに言っとるのじゃ?こんな奴じゃったか?え?なにこいつ。

 貴様もデレデレしてる?変わり無い?いや、我にしつこく絡んできとったのではないのか?

 

 

 

 

混沌の刃 ガタガタ!カタカタカタカタ!!

 

 

 

 

 

 




クラーグ姉さんの話でした。

クラーグ姉さんは、デーモンの楔を不死人が入手出来ないので強化して貰えずご機嫌斜めです。

色々な所を不死人と行けるのはご機嫌です。

その内、実体化してやろうと頑張っていますがなんともなりません。
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