ダークソウル あれ?     作:BANG(いつか帰るところ)

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不死人の新たな邂逅。

蜘蛛姫姉妹の物語は加速する。


ダークソウル 師弟編

ダークソウル 師弟編

 

 

 不死人は蜘蛛姫のいる棲みかに向かう道中、不意に気が付く。毒沼をズボズボ歩きながら気付く。

 

不死人「あれ?僕ってこのエリア探索してなくない?」

 

 少し考えてみよう。

 不死人は記憶を辿る。

 不死人の頭の中はすぐにクラーグのおっぱいの記憶と思い出で満たされる。

 

不死人「あれは素晴らしかった・・・」

 

混沌の刃 カタッ?

 

 急に感慨深げに呟く不死人に混沌の刃が不思議そうに震え鳴る。

 不死人はクラーグのおっぱいが如何に素晴らしかったか力説を始めようとしたが、混沌の刃を使用する度に受ける自傷ダメージが跳ね上がりそうな予感がしたので口をつぐむ。

 

 ふ、僕も色々と学んできたってことかな?

 

 しかし、やっぱり、この辺りを探索した記憶がない。

 ちっぱい姫と出会った後もここら辺を探索した覚えはないや。

 

 

 それもそのはず、不死人はクラーグの棲みかまで一直線に向かい続けていたからである。当時はクラーグの美乳を愛でるだけが目的だったから。

 

 え?他に寄る意味とかあんの?あのおっぱいプルンプルンでエロいお姉さんを超えるイベントとか発生するの?と考えて脇目などふらず一直線であった。

 蜘蛛姫と知り合ってからも、あの娘と遊ぶため来ていたので寄り道する必要がなかった。

 

 

 うーん、と不死人は考える。

 最近、混沌の刃を使い込んで修行しているけど丁度良いかもしれない。

 好き好んで歩き回りたいエリアではないけど、何か良いものが有るかもしれない。

 もしかしたら、ボインちゃんが付き合って下さい、ずっと前から好きでしたと頬を染めながら言ってくるかも知れない。

 デーモンに襲われるお姫様を助けたら、抱いてとお願いされるかもしれない。

 天から女の子が降ってくるかもしれない。

 新しい飛行艇の設計主任が可愛い女の子かも知れない。それでスゲーなつかれるの。

 

 不死人は彼女がいないにも関わらず、バレンタインの日にウキウキしてしまう男性諸氏の気分になっていた。

 貴兄、思い当たる事はないか?

 

 

不死人「よーし!いっちょう回ってみようか、鬼が出るか蛇が出るかだ、いくぜ!」チャキン

 

混沌の刃 カキン!

 

 意気揚々と刀を振りかざす不死人に混沌の刃が鍔を鳴らして応える。

 不死人の心、混沌の刃知らず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてこの探索が物語の歯車を加速させる人物との邂逅をもたらす。

 

 そう、この蜘蛛姫がいるエリア近くに身を潜め、隠匿し続ける人物である。

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「・・・」

 

恥女「フシュー、フシュー」

 

不死人「・・・」

 

恥女「フシュー、フシュー」

 

不死人「・・・」

 

 そして不死人はずた袋を被った乳と尻をボロ切れで隠す?隠せているのか?恥女と邂逅する。

 しかも恥女は人の背丈ほどある血塗れ錆び錆びの肉切り包丁と木屑を纏めた盾を持っていた。

 

 違う人物との邂逅を想像した方もいるかもしれない。

 

 クラーグの棲みか付近にいる。長女的な人物を思い浮かべた方もいるかもしれない。

 

 

不死人「予想を軽く越えやがったっ!!」

 

恥女「!」ビクッ

 

不死人「なんで恥女なんだよっ!」

 

恥女「・・・チジョ、チガウ。」

 

不死人「喋った?!」

 

恥女「アヤマレ」

 

不死人「いや、乳とケツをほぼ丸出しにして徘徊してれば恥女呼ばわりも仕方がないよ?」

 

恥女「ナルホド」

 

不死人「あ、恥女が納得した」

 

 不死人は改めて恥女を見る。なるほどなかなかの我が儘ボディさんである。が、ちっとも嬉しくないのはどうしてだろう?

 

 いや、小汚ない布袋を被ったボロ切れ女では、なんというか、こう、どこかの現住民族(裸族)の姿を見たのに等しい。

 

 エロメーターがピクリともしやがらねぇ。

 それにしても血塗れの肉切り包丁とは・・・

 不死人は深くため息をつく。

 

 

 

恥女「ナマエ、ミルドレッド、チジョ、チガウ」

 

不死人「はぁ・・・ミルドレッドさんですか・・・何だろう、この全く何も安心出来ない感じは・・・」

 

ミルドレッド「アンシン、シテ」

 

不死人「いえ、目の前にズタ袋を被って血塗れの包丁を持つカタコトの輩がいるんですよ?」

 

ミルドレッド「ダイジョウブ、ホカノヒト、『人食いミルドレッド』ト、ヨブ、アンシン」

 

不死人「その通り名、不安感しかねぇよっ!!」

 

ミルドレッド「オヤオヤ」

 

不死人「えっ?僕、襲われちゃうの?バトル?」

 

ミルドレッド「ノンノン」

 

不死人「本当かよ・・・?」

 

ミルドレッド「バスト、ヒップ、ダイスキ?オソワレタイ?」

 

不死人「いえ、泥沼に良質なシュークリームを落として踏んだ様な残念な気持ちで一杯です。」

 

ミルドレッド「ゴマカシテル、ハズカシガッテル」

 

不死人「よし!掛かって来い、相手になってやる」

 

ミルドレッド「コウカイ、スルヨ?」

 

不死人「うん、出会った所から後悔しかないよ・・・」

 

ミルドレッド「ツンデレ?」

 

不死人「もう何を言っても駄目な事が分かりました・・・はぁ・・・で、何か御用があるのですか?」

 

ミルドレッド「ワタシ、アナタニ、ケン、オシエル」

 

不死人「あーそうですかそれはおつかれさまですそれではしつれいします」

 

ミルドレッド「ツヨクナルヨ?」

 

不死人「いや、デカイ包丁構えた奴から学ぶことはねーよ、だいたいズタ袋被ってボロ切れ着てる奴とここまで話している自分にビックリだよ・・・」

 

ミルドレッド「デハ、シュギョウ、ハジメルヨ」

 

不死人「ごめんなさい、本当に意味が分かりません」

 

ミルドレッド「イクヨ」スチャ

 

不死人「えー」

 

 

 馬鹿みたいな格好はしていても同じ世界の住人、不死人はミルドレッドを舐めちゃいない。

 

 訳が分からないが。

 

 ミルドレッドが構えた瞬間から不死人は、ミルドレッドのたくましい腕を見て、一撃を混沌の刃で流し避けられるよう身構えた。

 ミルドレッドの体勢が崩せれば一撃を入れて逃げよう、そう決意した。

 

 次の瞬間、不死人は混沌の刃の切っ先をそっと下方に向けられ肉切り包丁を首筋に突き付けられていた。

 

不死人「・・・え」

 

 ミルドレッドの肉切り包丁を握る拳がピクリとした瞬間までは見えていた。

 いつの間にか刀を握る不死人の腕が下に向けられ、顎を上向きに上げられて、肉切り包丁に首の皮1枚を裂かれていた。

 

 不死人、全く認識できず。

 

ミルドレッド「ゼンゼン、ダメ」

 

不死人「ええーっ!!」

 

ミルドレッド「ヨワスギ」

 

不死人「ま、まじかっ!?」

 

ミルドレッド「シュギョウ、スル?」

 

不死人「ち、ちょっと待って、え?!真面目にか?!ショックだ!!僕そんなに弱かったっけっ?」

 

ミルドレッド「シュギョウ、スル?」

 

不死人「・・・」

 

ミルドレッド「・・・」

 

不死人「・・・」

 

ミルドレッド「ホラ、オッパイ」バインバイン

 

不死人「そんな身体を揺すられても・・・あぁ揺れてるなぁ位の感想しか出てきません」

 

ミルドレッド「・・・」

 

不死人「・・・」

 

ミルドレッド「チラリ」

 

不死人「そんなボロ切れ捲られても・・・」

 

ミルドレッド「・・・」

 

不死人「・・・」

 

ミルドレッド「シュギョウ、スルヨ?」

 

不死人「・・・」

 

ミルドレッド「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不死人「あ、この人、ミルドレッドさん」

 

ミルドレッド「オッス、オラ、ミルドレッド」

 

蜘蛛姫「凄いの紹介された!」

 

不死人「僕の剣の師匠」

 

蜘蛛姫「凄いこと言われた!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という訳でミルドレッドさんでした。

蜘蛛姫姉妹の物語は加速せず、ブレーキをかけられました。

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